2016年05月17日 10:00

なぜ漢方薬は効くのか?!漢方を科学的に解説。集英社新書『西洋医学が解明した「痛み」が治せる漢方』(著:井齋偉矢)、5月17日(火)発売!

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日本国内で出されている処方せん総数のうちで、漢方薬が占める割合はわずか2%程度である。その理由は「科学的根拠が不明確」というものだ。しかし、漢方薬も西洋薬と同じように科学的なエビデンスに基づく処方が可能である。著者はそれを「サイエンス漢方処方」と名づけ、薬剤としての特性や有効性を現代薬理学に拠って解説する。

本書では、多くの現代人の悩みである「痛み」に特化し、腰痛や頭痛、歯痛など、様々な痛みの症状別に処方を紹介する。

【主な内容】
・なぜ漢方薬は冷遇されてきたか
・漢方薬が民間薬やハーブ療法と大きく異なる点
・1種類の化合物が一定量以上含まれているのが西洋薬の原則
・漢方薬は少量の化合物の集合体なのに効果を発揮
・本当に「薬は効く」のか
・西洋薬は決して万能ではない
・漢方薬は身体のシステムの変調である「病態」をターゲットにしている
・漢方薬を西洋薬と同じサイエンスの土俵に上げる
・漢方薬は速効性のある薬
・従来の漢方処方との最大の違い
・漢方薬は「免疫賦活薬・抗炎症薬」
・漢方薬は「微小循環改善薬」
・漢方薬は「水分布異常改善薬」
・漢方薬は「熱産生薬」
・急性の痛みと慢性の痛みはまったく性質が異なる
・どうして慢性疼痛には痛み止めが効かないのか
・痛みに対する漢方的アプローチ


集英社新書『西洋医学が解明した「痛み」が治せる漢方』
[著者] 井齋偉矢(いさい・ひでや)
[発売日] 2016年5月17日(火)
[定価] 本体720円+税
[ISBN] 978-4-08-720832-0
[WEBサイト] http://shinsho.shueisha.co.jp/
【目次】
はじめに
第1章 漢方薬の薬剤としての正統性
第2章 漢方薬と西洋薬は構造と作用が違う
第3章 「サイエンス漢方処方」とは何か
第4章 痛みと鎮痛薬の正体
第5章 漢方薬を使った痛み治療の実際
第6章 ここが知りたい漢方薬 Q&A
おわりに
主な参考文献
巻末資料 サイエンス漢方処方に賛同する医師リスト


【著者プロフィール】
1950年、北海道生まれ。北海道大学医学部卒業後、同大学医学部第一外科に入局。専門は消化器外科、肝臓移植外科で日本外科学会認定登録医。1988年から3年間オーストラリアで肝臓移植の臨床に携わる。帰国後独学で漢方治療を本格的に始める。日本東洋医学会認定専門医・指導医。2012年にサイエンス漢方処方研究会を設立し理事長を務める。医療法人静仁会静仁会静内病院(総合診療科)院長。



【問い合わせ先】 集英社広報部 電話03-3230-6314

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会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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