2016年10月19日 13:30

『第1回恋する灯台フォトコンテスト』応募総数1,734作品からグランプリ、審査員特別賞など受賞作品を決定!11月1日「恋する灯台」SHORT FILM上映イベントにて展示

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一般社団法人日本ロマンチスト協会 (本部:長崎県雲仙市愛野町)と日本財団(東京都港区)が共同実施する『恋する灯台プロジェクト』。フォトグラファーのためのオンラインギャラリー「SHOT JAPAN GALLERY」を運営する株式会社SHOT JAPAN(東京都新宿区)との連動企画で実施した『第1回 恋する灯台フォトコンテスト』は、応募総数1734作品の中からグランプリを含む各受賞作品を決定。

◆「恋する灯台」フォトコンテスト概要
さまざまな年代の方々に、それぞれの視点で『灯台の魅力』を写真で表現していただくフォトコンテスト。多くの方の視点で灯台や周辺エリアの魅力を発掘し、その魅力を写真というビジュアルを通じて拡散させることに取り組みました。被写体は日本全国の『灯台』。お住まいの地域に近い『灯台』、思い出の地にある『灯台』、いつか行ってみたかった『灯台』など、さまざまなテーマの写真を1,734作品ご応募いただきました。

■審査員
・青山裕企(写真家)
・不動まゆう(灯台専門誌『灯台どうだい?』編集長)
・波房克典(日本ロマンチスト協会 会長)
・井手康郎(写真家、SHOT JAPAN取締役)
・小須田翔(FLAT LABOディレクター)

■グランプリ(賞金10万円)・・・1作品
■審査員特別賞(賞品フラットラボ・クーポン50,000円)・・・ 1作品
■ PHAROS“ファロス”賞(賞金1万円など)・・・テーマ別最優秀賞6作品、テーマ別入選24作品
■ インスタグラム賞(賞品) 1作品  他企業スポンサー賞など
■「恋する灯台フォトコンテスト」主催:株式会社SHOT JAPAN
「恋する灯台プロジェクト」主催:日本ロマンチスト協会 日本財団



◆「恋する灯台」フォトコンテスト審査基準

「恋する灯台」の審査基準である

【PLACE(非日常感)・・・日常を忘れさせて、ふたりの恋する気持ちを刺激するロケーションか

【HISTORY
(物語感)・・・心揺さぶられる感動的な逸話、後世に語り継ぐべき歴史を有するか

【ACCESS
(到達感)・・・辿り着く道のりが、ふたりの心を近づけ、恋心の高まりを感じられるか

【ROMANTIC
(創造感)・・・心が開かれていく自由さと、夢見る気持ちに広がりを感じられるか

【OCEAN VIEW
(最果て感)・・・空と海の青が広がり、世界の果てを感じさせる壮大さを感じられるか

【SHAPE
(造形美感)・・・魅力的なフォルムと、屹立するさまに孤高の美を感じさせるか

以上6つのテーマに沿って審査しました。6つの言葉の頭文字は「PHAROS(ファロス)」。ファロスとは紀元前3世紀頃にエジプトのファロス島に伝説の「アレクサンドリアの大灯台」が建造されたことから、フランス語やスペイン語で「灯台」の語源となった言葉です。


◆グランプリ
冬の日の沢崎灯台
川口 昌紀
講評
青く、深く、澄んだ青空に躍動感のある雲が、構図の中心に佇む灯台を主役に引き立てるの雪原、水平線、青空という、なかなか目にすることのない自然風景のなかで、逆光を上手く利用して灯台の造形美をしっかりと表現している。見る人それぞれに、様々なストーリーを想像させる奥深い作品である


◆審査員特別賞
早津江川口西灯台
大坪 賢護
講評
グランプリ作品と同じく高い評価を受け、最後まで審査員の中で議論となった作品である。青い海を臨む灯台の作品が多いなか、薄紫一色表現された凛とした姿の灯台は、見る人の目を離さない不思議な引力がある。 総合評価においてグランプリ獲得はならかったが、写真作品として魅力度において、青山裕企氏、不動ゆう氏からグランプリ同等の高い評価を受けており、審査員特別賞を新設することとなった


◆「PHAROS賞」最優秀賞

【PH,AROSPLACE(非日常感)、HISTORY(物語感)、ACCESS(到達感)、ROMANTIC(創造感)、OCEAN VIEW(最果て感)、SHAPE(造形美感)の各テーマ毎に最優秀賞を選定しました。


【PLACE(非日常感) 】最優秀賞
雲の上の灯台
関 浩勝
講評
チキウ岬灯台は応募が多かった灯台の一つであるが本作品は、その中でも非日常感という点で群を抜く完成度。 雲海臨む白亜の灯台は、まるで成層圏の上か、想像上天界のように、壮大で幻想的である


【HISTORY(物語感) 】最優秀賞
越前岬灯台
山下 智明
講評
昭和15年から68年間もの間、沖合を航行する船を導いてきた越前岬灯台が、平成21年に新灯台へ役目を引き継いだ本作品は、旧灯台と新灯台が並列している時期の、非常に貴重な写真である。歴史の記録としての価値だけではなく、共に人生を歩む2人のような構図の魅力が高い評価となった


