2011年09月15日 09:00

ネットで話題となった、四半世紀後のチェルノブイリ紀行が待望の書籍化。『ゴーストタウン チェルノブイリを走る』(エレナ・ウラジーミロヴナ・フィラトワ著/ 池田紫訳/集英社刊)が9月16日に発売!

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四半世紀後のチェルノブイリの汚染地帯の実相を写真と文で伝えたエレナ・ウラジーミロヴナ・フィラトワのウェブサイト、elenafilatova.com。このウェブサイトは世界的な反響を呼び、現在10数カ国語で翻訳公開されており、本書は日本語版の一部を書籍化したものです。

「チェルノブイリの原子炉から
250キロメートル圏内では、
2000を超える街や村が消えた。
毎年ここに来る度に、
朽ちていくものが増えていく」

 1986年の事故から四半世紀後のチェルノブイリの世界。放射性物質による汚染の末に無人となり、時間が消えた大地をモーターサイクリストにして写真家のエレナ・ウラジーミロヴナ・フィラトワが走破する。本書は、廃墟に残るかつての暮らしの気配を辿り、人工物を無造作に覆いつくしていく自然、そして原子力災害の現実を静かに表現した詩的文明批評である。
【目次】
はじめに /第一章 ゴーストタウン /第二章 オオカミの大地 /第三章 二〇〇七年春 /第四章 冥王の国(プルート・レルム) / 訳者あとがき /関連年表
『ゴーストタウン チェルノブイリを走る』
著者 エレナ・ウラジーミロヴナ・フィラトワ
訳者 池田紫(いけだ ゆかり)
定価1260円(税込)
ISBN 978-4-08-720575-6 
http://shinsho.shueisha.co.jp/
【著者プロフィール】 エレナ・ウラジーミロヴナ・フィラトワ
1974年ウクライナ、キエフ生まれ。モーターサイクリスト。写真
家。チェルノブイリの証人として撮影を続けている。
elenafilatova.com

【訳者プロフィール】池田紫
1975年神奈川県生まれ。慶應義塾大学にて博士号を取得。エレ
ナ・ウラジーミロヴナ・フィラトワのウェブサイトの邦訳を行なう。
http://www.geocities.jp/elena_ride/

PHOTOGRAPH (C)Elena Vladimirovna Filatova

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会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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