2017年08月22日 11:00

買取王国が「MotionBoard」「Dr.Sum EA」を導入 ~ID-POSによる商品の単品管理と連携したBIツールで 各店舗の実績をほぼリアルタイムに一覧表示し、売価在庫の見える化を実現~

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ウイングアーク1st株式会社は、総合リユース小売ビジネスを展開する株式会社買取王国(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:長谷川 和夫)が、ウイングアークのBIツール「MotionBoard」「Dr.Sum EA」を導入したことを、本日お知らせします。ID-POSとBIツールを連携させることで、各店舗の実績をほぼリアルタイムに一覧表示し、売価在庫の見える化を実現しています。


 ウイングアーク1st株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:内野弘幸)は、総合リユース小売ビジネスを展開する株式会社買取王国(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:長谷川 和夫)が、ウイングアークのBIツール「MotionBoard」「Dr.Sum EA」を導入したことを、本日お知らせします。ID-POSとBIツールを連携させることで、各店舗の実績をほぼリアルタイムに一覧表示し、売価在庫の見える化を実現しています。

【買取王国について】
 買取王国は、愛知・岐阜・三重の3県および大阪府にリユースショップ約30店舗を展開しています。自らの事業ドメインを「価値再生感動創造業」と定義し、「夢ある商品とサービスを通して、喜びと心の満足を創りだしていきます」という経営理念のもと、買取王国やマイシュウサガールといった業態を通じて古着からブランド品、きもの、楽器、スポーツ用品、おもちゃホビーまで、豊富なアイテムを取り揃えています。

【背景】
 リユース品はゲームソフトやCDなどを除いて同じモノが2つとなく、1つひとつ価値が違うだけに、現場の勘だけに任せるのではなく、客観的な数字に裏付けられた商品の徹底した単品管理によって買取・販売・在庫のサイクル全体を可視化し、計画的に収益を確保しなければなりません。そこで、買取王国が2015年4月に実施した基幹システムの刷新にあわせ導入に踏み切ったのが、ID-POSとBIツール「MotionBoard」「Dr.Sum EA」でした。

 選定の決め手は、次の2つのポイントです。ひとつはユーザー主導によるBI 活用です。現場に“ 気づき” を促すため、エリアリーダーから店長、バイヤーまでユーザーを制限することなく広く公開することを前提に、誰にでも扱え、ダッシュボードについても外部に作成やメンテナンスを依頼するのではなく、現場の要望を受けながら情報本部のメンバー自身で内製できることを重視しました。
 ふたつめは、膨大なデータ量への対応です。同社の取扱商品は単品管理が基本となるため、マスターは数千万件にも及ぶことから、従来のExcelへのデータ取り込みでは限界を超えてしまい、大量データの全件処理ができませんでした。

 導入に当たり、ID-POSの刷新というデータ体系の大幅な変更が伴うため、ウイングアークのBIコンサルティングサービスを活用し、汎用的なデータウェアハウスの構築と、プロトタイピングによる初期導入を行いました。2016年3月に全店舗からの利用が可能となり、同社では基盤の運用からエンドユーザーへのダッシュボードの作成・メンテナンスまで、すべて自力で行っています。

【導入効果】
 ID-POSを介して基幹システムで管理されている各店舗の買取・販売・在庫に関する実績データは、30分ごとのバッチで「Dr.Sum EA」のデータウェアハウスに反映されます。これにより各店舗の状況を「MotionBoard」のダッシュボードにほぼリアルタイムに表示し、分析を行うことが可能となりました。
 最大の効果は「売価在庫の見える化」です。各店舗や売り場ごとの売価在庫の推移を見ることで、商品別の粗利や在庫滞留状況を分析することが可能になりました。

 また、業績管理のための各種資料作成の工数を大幅に削減するという効果ももたらしています。従来は基幹業務システムからAccessを使って各店舗の実績データを抽出し、さらにそれをExcelに投入して集計するという手作業で各種業績管理資料を作成しており、情報本部の担当者は毎日1~2時間、毎月の締めの時期には1~2日の時間を費やしていました。ダッシュボードに最新の実績データが自動的に反映されるようになった現在、こうした資料作成の工数はゼロになりました。これによって余力のできた時間を、経営のさらなる高度化のためのサポートに集中させています。

【今後の計画】
 データ活用を現場に定着させていくために、各種ダッシュボードを公開するだけではなく、そこに可視化された一つひとつの数字の意味や意義をしっかり理解してもらうために、啓蒙活動や教育にも力を入れていく考えです。この取り組みを補完する施策として、同社は「MotionBoard」の強みを活かし、各種グラフや地図などを効果的に駆使したデータ表現のビジュアル化にも取り組んでいく計画です。


■事例紹介
http://www.wingarc.com/product/usecase/detail.php?id=209




<製品・サービスに関するお問い合わせ先>
ウイングアーク1st株式会社  
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町20-1  渋谷インフォスタワー
TEL:03-5962-7300  FAX:03-5962-7301  E-mail:tsales@wingarc.com

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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

ウイングアーク1st株式会社
商号
ウイングアーク1st株式会社(ウイングアークファーストカブシキガイシャ)
代表者
田中 潤(タナカ ジュン)
所在地
〒106-0032
東京都港区六本木 六本木グランドタワー
TEL
03-5962-7300
業種
ソフトウエア
上場先
東証一部
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.wingarc.com/
IR情報
https://ir.wingarc.com/
公式ブログ
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