2017年06月26日 11:00

Microchip、車載アプリケーションにおけるデイジーチェーン通信を可能にする、MOST(R)テクノロジインテリジェントネットワークインターフェイスコントローラを発表

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MOST150デュアル ネットワーク ポートINIC OS81119により、配線および部品点数を削減して車載システムの総コストを低減

[NASDAQ: MCHP] - Microchip Technology Inc.(日本支社: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社)は本日、新型MOST150インテリジェント ネットワーク インターフェイス コントローラ(INIC)を発表しました。このINICが持つ同軸物理層の全二重通信方式を使うと、自動車メーカーおよびティア1サプライヤはMedia Oriented Systems Transport (MOST(R))ネットワークを、リングトポロジだけでなくデイジーチェーンでも構成できます。全二重デイジーチェーン ネットワークでは、ネットワーク内で隣接する2つのデバイスを1つのケーブル セグメントで接続できるため、各ネットワーク接続のバックチャンネル用のケーブルとコネクタを削減できます。また、ネットワークの最後のノードを最初のノードに接続する戻り線も不要です。配線および部品点数を削減する事でシステムコストを低減でき、さらに企業平均燃費(CAFE: Corporate Average Fuel Economy)の目標達成およびその他の燃料効率法規に影響する重量も低減します。
Microchip社のOS81119 INICを使うと、内蔵同軸物理層(cPHY)、光学物理層(oPHY)、デイジーチェーン トポロジ、クリエイティブなハイブリッド システムにより車載インフォテインメント システムのネットワーク アーキテクチャをシンプルにする事ができます。既にMOST150システムをお使いの場合でも、ハードウェアとソフトウェアをほとんど改修せずに新しいトポロジに移行、または追加ノードをデイジーチェーン接続する事ができます。
「本製品によりMOST150ネットワークのデイジーチェーン構成が可能となりました」とMicrochip社車載情報システムビジネス部門副社長のDan Termerは述べています。「MOSTネットワークは主要なOEM全ての200を超える車種で使われている実証済みの規格です。常に革新を続けてきたMOSTテクノロジは、この新しいデバイスでさらに優れた対費用効果を実現しました。」
内蔵cPHYに加えてUSB 2.0ハイスピード インターフェイスもOS81119 INICの一部です。この統合によりシステム部品点数をさらに減らす事ができるため総コストが抑えられます。USB規格と対応する標準MOST Linux(R)ドライバを使うと、開発期間を短縮できます。さらに、Linuxオープンソース オペレーティング システムとOS81119用ドライバを使う事でコストを削減できます。また、標準API (Application Programming Interface)を使うと、アプリケーション関連リスクも最小限に抑える事ができます。

MOSTテクノロジは多くのOEMとティア1サプライヤに選ばれている車載ネットワークです。特にスマートアンテナ、ヘッドユニット、アンプ、デジタルクラスタ、リアシート エンターテインメント、先進運転支援システム(ADAS)、運転者/同乗者情報システム、公共交通機関インフォテインメントおよび情報システムなどのインフォテインメントおよびテレマティクス アプリケーションを対象としています。このデバイスの詳細はwww.microchip.com/OS81119を参照してください。

開発サポート
OS81119は以下のツールとソフトウェアでサポートされます。
・MOST NetServices V3.2.x
・MOST Linuxドライバ
・Microchip社Unified Centralized Network Stack (UNICENS
・K2L OS81119 USBアプリケーション ボード
・K2L MOST150スリムボードファミリ
・K2L OptoLyzer(R)MOCCA compact 150cおよび150o
・K2L INIC ExplorerおよびMicrochip Automotive Target Manager(MATM) (OS81119の設定ファイルとソフトウェア付き)
・K2L MediaLB(R)バスアナライザ

在庫/供給状況
OS81119はQFN88パッケージで提供いたします。デバイスは本日より量産出荷を開始いたします。本プレスリリースに記載された製品をご購入頂くには、または詳細についてはMicrochip社または正規販売代理店にお問い合わせください。

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください(掲載に許可は不要です)。
l ツール写真: http://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/34356872273/sizes/l
l デバイス画像: http://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/34944882700/sizes/l
l ブロック図: http://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/35202657721/sizes/l

Microchip社について
Microchip社(NASDAQ: MCHP)は、マイクロコントローラ、ミックスドシグナル、アナログ、Flash-IPソリューションのトッププロバイダであり、全世界で数千を超える各種アプリケーションで、低リスクの製品開発、総システムコストの削減、迅速な商品化の実現に貢献しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高品質を提供します。詳細はMicrochip社のウェブサイト(hppt://www.microchip.com)をご覧ください。



Daphne Yuen (Microchip: daphne.yuen@microchip.com


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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社(マイクロチップテクノロジージャパンカブシキガイシャ)
代表者
櫟 晴彦(イチイ ハルヒコ)
所在地
〒105-0013
東京都港区浜松町 1-10-14 住友東新橋ビル3号館4階
TEL
03-6880-3770
業種
その他IT関連
上場先
その他

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