CES 2017でイノベーション・アワードを受賞したFIIL、スタイリッシュなDive Proヘッドフォンにamsのノイズキャンセリング技術を採用

FIILが提供するスタイリッシュなヘッドフォンDiva Proは、タッチコントロール、モーションセンシング、My AudioFilterによるカスタマイズ、オーディオコンテンツ専用のストレージなど、数多くの高度な機能を備えています。またDiva Proは、優れたノイズキャンセレーション能力により、周辺雑音が多い環境でも快適かつ高い再現度のリスニング体験を提供します。

Diva Proヘッドフォンは、今年ラスベガスで開催されたCES 2017において、高いオーディオ性能と高度な設計が専門家からなる審査団の称賛を得て、ポータブルメディアプレイヤーおよびアクセサリ部門で受賞を果たしました。イノベーション・アワードは、「最新の民生テクノロジー製品における優れた製品設計、エンジニアリング、新機能、ユーザーバリュー」に贈られるものです。

CESでの受賞により、FIILの中心となるチームの努力に独立した妥当性が認められたことになります。このチームには著名なロックアーティストの汪峰（Wang Feng）をはじめ、一流ヘッドセットメーカーやODMで経験を積んだ専門家らが参加し、上質なサウンドと美しいデザイン、高度なテクノロジーをブレンドした高品質なオーディオ製品を設計し、世に送り出しています。

受賞したDiva Proの設計には、amsのステレオヘッドセット用アナログアクティブノイズキャンセレーション（ANC）ICであるAS3435をベースにしたノイズキャンセレーションシステムが含まれ、28dB以上の周辺雑音を低減し、全高調波ひずみの生成を0.1％未満に抑えます。

AS3435のフィードバックモードANC ICおよび、フィードフォワードトポロジーの関連製品であるAS3415は、世界中で多くのノイズキャンセリングヘッドフォンおよびイヤフォンメーカーに採用されている周辺雑音低減ソリューションです。

FIIL社へのAS3435の供給に加え、amsはDiva Proのシステム設計への統合を可能にすることにも役立っています。amsのエンジニアリング専門家はFIIL社との緊密な協働により、Diva Proの機械設計の正確なシミュレーションやモデリングを行い、ノイズキャンセレーション回路のオペレーションをヘッドフォンの受動音響特性に適合させることを可能にしました。さらに、amsとFIIL社のエンジニアで、オーディオソースへの高い再現性を維持しながらノイズ低減を最大化するヘッドフォンのオーディオフィルター回路を共同開発しました。

ams、マーケティングマネージャ、クリスティアン・フェイラー（Christian Feierl）は次のようにコメントしています。「FIIL社は、ユーザーインターフェースへの革新的なアプローチと優れたオーディオ性能に注力することで、伝統ある西洋系ブランドが独占してきたハイエンドのノイズキャンセリングヘッドフォン市場に割って入ることに成功しました。FIIL社の設計能力がついにCESによって認められ、amsもまた、FIIL社のDiva Pro製品がこの展示会で成功を収めるのに関われたことを誇りに思います」

FIIL社、CEO、レオン・ウー（Leon Wu）氏は次のようにコメントしています。「FIILブランドは、最高の性能と設計を体現しています。Diva Proのすばらしいノイズキャンセレーション能力は、豊かな知識を持ち要求レベルの高い顧客に強くアピールするために重要な意味を持っています。amsは市場をリードするノイズキャンセレーション技術を提供しているため、Diva ProにはAS3435 ICを選択しました」

AS3435 ANC ICは現在、量産出荷中です。価格は、当社代理店までお問い合わせください。。AS3435の評価キットは、ams ICダイレクトオンラインストアで入手可能です。
サンプル請求およびAS3435に関するより詳しい技術情報は、こちらのサイトをご覧ください。www.ams.com/ANC/AS3435.



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