2016年08月10日 12:00

リバーベッド、リオオリンピック開催に先立ち世界400社以上のITプロフェッショナルを対象に企業のネットワーク負荷に関する調査を実施

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リバーベッドテクノロジー株式会社はリオオリンピック開催を前に、世界400社以上のITプロフェッショナルを対象に、企業のネットワーク負荷に関する調査を実施し、その結果を公開しました。オリンピック開催時世界中の企業では、従業員がオリンピック放送を、企業のネットワークを通じてストリーミング視聴したり、関連するオンライン上のコンテンツにアクセスすることが予想されます。

アプリケーション・パフォーマンス・インフラストラクチャ分野のリーダーであるリバーベッドテクノロジー株式会社(東京都渋谷区、以下、リバーベッド)は本日、リオオリンピック開催を前に、世界400社以上のITプロフェッショナルを対象に、企業のネットワーク負荷に関する調査を実施し、その結果を公開しました。オリンピック開催時世界中の企業では、従業員がオリンピック放送を、企業のネットワークを通じてストリーミング視聴したり、関連するオンライン上のコンテンツにアクセスすることが予想されます。本調査は、企業ネットワークへのアクセス増大が予想されるオリンピックなどの世界的イベント開催時に、企業ITプロフェッショナがどのような取り組みを検討・実施する予定でいるのか検証するものです。

大部分を占める85%の企業は、従業員がオリンピックコンテンツにアクセスすることで発生が予想されるネットワークへの負荷のために、「自社アプリケーションおよびWi-Fiを含むネットワークのパフォーマンスをより厳密に監視するだろう」と回答しています。これらの企業の42%は、「その可能性が非常に高い」と回答しています。「期間中も普段とは違う監視をすることはないだろう」と回答した企業はわずか2%でした。

リバーベッドテクノロジー 営業部長の伊藤信は、次のようにコメントしています。「我が国では、2020年東京オリンピック/パラリンピックが開催されます。総務省と通信事業者は、2020 年の東京オリンピック・パラリンピックに世界中から来日する観戦者への公共サービスとして、世界に先駆けて、10Gbps 以上の通信速度という第5世代移動通信システム (5G)の実現に向けた取り組みを強化しています。一方企業でも、2016年のオリンピック/パラリンピック開催時の企業ネットワーク環境への影響を試金石として、来る2020年に向けた対策を加速する必要があります。アスリートが試合にむけて準備をするように、IT組織は力を合わせて、従業員がオンラインコンテンツにアクセスし、オンラインコンテンツやアプリケーションのストリーミングすることにより発生が予想されるネットワークトラフィックの急激かつ大幅な増加に備える必要があります。現在また、オリンピックのような人気の高いイベント開催時に発生が予想されるビジネスアプリケーションのエンドツ―エンドのパフォーマンスへの影響を検証することは、企業にとって重要な課題となります。リバーベッドのSteelCentralソリューションは、エンドユーザデバイスから、複数のネットワーク、クラウド、インフラストラクチャ、アプリケーションに至るまでエンドツーエンドの可視性を提供することで、ネットワーク負荷の増大が予想されるオリンピック開催時でも、優れたアプリケーションパフォーマンスを維持します」

企業は、従業員がWi-Fiを含む社内のネットワークを使用してオリンピックコンテンツにアクセスすることを予想しています。使用するデバイスは多い順に、デスクトップまたはノートPC(48%)、スマートフォン(34%)、タブレットまたはスマホ以外のデバイス(18%)だと予測しています。調査を行った国の中でブラジルのみが、デスクトップまたはノートPC、タブレットまたはスマホ以外のデバイスよりも、スマートフォンで試合の放送を見るだろうと予想しています。

企業が従業員によるオリンピックコンテンツへのアクセスを制限する理由として、自社ネットワークへの急激なトラフィック増加が発生した際、企業にとってビジネスアプリケーションのパフォーマンスに関する課題の迅速な特定・修正が困難であることが挙げられます。オリンピックなどのネットワークへのトラフィック増加が予想されるイベント開催時に、「重要なアプリケーションの健全性を維持する自信がある」と回答した企業は、43%で、12%の企業は、「負荷とトラフィックの増加への対処に自信がない」と回答しました。

