2015年06月17日 15:30

アジアにおける夏バテを防ぐ食べ物調査【2015年6月】~検索数から見えてくる各国・地域の趣向~

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2014年は訪日外国人が1341万人を突破し、2015年もその数は増加の傾向にあると予測されています。各業界において、海外の人々がどのような事柄に興味があるのか、インバウンド対策が急務となっています。アウンコンサルティングでは、来る2015年7月24日の土用の丑の日に合わせて、アジアを対象に「夏バテに効く」「食べ物」の視点から、各国・地域ではどのように趣向が違うのか、検索数を基に調査いたしました。

■日本の夏バテに効く食べ物といえば「うなぎ」
 2015年夏の土用の丑の日は、7月24日、8月5日となっています。アウンコンサルティングでは、昨年もアジアにおける夏バテに効く食べ物に関する調査を行いましたが、土用の丑の日である7月は「うなぎ」の検索キーワード数は急激に伸びていました。
(参考:https://www.auncon.co.jp/corporate/2014/0715.html
 そして今回の調査では、2013年6月から2015年4月における「うなぎ」、「うな重」、「蒲焼」の検索数を調査いたしました。いずれのキーワードでも、夏の土用の丑の日である7月に検索数は急増していることが分かります。2014年6月12日、国際自然保護連合はニホンウナギを「レッドリスト」に載せ、絶滅危惧種であると指定しました。この決定により、うなぎの価格が上昇し、他の魚でも代用されていますが、日本の多くの人々にとって、土用の丑の日といえば「うなぎ」という慣習は変わらないことが、今回の結果から見えてきました。
■台湾・香港の夏バテに効く食べ物の違い
 中華圏では、仙草やゴーヤ、茄子、ヘチマなどの野菜が夏バテに効く食べ物と言われています。その中でも、煎じて飲むと夏バテに効果があると言われているシソ科の植物「仙草」、栄養が豊富な「ゴーヤ(現地語で苦瓜)」の検索数を台湾と香港で比較いたしました。
※台湾と香港ではインターネット人口に差があるため、台湾の検索数を基準とし、香港の検索数データは検索数に係数(台湾のインターネット人口/香港のインターネット人口)を掛け、算出しています。
<仙草>
 仙草は煎じて飲む他にも、ゼリー状のデザートとして主に中華圏で食されており、人気を博しています。キーワード「仙草」は、台湾での検索数が多く、台湾において好まれている食べ物だということが伺えます。また、日本の「うなぎ」「うな重」「蒲焼」の検索数増加時期と同様、7月に大きく伸び、多くの台湾の人々が夏バテ防止のために仙草を考えていることが伺えます。
<ゴーヤ(苦瓜)>
 キーワード「ゴーヤ」の検索数は、台湾に比べ香港が圧倒的に多く、台湾・香港共に、気温が上がりはじめる4月から検索数は増加傾向にあります。ゴーヤもまた、暑い時期に効く食べ物として考えられていることが伺えます。
 以上2つの結果から、夏バテに効く食べ物として、台湾では「仙草」、香港では「ゴーヤ」が一般的であることが考えられます。
■タイ・シンガポールの食べ物の趣向
1年を通して高温多湿な東南アジアですが、各国で雨季・乾季があり、その気温は若干異なります。東南アジアの人々にとって、夏バテに効く食べ物とされているのがフルーツです。温暖な気候の東南アジアで多く収穫さるフルーツは、水分補給のためにも、多くの人々によく食されています。その中でも、フルーツの女王と呼ばれ滋養強壮が強いマンゴスチンについて、タイ・シンガポールの趣向の違いを調査いたしました。
タイ・シンガポール共に「マンゴスチン」の検索数は同等程度であり、また、マンゴスチンが美味しい時期とされている6月、7月、8月は両国共に検索数が増加し、趣向が近いことが考えられます。
※タイとシンガポールではインターネット人口に差があるため、タイの検索数を基準とし、シンガポールの検索数データは、検索数に係数(タイのインターネット人口/シンガポールのインターネット人口)を掛け、算出しています。
【調査主旨】 
アジアにおける夏バテを防ぐ食べ物調査【2015年6月】
【調査要綱】
・対象の国と地域:日本、台湾、香港、タイ、シンガポール
・調査方法:Google提供のツールであるキーワードプランナーを基に、検索数を抽出。
・調査日:2015年6月5日
・調査対象時期:2013年6月~2015年4月
・プレスリリース本文中に出てくる各社サービス名称は、各社の登録商標または商標です。
・本プレスリリースをご掲載される場合、『アウンコンサルティング調べ』とご記載の上、弊社までご連絡をお願いいたします。
【直近の調査記事】
http://www.globalmarketingchannel.com/press/index.php?year=2014&type=
アウンコンサルティング株式会社
[事業内容] 
東京、沖縄、台湾、香港、タイ、シンガポール、韓国のアジア7拠点で、SEO、PPC(リスティング広告)、ソーシャルメディア、リサーチなどのグローバルマーケティング事業を展開
[設立]   1998年6月8日
[本社]   東京都文京区後楽1-1-7 グラスシティ後楽2F
[代表者] 代表取締役 信太明
[資本金]  341,136千円 (2015年2月末現在) 
[URL]  http://www.auncon.co.jp
[沿革] 1998年6月 千葉県松戸市で設立 
1998年9月 福島県福島市へ本社移転 
1999年10月 SEOコンサルティングを開始 
2001年1月 東京営業所を東京都文京区に開設 
2002年11月 PPC(リスティング)広告を販売開始 
2002年4月 東京都文京区に本社移転
2005年11月 東京証券取引所マザーズ市場上場
2006年12月 沖縄支店を沖縄県那覇市に開設 
2008年4月 タイ・バンコクに現地法人設立 
2010年6月 台湾・台北に現地法人設立 
2010年9月 香港、韓国・ソウルに現地法人設立 
2010年11月 シンガポールに現地法人設立 
[プレスリリースに関するお問合せ] 
広報担当 千代田 TEL:03-5803-2739 /MAIL:pr@auncon.co.jp(ただし、@は半角)

■Google「モバイルフレンドリー」無料診断キャンペーン 実施中
2015年4月21日、Googleは検索アルゴリズムのモバイルフレンドリーアップデートを実施いたしました。また、Bingも数カ月以内にモバイルフレンドリーアップデート行うことを発表しており、Webプロモーションにおいてモバイルフレンドリー対策は急務です。
アウンコンサルティングでは、Webマーケティングを行うにあたり大変重要な【Googleモバイルフレンドリー対応】における、Web診断を行うキャンペーンを無料で行っております。
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<料金体系>
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なお、診断結果および改善課題レポートにもとづく対応戦術のご提案およびその実装についても、別途有償にて承ります。(※都度見積り)

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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