2017年01月12日 12:00

ドナルド・トランプ日本最大の理解者『予言 ドナルド・トランプ大統領で日米関係はこうなる』 著者:植山周一郎が最新ツィートに隠れた本音を分析「彼(トランプ)も(テロを)内心非常に恐れているのではないか」

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絶賛発売中の「予言 ドナルド・トランプ大統領で日米関係はこうなる」の著者、植山周一郎氏が最新のドナル・トランプ氏の最新ツィートを翻訳、分析し発表しました。日本人で初めてドナルド・トランプ氏にロングインタビューし、バースディ・パーティにも出席した植山氏。過去2冊トランプ氏の書籍を翻訳、トランプ氏研究の第一人者です。大統領就任間近のドナルド・トランプ過激発言の裏に潜む真実を暴きます。

絶賛発売中の「予言 ドナルド・トランプ大統領で日米関係はこうなる」の著者で国際経営コンサルタントの植山周一郎氏が最新のドナル・トランプ氏の最新ツィートを翻訳、分析し発表しました。日本人で初めてドナルド・トランプ氏にロングインタビューし、バースディ・パーティにも出席した植山氏。過去2冊トランプ氏の書籍を翻訳、トランプ氏研究の第一人者です。また、一橋大学でグローバルコミュニケーション論の授業を英語で行うなど、WASPの精神構造を深く理解しています。大統領就任間近のドナルド・トランプ過激発言の裏に潜む真実を暴きます。

URL:http://www.stardustpictures.co.jp/book/2016/yogen.html

2017年1月8日11:07 トランプのツィート
I look very much forward to meeting Prime Minister Theresa May in Washington in the Spring. Britain, a longtime U.S. ally, is very special.
訳:この春、ワシントンでテレーサメイ首相に会うのを、非常に楽しみにしている。アメリカの長年の同盟国であるイギリスは極めて特別である。
【トランプの本音分析】:トランプ氏のルーツはドイツとスコットランドだ。イギリスを特別扱いにしたいのが本音だろう。残念ながら、日本は彼の優先順位ではトップではない。

<2017年1月8日00:02 トランプのツィート>
Having a good relationship with Russia is a good thing, not a bad thing. Only "stupid" people, or fools, would think that it is bad! We have enough problems around the world without yet another one. When I am President, Russia will respect us far more than they do now. Both countries will, perhaps, work together to solve some of the many great and pressing problems and issues of the WORLD!
訳:ロシアと良い関係を持つことは良いことで、悪いことではない。「バカな」人々だけが、悪いと思うだろう。この問題以外に、世界中に多くの問題がある。私が大統領になったら、ロシアは今よりももっと我々を尊敬するだろう。おそらく両国は協力して、世界の多くの大きな差し迫った諸問題を解決しようとするだろう。
【トランプの本音分析】:アメリカの諜報機関が調査して「ロシアはハッキングをして、アメリカの大統領選挙を妨害した」と報告した。それに対するトランプ氏のツイートだが、非常にロシア寄りの書き込みだ。彼とプーチン氏との間で、秘密の会話、密約があったのかもしれないことを、限りなく疑わせる。数多くの大規模な不動産取引をやってきた海千山千のビジネスマンであるトランプ氏のことだから、裏での取引はやらないと考える方が不自然だろう。

<2017年1月6日21:05 トランプのツィート>
Hopefully, all supporters, and those who want to MAKE AMERICA GREAT AGAIN, will go to D.C. on January 20th. It will be a GREAT SHOW!
訳:すべてのサポーターと再びアメリカを偉大にしたい人たちが1月20日にワシントンに行ってくれることを希望している。偉大なショーになるだろう。
【トランプの本音分析】:彼に反対する人たちによる大規模なデモが起こるだろう。それ以上のテロ行為も起こる可能性が大きい。彼も内心非常に恐れているのではないか。

<2017年1月6日03:14 トランプのツィート>
Toyota Motor said will build a new plant in Baja, Mexico, to build Corolla cars for U.S. NO WAY! Build plant in U.S. or pay big border tax.
訳:トヨタ自動車はアメリカ向けのカローラを製造するためにメキシコのバハに新工場を作ると言っている。冗談じゃない!工場をアメリカに作るか、多額の輸入関税を払え。
【トランプの本音分析】:NO WAY! 大文字と!で、強調している。本音は「ふざけるな!」という最大の不快感を示している。トヨタ自動車がアメリカで10万人近くのアメリカ人を雇用していることを言っても、彼には通用しないだろう。外国製の自動車に多額の輸入関税を課すことは、本当にやるかもしれない。彼の性格を知るアメリカ人の友人は、ドナルドは言ったことは必ず実行すると私にメールで言ってきた。