【 ACCESS(到達感) 】最優秀賞
海峡を護る
宮田 敏幸
講評
海と空が溶け合った紺碧と、岬の緑に挟まれた白亜の灯台*。
とても灯台らしい風景であるが、この景色を見るためには椿林を縫う長い遊歩道を30分ほど歩かなくてはならない。長い道のり
歩き、ようやく目の前に現れた美しい景色が疲れを癒すそんな感覚が見事に表現されている
*佐田岬灯台



【 ROMANTIC(創造感) 】最優秀賞
LighthouseandMilky way
島津 元久
講評
決して肉眼では見ることの出来ない光を捉える事が、写真作品の醍醐味であるが、天体写真はその最たるものである。満天の星空に横たわる天の川。その中央で点を見上げて輝きを放つ爪木埼灯台は、ギリシャ神話の女神ヘラのように、天の川創造主として存在している。 撮影技術も然ることながら、無限に広がる創造力が表現されている点が高評価となった。


【OCEAN
VIEW(最果て感) 】最優秀賞
伊勢湾灯標
須田 佑樹
講評
名古屋の海の玄関口である伊勢湾を見守る、六角形の大きな台座を持つ伊勢湾灯標。最果てのオーシャンビューが本賞のテーマであるが、モノクロームで表現された空と海の青と伊勢湾灯標の圧倒的な存在感が同居する、全応募作品なかで最も力強い作品である


【 SHAPE(造形美感) 】最優秀賞
日本の瞳〈室戸岬灯台)
石島 薫
講評
レンズの大きさは日本最大級の2m60cm、日本に5つしかない第1等灯台である室戸岬灯台。本作品は、第1等灯台の魅力である”フレネルレンズ”を主役に据えたポートレートある。日没を迎えて点灯を待つレンズが見つめる先にはこれまでどんな物語があったのか。レンズの造形美と歴史が最大限に表現された作品である。


◆インスタグラム賞
安房埼灯台
たなか 愛
講評
細長い岩礁の先に立ち、スマートなシルエットと波しぶき有名な安房埼灯台。緻密に計算された構図と演出で、海灯台の存在感を残しつつ、感情に訴えかけるセルフィーポートレートを作り上げている。見る人の気持ちしだいで、悲しくも、楽しくもある、幻想的で不思議な世界観が印象に残った作品である。


上記受賞作品は、「恋する灯台」公式サイトで掲載いたします。http://romance-toudai.uminohi.jp/photo/
なお、「PHAROS賞」各テーマごとの入選作品、企業スポンサー賞は「フラットラボ」 
http://www.flat-labo.com/koiphoto2016にて掲載いたします。また、「グランプリ」「審査員特別賞」「PHAROS賞(最優秀賞)」「インスタグラム賞」は、111日「灯台記念日」にユーロライブ(東京都渋谷区)で開催する「恋する灯台」SHORTFILM上映イベントにてパネル展示します。



【 「恋する灯台プロジェクト」概要 】

埋もれていた「灯台」の文化や歴史的価値を可視化し、各地域の強力な観光資源とするために、灯台を『 恋する灯台 』というロマンスの聖地として認定し再価値化するプロジェクト。『 恋する灯台 』というキーワードを軸に、地域が主体となって盛り上げていく機運を高め、灯台への集客アップを図る。灯台を訪れることで、海へ関心をもつ人が増加することを最終目的として活動する。当プロジェクトは、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、日本財団がオールジャパンで推進するプロジェクト「海と日本プロジェクト」の一環として推進している。


【 海と日本プロジェクトとは 】

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、ときに心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。
そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子供たちをはじめ全国の人たちが
「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、
日本財団、総合海洋政策本部、国土交通省の旗振りのもと、オールジャパンで推進するプロジェクト。


【 日本ロマンチスト協会とは 】

「地球環境や世界平和も大事ですが、 ロマンチストという“大切な人を世界で一番幸せにできる人”が増えると、夫婦環境や恋人環境ばかりか、社会全体が豊かになるかもしれない」、ということに気がついたトキメク大人たちがはじめた秘”蜜”結社。長崎県雲仙市愛野町を「ロマンチストの聖地」として本部を設置し、2008年5月より活動を開始。2008年6月19日に「ロマンスの日」を制定。「ジャガイモ畑の中心でロマンスを叫ぶ」、「愛の聖地復興プロジェクト」など、数々の話題を巻き起こし、活動を拡大中。現在、クリエイターやアナウンサー、タレント等の放送文化人、経営者などの財界人を中心に約1600名(2016年6月現在、)の会員組織として活動中の一般社団法人。
【本件に関するお問い合わせ先】
日本ロマンチスト協会 『恋する灯台プロジェクト』運営事務局
Mailtoudai@japan-romance.com
URL:http://romance-toudai.uminohi.jp/

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