2016年07月19日 11:00

インフォア、新たにH&L Digital部門を設立

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

デザイン性の高い業界特化型ビジネスアプリケーションをクラウド上で展開する米インフォアは、エンドツーエンドにデジタルクラウドソリューションを提供する新しい部門として、「H&L Digital」を新たに設立したことを発表します。

インフォア、新たにH&L Digital部門を設立
~エンドツーエンドなデジタルトラスフォーメーション・ソリューションとして
ソフトウェア、分析ツール、戦略決定の支援をDigital as a Service(DaaS)として提供~
デザイン性の高い業界特化型ビジネスアプリケーションをクラウド上で展開する米インフォアは、エンドツーエンドにデジタルクラウドソリューションを提供する新しい部門として、「H&L Digital」を新たに設立したことを発表します。この部門は、インフォアの既存ソフトウェアやプラットフォームとともに、新たな可能性の実現や収益源の創造、IPの差別化といったソリューションをデジタルサービスとして提供するもので、お客様のビジネスのさらなる発展を支援します。インフォアのH&L Digital部門の統括には、最高クリエイティブ責任者(CCO)であるMarc Scibelli(マーク・サイベリ)を任命しました。

 インフォアが2012年に設立した社内のクリエイティブエージェンシーであるHook & Loopは、インフォアのお客様にとって意味のある体験を創造することに特化した社内向けの組織でした。H&L Digital は、このHook & Loopを外部向けに拡張した組織です。Hook & Loopと同様のアプローチを取りながら、インフォアのお客様がその顧客に対して、他とは異なる体験を提供できるようにデジタルワークショップやハッカソンを開催します。

 インフォア、最高経営責任者(CEO)のCharles Phillips(チャールズ・フィリップス)は、次のように述べています。「多くのコンサルティングファームや広告代理店のクライアントが、デジタルトランスフォーメーションにおける業務上の課題を解決するための支援を求めています。しかし、実際に変化を起こすための基盤となるテクノロジーを持っていないため、プロジェクトが長期化し、行き詰まり、期待に応えられないという状況に陥っています。インフォアがH&L Digitalを立ち上げたことによって、クラウドベースの業界アプリケーションから動的なデータ重視のインサイト、最先端のユーザーエクスペリエンスの設計、サプライチェ―ンネットワークの接続といったすべての要素をエンドツーエンドに提供することができるようになります。」

 インフォアは、業務を改善し、お客様の顧客や社員へ新しい体験を提供できるように、外部へ以下の3つの柱からなるデジタル変革サービスを提供します。
● ソフトウェアとプラットフォーム - トランスフォーメーションプログラムのコアとなるクラウドアプリケーションとして、ERPや企業設備資産管理(EAM)、人材管理(HCM)、サプライチェーンマネジメント(SCE)、コンフィグレーション/価格/見積管理(CPQ)の他に、これらを統合しデータをパブリッシュすることが可能なInfor ION(R)による 標準ベースのミドルウェアを提供します。
● データとその分析 - 核となるアプリケーションの上に位置するレイヤーとして、API管理、Infor Dynamic Science Labsのインサイト、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の柔軟なコンピューティング能力を提供します。
● H&L Digital-対象としている年齢層に応じた、より効果的にインパクトを与えるビジネス手法やデータ重視の手法を用いて、より優れた体験やサービス、商品を提供できるように業務を見直します。
インフォアでH&L Digitalを統括するマーク・サイベリは、次のように述べています。「デジタルプラットフォームやネットワークの出現は、人々の働き方やコミュニケーション、販売方法に劇的な変化をもたらす大きなきっかけとなりました。H&L Digital は、インフォアのお客様がビジネスを差別化し、強いデジタルエコシステムの構築により顧客とのリレーションを維持できるような、新たなクラウドソリューションの創造を支援します。」

 Infor Digital as a Service の主な内容は以下の通りです:
● 戦略決定 - H&L Digital は、インタラクティブなワークショップから得たインサイトをもとに、お客様のビジネスやブランドに合ったデジタル戦略を立案します。まずはデジタルエコシステムを定義することから始まり、すぐに成果のでるプロトタイプを作成します。開発チームがお客様のIT部門をコラボレーションしながら、既存のアーキテクチャとのギャップを分析し、導入ロードマップを作成します。
● 設計 - H&L Digitalは、お客様が顧客向けにどのような体験を提供したいかにフォーカスして設計をします。エンドユーザーがそれぞれの業務目標を達成するために、あらゆる環境でシームレスに作業できるようなデザイン性の高い、直感的で使いやすい体験を創造することで、その先にいる顧客とのやり取りやコラボレーションの方法を変革できるよう支援します。
● 組み合わせ - H&L Digital は、バラバラになっている商品やサービス、既存のテクノロジーを無駄にすることなく、デジタルエコシステムを強化するために活用し、プロジェクトを早期に完了するために必要な統合や導入可能な製品を特定するためのギャップ分析を行います。
● 実行 - H&L Digital は、企業に特化したテクノロジーソリューションをSaaSサービスとして管理し、継続的な進化、サポート、保守サービスを提供します。

