2016年08月16日 15:00

身勝手な欲望に覆われた「理念なき祭典」を根底から問い質す! 『東京オリンピック 「問題」の核心は何か』(小川勝著/集英社新書)が 8月17日発売!

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開催まで、あと4年。二度目の開催地となる東京から、世界に発信すべき「理念」とは何なのか。本書はオリンピックの意義を根底から問い直し、2020年への提言を行なう。


『東京オリンピック 「問題」の核心は何か』
著者:小川 勝
発売日:2016年8月17日
定価:本体700円+税

■ISBN
978-4-08-720846-7

http://shinsho.shueisha.co.jp/


開催まで、あと4年。
身勝手な欲望に覆われた「理念なき祭典」を根底から問い質す!

(本文より)
新国立競技場問題と公式エンブレム問題に始まった、一連のダークサイドの露呈に対して、私たちには、どのような態度を取ることが可能なのか。(中略)このような、暗い側面の露呈が続く道のりにあって、それでもなお、私たちに語るべき言葉はあるのだろうか。そのような言葉を、求めていくほかはない。うんざりして、諦めて、東京五輪を、政治家や官僚や大企業が利権の内部調整に終始するだけの巨大イベントにしてはならない。

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さまざまな「問題」が露呈する、2020年東京オリンピック・パラリンピック。

その開催に際して政府が示す「基本方針」は、日本選手に金メダルのノルマを課し、不透明な経済効果を強調し、日本の国力を世界に誇示することに固執する、あまりに身勝手な内容で、本来、もっとも尊重すべき「オリンピック憲章」の理念とは相容れないものである。
二度目の開催地となる東京から、世界に発信すべき「理念」とは何なのか。

本書はオリンピックの意義を根底から問い直し、2020年への提言を行なう。
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【目次】
序章  一九六四年の光と、二〇二〇年の影
第一章 オリンピックは「開催国のために行なう大会」ではない
第二章 オリンピックは「国同士の争い」ではない
第三章 オリンピックに「経済効果」を求めてはならない
終章  オリンピックの理念は「勝敗」ではない

【著者プロフィール】
小川 勝(おがわ まさる)
1959年生まれ。スポーツライター。
青山学院大学理工学部卒業後、スポーツニッポン新聞社に入社。プロ野球、メジャーリーグ、オリンピック取材などを担当し、編集委員に。2002年に独立。著書に『10秒の壁――「人類最速」をめぐる百年の物語』『オリンピックと商業主義』(集英社新書)など。


問い合わせ先
集英社広報部03-3230-6314

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会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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