2017年02月17日 09:00

インターアローズ、最新のゲーム以外のアプリダウンロードTop30を発表。キーワードは、無料インターネットTV、レシピ動画、写真・動画加工SNS、アプリ好きなiPhoneユーザー

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デジタルマーケティング エージェンシーの株式会社インターアローズ(本社:東京都品川区、代表取締役社長CEO:男澤 洋二)は、2017年2月17日、提携する独アプリ市場データのグローバル リーディング会社「PRIORI DATA(プライオリ・データ)」(CEO:Patrick Kane)のデータを基に、2017年初頭の人気アプリと、最新の国内スマートフォンアプリのトレンド分析を発表。

無料インターネットTVが大躍進
同社のレポートによれば、現在最もiOSとAndroidのダウンロード数を急増させているのは「無料インターネットTV」であり、その傾向は昨年から続く。特に昨年開局した多チャンネル、インターネットTVの「AbemaTV」の累計ダウンロード数は1,300万を超えており、また民放公式テレビポータル「TVer」も累計ダウンロード数で700万を超えていると言う。両者ともに無料TVコンテンツであることに加えて、各ユーザーの趣味や趣向に合わせた多数チャンネルであることが高い支持を集める理由と分析している。更に、モバイルキャリアによる大容量定額通信サービスの提供を背景に、スマートフォンをデバイスとした新しいTV視聴スタイルとして今後もユーザーが増加していくと説明している。

料理レシピでも「動画」が主流
もう一つの新しい動きは、「動画」の波が料理レシピアプリでも見られる点である。2017年1月においては、「動画」でレシピを提供している「Delish Kitchen」(デリッシュキッチン)と「Kurashiru」(クラシル)が、大きくダウンロード数を伸ばしている。今や料理レシピアプリは、写真とテキストから、より分かりやすい「動画」に変化していると指摘している。
「動画」関連のアプリは、2014年が「動画元年」と言われ、それを証明するかのように2016年からダウンロード数が急速に増加してきたが、同社によれば、2017年現在、インターネットTVから料理レシピ、「YouTube」を中心とする既存の動画共有サイト、さらに「V-Live Broadcasting App」のようなライブ・ブロードキャスティングまで、スマートフォン上でさらに「動画」が利用される時代になったと説明している。
SNSグローバルでは「Snapchat」が人気。そして「Instagram」も高い支持
また同社は、特筆すべきアプリとして、海外で人気のSNSアプリ「Snapchat」の写真、動画加工技術のみを凝縮させた「SNOW」を挙げている。「Snapchat」は、自分が投稿した写真、動画が自動的に消滅する機能が受けてユーザーが世界中で拡大しているが、日本のユーザーには自動消滅機能よりも、「SNOW」の写真・動画加工の機能性が高支持につながっていると指摘している。事実「SNOW」の国内での累計ダウンロード数は3,660万で、国内Apple App Storeでは、昨年のダウンロード数第1位のアプリとなっている。但し、この写真・動画カテゴリでは、自分の写真をより美しく加工できる「B612」、「Faceu激萌」、「Meitsu」が月間200万を超えるダウンロード数で「SNOW」に迫っており、今後さらに競合環境が厳しくなると見ている。
またソーシャルアプリの「Instagram」の国内での累計ダウンロード数が2,000万を超え、日本においても代表的なソーシャルアプリの一つとなったと指摘している。

アプリ利用に関しては、AppleユーザーがGoogleユーザーよりもアクティブ
最後に同社は、AppleとGoogleユーザーを比較し、Appleユーザーの方がGoogleユーザーよりも、よりアクティブにスマートフォンアプリを利用していると指摘する。米インターネット調査会社「comScore」(コムスコア)のモバイルデータ「モビレンズ」2016年12月データによれば、国内のスマートフォンユーザーシェアは54.2%で、ユーザー数ではAndroidが2,794万人、Appleが2,888万人。ユーザーはほぼ同数となっている。これに対し、2017年1月のトップ30アプリの合計ダウンロード数では、Appleのダウンロード数はGoogleの約1.7倍になっており、上位アプリでは、よりAppleユーザーの方がアプリをダウンロードしていることが分かる。

国内のアプリストア市場は依然拡大傾向にあるが、競合環境はさらに熾烈になっている。このような状況下、今回のレポートは、現在どのようなアプリがブレイクしており、今後どのようなアプリに人気が集まっていくのかを考察する上で、非常に示唆に富んだものとなっている。
なお今回の分析に使用されている「Priori Data」は、http://www.prioridata.net/special/offer/ から入手可能である。またこのニュースに掲載されているランキングの11位から30位までのデータはhttp://www.prioridata.net/special/ranking/ で閲覧できる。さらに同社では、現在世界57カ国のカスタマイズレポートのキャンペーンも実施している。

【PRIORI DATA(プライオリ・データ)会社概要】
PRIORI DATAは、2013年ドイツ、ベルリン設立のアプリストア・インテリジェンス・データ提供会社。どのような規模の企業でも、PRIORI DATAのシンプルで、リーゾナブル、さらに正確なデータプラットフォームを使用して、競合他社のパフォーマンスを追跡し、グローバル規模での市場機会を発見することができる。独自のデータベースとアルゴリズムを使用し、2年間の過去データを含め、全世界約57カ国、300万以上のアプリの日別のアプリダウンロード数と売上金額データを提供している。

【株式会社インターアローズ概要】
インターアローズは、日本、英国を拠点とするデジタルマーケティング エージェンシー。アプリ市場のグローバルデータと分析ツール等、幅広いデジタル・マーケティング・ソリューションを提供している。
「PRIORI DATA」の他、インターアローズが国内で展開している海外データ、ソリューションサービスは、デジタル・マーケット測定のリーディング企業である「comScore」(コムスコア)のPC、モバイルデータ。イスラエルのテクノロジーを使用し、アプリのユーザー行動をタッチヒートマップのみならず、動画で分析できるアプリ・ユーザビリティ解析の「Appsee」(アップシー)等を国内で紹介している。

【この件のお問い合わせ先】
「PRIORI DATA(プライオリ・データ)」日本正規代理店
株式会社インターアローズ
TEL: 03-6431-8022
URL: http://www.interarrows.com/
ランキング11位から30位データ:http://www.prioridata.net/special/ranking/
Priori Data詳細情報: http://www.prioridata.net/
担当:高橋治彦 (E-Mail: takahashi@interarrows.com)

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

添付資料

  • IAI company logo

会社概要

商号
株式会社インターアローズ(カブシキガイシャ インターアローズ)
代表者
男澤 洋二(オトコザワ ヨウジ)
所在地
〒141-0031
東京都品川区西五反田1-23-7 五反田シティトラストビル9階
TEL
03-6431-8022
業種
コンサルティング・シンクタンク
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
http://www.interarrows.com/

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