 CxO Talkの創業者兼業界アナリストであるMichael Krigsman(マイケル・クリズマン)氏は、次のように述べています。
「デジタルトランスフォーメーションやユーザー体験を競争力とするためにH&L Digital に戦略的に投資したことで、インフォアは新たな進化を遂げました。インフォアはこれまでもソフトウェアを利用しているユーザー企業にデジタル戦略についてアドバイスしてきましたが、今回の新たな組織は、デジタルトランスフォーメーションにさらにコミットする組織です。H&L Digital によって、インフォアのユーザー企業は顧客とのリレーションを深めるために、インフォアのプラットフォームをより活用できるようになります。」

H&L Digitalによるデジタルトランスフォーメーション支援の方法について、詳しくはこちらのサイト(http://manufacturing.infor.digital/)のケーススタディをご覧ください。


※当リリースは2016年7月11日に米国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています。
< http://www.infor.com/company/news/pressroom/pressreleases/hnl-digital/ >

■インフォア、インフォアジャパンについて:
 インフォアは、その機能を究極まで追求し、業界特化型インサイトを科学的なアプローチで分析し、優れたデザイン性の美しいアプリケーションとしてクラウドで提供しています。13,000人を超える社員が、200か所以上の国や地域のお客様を支援し、ヘルスケア業界や製造業、ファッション、卸・流通、宿泊・娯楽、小売、公共部門を含む業界のクリティカルなプロセスを自動化しています。インフォアのソフトウェアには、あらかじめ業界に特化した専門的機能が組み込まれているため、コスト高なカスタマイズの必要性はありません。インフォアが本社を置くニューヨーク市には、マンハッタン最大のクリエイティブエージェンシーのひとつであるHook & Loopがあり、アプリケーションを使うのが楽しくなるようなユーザーエクスペリエンスの開発にフォーカスしています。インフォアは、主にアマゾン・ウェブ・サービスの提供するクラウド・オープンソースプラットフォーム上でアプリケーションをクラウド提供しています。さらに詳しくは< www.infor.jp >をご覧ください。
 インフォアジャパンは、米国インフォアの日本法人として、各種エンタープライズ・ソリューションの販売、導入、コンサルティングを行っています。詳しくは< www.infor.jp >をご覧ください。

以下はインフォアの代表的なお客様の例です:
・航空宇宙産業上位20社のうち18社
・大手ハイテク企業10社のうち10社
・製薬会社上位10社のうち10社
・米国医療提供ネットワーク上位25機関のうち21機関
・米国最大都市20のうち18都市
・自動車部品サプライヤ上位20社のうち20社
・流通企業上位20社のうち17社
・グローバル小売企業上位20社のうち15社
・ビール会社上位5社のうち4社
・グローバル銀行上位30行のうち21行
・世界的ホテルブランド上位10社のうち6社
・グローバル高級ブランド企業上位10社のうち6社

                # # #

 本プレスリリースには、将来に対するインフォアの製品やサービスに関する記述が含まれており、予告なく変更される可能性があります。本リリースはお客様への対応を約束するものではなく、何らかの決定を行う際にこの文書を根拠とすることはできません。「考える」、「可能性がある」、「意図する」、「予想する」、「期待する」、「計画する」、「予測する」、「予定がある」あるいはこれらに類似する表現を伴う記載があったとしても、それらは単なる予測であり、インフォアはアップグレードや強化、製品やサービスやその機能を展開することには関与しません。リリースの全体または一部は、インフォアまたはその子会社や関係会社の契約として組み込まれているものではない可能性があります。インフォアは、本リリースに関していかなる責任も明確に放棄します。


■報道機関のお問い合わせ先
インフォアジャパン株式会社 広報担当:福嶋
TEL:03-4520-0700  E-mail:japaninfo@infor.com

■インフォアジャパン株式会社 PRデスク(株式会社アクティオ内)
担当: 垣本、高野、福澤
TEL:03-5771-6426 E-mail:Inforjapan-pr@actioinc.jp

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
インフォアジャパン株式会社(インフォアジャパンカブシキガイシャ)
代表者
黒塚 明彦(クロツカ アキヒコ)
所在地
〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル16階
TEL
03-4520-0700
業種
ソフトウエア
上場先
未上場
従業員数
500名未満

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.