2009年04月23日 09:00

Codexis Pharmaceuticals日本市場参入

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Codexis社、CodexTM生体触媒パネルを日本にて発売

2009年(4月22日)、カリフォルニア州レッドウッドシティ――Codexis社は本日、CodexTM生体触媒パネルの発売により日本の医薬品市場に参入することを発表しました。CodexTMパネルは生産性の向上とコストの低減とを目的とした製薬企業向けの製品で、その基礎となった同社独自の受注生産型生体触媒は製造工程の短縮、コスト削減、クリーン化を支援し、それによりヒト用治療薬の生産を促進するものです。

Codexis Pharmaceuticals社上席副社長Peter Seufer-Wasserthal博士は次のように述べています。

「日本は世界有数の医薬品市場です。そして、酵素進化にもとづく当社の生産性向上技術の導入はCodexisの世界的成長戦略の重要な一部分を占めています。CodexTMパネルは2007年の発売以来ご愛顧いただいているもので、目的物質をキログラム単位で得るまでの期間を数週間から長くても数か月にまで縮めています。この大幅な開発期間の短縮によって、医薬品の開発に伴うコストは長期にわたって抑えられることになります。2007年4月にMerck社が世界で初めてこれらのパネルを採用したのですが、彼らのプロセス研究担当者たちはいま、Codexisの生体触媒技術を普段から愛用しています。」

生体触媒は製造工程に伴う環境への影響とコストとを抑えながら光学純度の高い化学物質を得ることを可能にするもので、特定の工程ではすでに化学触媒の代替として利用されています。Codexis社の各種パネルは主要な酵素を網羅しており、製薬産業で一般的に用いられる化学物質の多くはこれらの利用により製造することができます。
診断用酵素パネルセットの形態は96ウェルプレートという使いやすいもので、ヒト用治療薬の製造に求められる有効成分や中間体を得る過程に含まれる重要工程に利用できる生体触媒溶液があるかどうかをこれにより効率的に確認することができます。この確認の後、パネルデータをもとに、Codexis社の顧客である製薬企業が製造しようとする医薬品に最適な生体触媒とそれを利用する製造工程とを迅速に開発します。

Codexis社はクリーン・テクノロジーのサプライヤーとして、酵素や微生物といった工業用生体触媒の開発を行なっています。エネルギー産業においては食品に代わる次世代のバイオ燃料の実現に、そして製薬産業においてはヒト用治療薬の製造工程の費用対効果を向上させることを目的として、同社の技術が利用されています。今後は炭酸ガスの排出管理、水の浄化、化学物質の製造などにも対応分野が広げられる予定です。同社の詳しい情報につきましてはウェブサイト(www.codexis.com)をご覧ください。

お問い合わせ先:Lyn Christenson lyn.christenson@codexis.com +1-650-421-8144
日本国内のお問い合わせ先:Will Jasprizza will.jasprizza@intralink-jp.com 03-5579-9278

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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会社概要

商号
Codexis Inc(コデクシス・インク)
代表者
Alan Shaw(アラン ショー)
所在地
〒-
200 Penobscot DriveRedwood City, CA 94063 
TEL
1.650.421.8100
業種
エネルギー、資源
上場先
未上場
会社HP
http://www.codexis.com/
IR情報
http://www.codexis.com/wt/page/investors

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