もっとも注目すべきは、「オリンピックなどの人気の高いイベント期間に従業員がコンテンツにアクセスしていたために、Wi-Fiを含む自社ネットワークに1回でも障害があったか」をという質問でした。調査対象企業の約7割(69%)は、「はい」と答え、そのうち30%は「2回以上の障害が起きたことがある」と回答しました。また、企業の70%は、従業員がWi-Fiなどの企業ネットワークを通じてオリンピックコンテンツを視聴することを何らかの方法で制限しようとしています。内24%は、「絶対にコンテンツを制限する」、残り46%が「恐らくコンテンツを制限する」と回答しています。

リバーベッドが提唱するネットワークへの負荷を緩和する方法:
-ネットワークおよびアプリケーションを可視化する、リアルタイムかつエンドツーエンドの監視を実装する。
-社内ネットワークのトラフィックに優先順位をつけて最適化し、重要なビジネスアプリケーション用の帯域幅を確保しておく。
-拠点からのストリーミングコンテンツに関しては、SD-WAN等の技術を利用して予め拠点からイベント期間中だけでもInternetを 直接利用できる環境を確立しておく。
- 企業のIT資産とBYODを区別・精査しておく。BYODを許可することは、従業員が自分で選んだデバイスをなんでも持ち込んでよいという意味ではなく、企業のネットワークへの無制限のアクセスを認めるものではない。
-チームスピリットは、オリンピックで技を競い合う選手たちだけのものではない。縦割りになったITチームを束ねて、この期間中の優先順位の高いネットワークイベントへの対策を立てる。
-共有エリアにテレビを用意して、従業員が見られるようにすることで、ネットワークの負荷を和らげる。

リバーベッドのグローバルネットワーク負荷に関する調査の方法
『リバーベッド・グローバルネットワーク負荷調査2016は、2016年7月にWakefield Research社がアメリカ・イギリス・オーストラリア・ブラジルで行った、403社のITプロフェッショナルを対象としたカスタムオンライン調査の結果です。これにはアメリカのITプロフェッショナル102社、イギリスのITプロフェッショナル100社、オーストラリアのITプロフェッショナル100社、ブラジルのITプロフェッショナル101社が含まれています。

リバーベッドについて
リバーベッドは、10億ドル以上の売上を誇るアプリケーション・パフォーマンス・インフラストラクチャ分野のリーダーとして、ロケーション・インディペンデント・ コンピューティングにおける最も包括的なプラットフォームを提供しています。ロケーション・インディペンデント・コンピューティングは、場所に依存することなく、常に期待されるアプリケーションパフォーマンスの実行、および必要な際のデータ利用を実現し、エンドユーザがパフォーマンスの問題に気付く前に検出・修正します。最適な場所でアプリケーションとデータをホストする柔軟性を、企業のITインフラストラクチャに提供し、場所や距離をビジネスにおける競争上の優位性へと変えます。リバーベッドの2万5,000を超えるお客様には、Fortune 100企業およびForbes Global 100企業の97%が含まれています。リバーベッドの詳細は、http://jp.riverbed.com/ にてご覧ください。

本文中に記載のあるリバーベッドならびにリバーベッド製品およびサービスの名称またはロゴは、Riverbed Technology, Inc.の商標です。その他すべての商標は、所有者である各社に帰属します。


<本件に関する報道関係者のお問い合わせ先>
リバーベッドテクノロジー株式会社
マーケティング部 玉利
TEL: 03-5423-6712/FAX: 03-5423-6778
E-mail:marketing@riverbed.co.jp

株式会社ジェイスピン
担当:清水・神谷
E-mail:riverbed@jspin.co.jp

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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

リバーベッドテクノロジー株式会社
商号
リバーベッドテクノロジー株式会社(リバーベッドテクノロジーカブシキガイシャ)
代表者
佐々木 匡(ササキ タダス)
所在地
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目7-1 Ocean Gate Minatomirai 8F
TEL
090-6013-8197
業種
その他IT関連
上場先
その他
会社HP
http://jp.riverbed.com/

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