2017年06月29日 16:00

ディメンションデータ、ツール・ド・フランスにマシンラーニングを導入 -世界のサイクリングファンに、より興味深くレースを楽しめるインテリジェンスを提供- 

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ツール・ド・フランスを運営するA.S.Oと、ツール・ド・フランスの公式テクニカルスポンサーであるディメンションデータは、本年のツール・ド・フランスにおいて、マシンラーニングを導入することを発表します。これによって今年、世界のサイクリングファンは前例のないロードレースを体験できるようになります。レースは、7月1日(土)にデュッセルドルフからスタートします。

2017年6月27日 ロンドン・パリ発 ー ツール・ド・フランスを運営するアモリ・スポル・オルガニザシオン(A.S.O)と、ツール・ド・フランスの公式テクニカルスポンサーであるディメンションデータは、本年のツール・ド・フランスにおいて、マシンラーニングを導入することを発表します。これによって今年、世界のサイクリングファンは前例のないロードレースを体験できるようになります。レースは、7月1日(土)にデュッセルドルフからスタート、7月23日(日)にパリのシャンゼリゼ通りでゴールします。

今年は、A.S.Oと共同で開発したディメンションデータのデータ分析プラットフォームに、マシンラーニングとレース中のデータ、過去のレースデータを組み合わせた複雑なアルゴリズムを組み込みました。これにより、レース進行につれサイクリングファンへより深い洞察を提供できます。ファンはさらに、選手のプロファイルから、どのような環境と状況であればその選手が最高のパフォーマンスを発揮するか把握することもできます。

今年はまた新たな試みの一環として、A.S.Oとディメンションデータは、さまざまなレースシナリオの可能性を探る予兆分析テクノロジーも用います。たとえば、レースのあるステージで先頭集団が、その集団から前に抜け出す選手をとらえることができるか、といった予測を行います。

ディメンションデータのグループエグゼクティブでデジタルプラクティスを担当するScott Gibsonは、次のように述べています。
「スポーツにテクノロジーが導入されるにつれ、視聴体験は大きく変わりつつあり、それによってさらに人気が高まります。私たちは特に、"デジタルネイティブの新世代ファンを魅了しようとしているA.S.Oをどう支援できるか"、“マシンラーニングのような先進テクノロジーが、今日のファンが求める洞察を提供するためにどう新しい可能性を開いていけるか"といった点に高揚しています」

ライブトラッキングとデータ分析ソリューションの核となるのは、選手それぞれのバイクのサドルの下に装着するGPS応答器です。これらの応答器から集められたデータは、コースの傾斜や天気概況などの外部データと組み合わせ、それぞれの選手の実際のスピードや位置、選手間の距離、レース内でのグループ構成などの洞察を生み出します。今年のソリューションでは、21のツアーステージ中、30億個を超えるデータポイントを生成・分析します。昨年が1億2800万個だったのを考えると大幅な増加です。

A.S.O ツール・ド・フランスのディレクターであるChristian Prudhomme氏は、次のように述べています。
「今日、われわれのフォロワーはこのイベントに没頭したいと考えています。彼らはこれまで以上にソーシャルメディア上で提供されるデジタル情報に関心を抱いています。彼らはまた、ツアーの間、ライブ感あふれる、注目せずにはいられないセカンドスクリーン体験を望んでいます。テクノロジーによって、彼らの視聴体験を完璧に変革することが可能です」

ツール・ド・フランスのソリューションでは、すべてクラウドベースの仮想化された拡張性あるデータセンターを採用。これによってより少ない人員でソリューションの実行が可能になりました。さらにクラウドを選択したことで世界中のどこからでも管理でき、地理的に柔軟なソリューションを提供可能です。今年、ディメンションデータのテクニカルチームは、最新鋭のデジタル仮想ワークプレースを装備したハイパーコネクトモバイルコラボレーションハブを通じて、4つの大陸で協業します。

ツール・ド・フランスに関する重要情報は以下のとおりです。
・22チーム198人の選手が、3,540kmのルートを通じて1億5000万以上の地理情報、環境情報を生成します。
・ツール・ド・フランスのライブトラッキングWebサイトracecenter.letour.frでは、2016 年、平均で秒間2,000ページのリクエストを処理しました。今年は、秒間25,000ページのリクエストを処理できるよう拡張しています。
・2016年のテレビ放映は、190カ国で100チャネル、6,100時間にも及びました。今年、A.S.Oの努力により、テレビ放映数は2016年の80から105に増加する見込みで、レースはすべてのステージで最初から放映されることになっています。
・サイバーセキュリティ対策は、ツール・ド・フランスにおいて最重点項目です。2016年のレース期間中、ディメンションデータのクラウドベースセキュリティシステムが、怪しいアクセスだとフラグを立てて攻撃を防いだインシデントの数は1,409,769でした。

ディメンションデータが提供するツール・ド・フランスに関する情報は下記よりご覧いただけます。
□ ディメンションデータ ツール・ド・フランス Webサイト
http://www2.dimensiondata.com/tourdefrance

□ ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=FKx6jrEoEnQ&t=8s

□ ニュースルーム
http://www.dimensiondata.com/Global/Global-Events/Tour-de-France/Pages/Press-library.aspx

□ A.S.Oオフィシャルツイッターチャンネル
https://twitter.com/letourdata

□ ライブトラッキングサイト
http://racecenter.letour.fr

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ディメンションデータ について
ディメンションデータは、テクノロジーの力を利用して、企業がデジタル時代における革新を実現できるよう支援します。NTTグループの一員であるディメンションデータは、デジタルインフラストラクチャ、ハイブリッドクラウド、未来のワークスペース、サイバーセキュリティを通じ、お客様が目指すビジネスの成功を実現しています。売上高75億米ドル、49カ国に3万人の従業員を擁する当社は、世界各拠点のお客様に、さまざまな技術革新を提供しています。また、私たちはA.S.O(Amaury Sport Organisation)のオフィシャルテクニカルパートナーとしてツール・ド・フランスの運営をサポートしており、サイクリングチーム“Team Dimension Data for Qhubeka”のタイトルスポンサーでもあります。詳細はhttp:// www.dimensiondata.com/jpをご覧ください。

<本件に関するお問い合わせ先>
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コーポレートコミュニケーション&ブランドマネジメント本部
TEL:03-6746-2230   E-mail:info.jp@dimensiondata.com

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会社概要

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商号
株式会社ディメンションデータジャパン(カブシキガイシャディメンションデータジャパン)
代表者
能島 純一(ノジマ ジュンイチ)
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