<2017年1月5日03:52 トランプのツィート>
Jackie Evancho's album sales have skyrocketed after announcing her Inauguration performance.Some people just don't understand the "Movement".
訳:ジャッキー・エヴァンコが就任式で歌うことを発表して以来、彼女のアルバムの売上が急増している。「ムーブメント」を理解していない人たちがいる。
【トランプの本音分析】:9歳の時にデビューしたジャッキー・エヴァンコを起用するのは、おそらくイヴァンカさんの発案だったような気がする。ジャッキーのファンはすべての年代に渡るし、彼女のイメージは若く、清純だ。ヒラリーさんをサポートしたビヨンセに対抗する人選としては、やや小粒ではあるが、興味深い選択だ。

<2017年1月4日22:19 トランプのツィート>

Thank you to Ford for scrapping a new plant in Mexico and creating 700 new jobs in the U.S. This is just the beginning - much more to follow.
訳:メキシコの新工場を中心して、アメリカで700人の仕事を創造してくれて、感謝する。これはほんの始まりで、もっと多くが続く。
【トランプの本音分析】:トランプ氏の恫喝戦略にフォードが屈したと見る人は多い。しかし交渉の達人は、裏でフォードに特別の補助金とか減税措置などを交換条件として、提示したのではないか。キャリアーという企業がメキシコに工場を移転するのを思いとどまったのは、トランプ氏が税金で優遇するというアメを提示したからだ。

<2017年1月3日21:30 トランプのツィート>
General Motors is sending Mexican made model of Chevy Cruze to U.S. car dealers-tax free across border. Make in U.S.A .or pay big border tax!
訳:ゼネラルモーターズがメキシコ製のシェヴィークルーズを国境を越えて、アメリカのカーディーラーに送り込んでいる。アメリカで作るか、多額の輸入関税を払え!
【トランプの本音分析】:なぜか自動車メーカーに照準を合わせている。アメリカで最も影響力が大きい産業なので、目立つ。ここを承服させれば、他の産業への波及効果が大きいとトランプ氏は見ているのだろう。目立つことが好きな性格がそうさせているのだ。

<2017年1月3日08:47 トランプのツィート>
China has been taking out massive amounts of money & wealth from the U.S. in totally one-sided trade, but won't help with North Korea. Nice!
訳:中国は一方的な貿易で、アメリカから巨額の金と富を奪ってきた。それでいて、北朝鮮で何も助けようとしない。やってくれるぜ!
【トランプの本音分析】:トランプ氏は好き嫌いが激しい。中国人は決して好きではないようだ。英語を話せる台湾の蔡英文総統のほうに親近感を持っている。何を考えているか分からない習近平には不気味な印象と嫌悪感を持っているのだろう。アングロサクソン人たちは往々にして、自分たちの思考範囲が及ばないモノとか人は敬遠する傾向がある。

(本件へのご取材、雑誌インタビュー、読者プレゼント用の書籍提供など、ご依頼をお待ちしております。ご依頼はページ下のあて先までご連絡をお願いします)

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<プロフィール>
植山周一郎
静岡県生まれ。一橋大学商学部卒業、スタンフォード大学院S.E.P.修了。英国ソニー販売部長、ソニー本社宣伝部次長等を歴任しウォークマンの世界的ブランディングに貢献。1981年、株式会社植山事務所を設立。国際経営コンサルティング、翻訳、講演、テレビ番組の企画・司会などを行う。ヴァージン・グループ顧問、サッチャー元英国首相の元日本代理人。2013年から一橋大学非常勤講師としてグローバルビジネス論の講義を英語で行っている。日本人として最初にテレビ番組の企画でドナルド・トランプ氏のロングインタビューを敢行。『D.トランプ 破廉恥な履歴書』(飛鳥新社)、『経営者失格─トランプ帝国はなぜ崩壊したのか』(飛鳥新社)、『交渉の達人 トランプ─若きアメリカ不動産王の構想と決断』(ダイヤモンド社)の翻訳も手掛けている。これまで46冊の著訳書がある。




タイトル
『予言 ドナルド・トランプ大統領で日米関係はこうなる』
著者
植山周一郎
発売日
2016年12月29日
価格
926円+税(税込:1,000円)
サイズ
四六判(188mm×130mm)
ページ数
176ページ
ISBN
978-4-906953-43-1
発行
SDP




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