2017年05月15日 11:00

伊島薫、伊島薫太朗の父子が、初めての二人展で写真作品を発表

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合資会社サブライム(東京都渋谷区、代表社員 : 吉田広二)は、2017年6月2日(金)から6月14日(水)まで、アーティスト・伊島薫、伊島薫太朗の父子による初めての二人展を、東京・恵比寿の「AL」(東京都渋谷区恵比寿南)にて開催いたします。

伊島薫太朗氏はデビュー展
 蚊やハエ、アブなど、伊島薫氏の身の回りに現れては一瞬のうちに殺された虫たち。それらを、リングライトを装着したデジタルコンパクトカメラの顕微鏡モードで凝視し撮影したシリーズが「虫螻」(むしけら)です。彼自身の生活日記やドキュメンタリーのようでもあり、また、死体にハイブランドの服を着せる「最後に見た風景」シリーズと、人体のありのままに迫る高精細スキャン「あなたは美しい」の延長線上にある作品とも捉えられるでしょう。
 一方、伊島薫太朗氏の「落花」(らっか)は、花弁が落ちていく瞬間の造形美をカメラで丹念に追い続けたシリーズです。シンプルな構想でありながら、花のカラーグラデーション、落ちていく空気感と偶然に得られる光彩、質感や残像などを絶妙に描写し、生命とエロスを謳う抽象画のようでもあり、また見ているうちに、花弁を振り落とす彼固有の身体性や視線にシンクロできそうな、実験的な作品になっています。

瞬間美へのアプローチに父子共通の美学
 本展は、この父子による初めての二人展です。二者に師弟関係はなく、薫太朗氏は独学で写真を学び、「落花」シリーズを撮りためてきました。父子それぞれ、モチーフは異なりながらも、生命へ向けられたユニークなコンセプトと、写真でしか表現しえないアプローチで瞬間美に迫り形にするセンスには強い共通性が感じられます。そこで今回、これらのシリーズを初めて発表する機会を同時に設けることとなりました。本展のために制作される額装プリント、約30点ずつを展示・販売いたします。また、同名写真集も刊行され、会場にて先行発売いたします。
(下は写真集表紙。左 : 伊島薫太朗「落花」、右 : 伊島薫「虫螻」)

【開催概要】
タイトル : 伊島 薫・伊島薫太朗 二人展
会期 : 2017年6月2日(金)~ 6月14日(水)
時間 : 12:00~19:00 最終日のみ~18:00 会期中は無休

【会場】
AL
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南3-7-17
T.03-5722-9799
http://www.al-tokyo.jp

【写真集刊行 】
伊島 薫「虫螻」A5判 64ページ 予価2,000円(税抜) 
伊島薫太朗「落花」A5判 64ページ 予価2,000円(税抜)
2017年6月上旬に同時発売予定。会場にて先行販売

【アーティストについて】
伊島 薫(いじまかおる)アーティスト
1954年、京都府生まれ。’80年代からフォトグラファーとして活動を開始。ミュージシャンのCDジャケットやポートレート撮影、ファッション誌、広告写真を数多く手がける一方、’94年に実験的なファッション誌「Zyappu」を創刊し自ら編集長に。代表的な作品シリーズに「最後に見た風景 - Landscapes with a Corpse」、「あなたは美しい」など。欧米各地でも個展を開催し高い評価を得ている。最近の個展に「あなたは美しい」(2017年、京都場)。

伊島薫太朗(いじまくんたろう)アーティスト
1988年、東京都生まれ。エスモード東京校、ここのがっこう、英国などでファッションデザインを学ぶ。写真は13歳から撮り始め、独学で習得。2005年より作品制作を開始した。


【本件に関する問い合わせ先】
合資会社サブライム(GALLERY SPEAK FOR担当=吉田)
電話03-3406-8605
http://www.galleryspeakfor.com/

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • エンターテイメント、文化、芸能

会社概要

商号
合資会社サブライム(ゴウシガイシャサブライム)
代表者
吉田 広二(ヨシダ コウジ)
所在地
〒153-0042
東京都目黒区青葉台1-6-53 青葉台マンションB3号室
TEL
050-3555-6703
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
10名未満

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