2017年01月19日 11:00

FFRI、標的型攻撃対策ソフトウェアFFRI yarai Version 2.8をリリース ~ランサムウェア対策をさらに強化、製品名を「FFRI yarai」に変更~

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サイバーセキュリティ領域において国内で独自の研究開発活動を展開している株式会社FFRI(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鵜飼裕司)は、標的型攻撃対策ソフトウェア「FFRI yarai」シリーズのVersion 2.8を2017年1月19日にリリースいたします。

サイバーセキュリティ領域において国内で独自の研究開発活動を展開している株式会社FFRI(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鵜飼裕司、以下 FFRI)は、標的型攻撃対策ソフトウェア「FFRI yarai」シリーズのVersion 2.8を2017年1月19日にリリースいたします。

標的型攻撃をはじめとしたサイバー攻撃は、日々進化しており、防御する側は攻撃側を上回る対策技術が求められています。FFRI yaraiは、従来のセキュリティ対策で用いられているシグネチャやパターンファイルなどに依存せず、標的型攻撃で利用される攻撃の特徴を複数のプログレッシブ・ヒューリスティック技術により、様々な角度から分析し、未知の脅威に対して高い精度で攻撃を検知・防御します。

FFRIでは昨今猛威を奮っているランサムウェア(※1)を含む、これまでにFFRI yaraiが防御した攻撃・マルウェアを公開し続けてまいりましたが、巧妙化・悪質化しているランサムウェアの感染被害が昨年から国内外で多数報告され続けている状況を鑑みて、今回のバージョンアップではDLL(※2)型ランサムウェア対策やマクロ・スクリプト(※3)対策など各エンジンのランサムウェア対策をさらに強化しました。


※1 身代金要求ウイルスとも言われ、ユーザーのデータを人質にとり、データ回復のために身代金を要求するウイルス。

※2 特定の処理を行うための機能を持つ部品化されたプログラムで、実行ファイル(EXE)等が読み込むことで動作します。不正な DLL を正規のプログラムに読み込ませることで、正常なプログラムに装いながら悪意ある動作を行うマルウェアの存在が確認されています。

※3 マクロ・スクリプト言語で書かれた、複数の手順や命令を自動的に実行させる機能。マクロを実行してマルウェアに感染させる攻撃手法は、2014年後半から増加傾向にあり、バンキングマルウェア「DRIDEX」(2015年3月)、バンキングマルウェア「SHIFU」(2015年10月)も同様の攻撃手法を使っています。



また、製品名を従来の「FFR yarai」から「FFRI yarai」に変更し、社名と統一しました。

FFRIでは、攻撃者の思考を先読みし、サイバーセキュリティ上の未知の脅威に対抗するプロアクティブな研究開発体制を構築しており、継続的に製品を強化することで、お客様に安心と安全をご提供してまいります。



FFRI yarai シリーズ Version 2.8の主な新機能

 ◎FFRI yarai Version 2.8 / FFRI yarai英語版 Version.2.8
 ・DLL型ランサムウェア対策を強化
 ・マクロ・スクリプト対策を強化

 ◎FFRI Enterprise Management Console Version 2.8
 ・各エンジンのランサムウェア対策強化に合わせ、新検知理由を表示


製品名称

・FFRI yarai Version 2.8
・FFRI yarai英語版 Version 2.8
・FFRI Enterprise Management Console Version 2.8

製品ページ

・FFRI yarai : http://www.ffri.jp/products/yarai/index.htm

防御実績ページ(防御した攻撃・マルウェア一覧)

http://www.ffri.jp/products/yarai/defense_achievements.htm

リリース日
・2017年1月19日

アップデートモジュール配信日
・2017年2月9日




■株式会社FFRIについて

当社は2007年、日本において世界トップレベルのセキュリティリサーチチームを作り、IT社会に貢献すべく設立されました。現在では日々進化しているサイバー攻撃技術を独自の視点で分析し、日本国内で対策技術の研究開発に取り組んでいます。研究内容は国際的なセキュリティカンファレンスで継続的に発表し、海外でも高い評価を受けておりますが、これらの研究から得られた知見やノウハウを製品やサービスとしてお客様にご提供しています。主力製品となる、「FFRI yarai」はミック経済研究所調べ(※4)によるエンドポイント型標的型攻撃対策分野における出荷金額においてNo.1、ITR調べ(※5)によるEDR市場(2015年度)における売上金額においてNo.1を獲得しております。

※4 出典:「情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望2016【外部攻撃防御型ソリューション編】」

※5 出典:ITR「ITR Market View:情報漏洩対策市場2016」



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写真・資料等がご入用の場合もお問い合わせください。

株式会社FFRI
経営管理本部 経営企画部 IR 広報担当
TEL:03-6277-1811
E-Mail:pr@ffri.jp  
URL:http://www.ffri.jp


「FFRI」は、株式会社FFRIの登録商標です。
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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

株式会社FFRIセキュリティ
商号
株式会社FFRIセキュリティ(カブシキガイシャエフエフアールアイセキュリティ)
代表者
鵜飼 裕司(ウカイ ユウジ)
所在地
〒100-0005
東京都千代田区丸の内3丁目3-1 新東京ビル2階
TEL
03-6277-1811
業種
ソフトウエア
上場先
マザーズ
従業員数
500名未満
会社HP
https://www.ffri.jp/
IR情報
https://www.ffri.jp/ir_pr/index.htm
公式ブログ
https://www.ffri.jp/blog/index.htm
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