＜スポーツシューズ・アパレル市場 調査レポート＞
スポーツシューズ市場 2017年 市場規模5,494億円 成長率鈍化
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役：トーマス・リンチ）が、2017年スポーツシューズ市場に関する分析を3月28日に発表します。
スポーツシューズ市場は、2015年、2016年は2桁成長でしたが、2017年は成長率+2％にとどまりました。製品性別、着用者年齢、に着目し鈍化が著しかった原因を分析します。
2017年スポーツシューズ市場 成長率鈍化 原因は男性用
『Japan Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査をしています。
2017年スポーツシューズの市場規模は5,940億円、成長率は金額ベースで+2％でした。2015年成長率は+10％、2016年が+12％と好調でしたが、2017年成長率は大幅なダウンとなりました（図表1）。
製品性別（男性用、女性用、子供用）に分けて過去3年間を比較すると、スポーツシューズ市場の半分以上のシェアを占める男性用の成長率が、2016年+16％から2017年+1％へと15pts下降したことが全体に大きな影響を及ぼしたことがわかります（図表2）。
スポーツシューズ市場 2017年 市場規模5,494億円 成長率鈍化
国内の市場規模と消費者購買情報が分かるスポーツシューズ・アパレル市場情報サービス『Japan Sports Tracker ※1』を提供するエヌピーディー・ジャパン株式会社（所在地：東京都港区、代表取締役：トーマス・リンチ）が、2017年スポーツシューズ市場に関する分析を3月28日に発表します。
スポーツシューズ市場は、2015年、2016年は2桁成長でしたが、2017年は成長率+2％にとどまりました。製品性別、着用者年齢、に着目し鈍化が著しかった原因を分析します。
2017年スポーツシューズ市場 成長率鈍化 原因は男性用
『Japan Sports Tracker』では、スポーツに使われている、またはスポーツ用に販売されているシューズとアパレルの消費者購入動向を継続して毎月調査をしています。
2017年スポーツシューズの市場規模は5,940億円、成長率は金額ベースで+2％でした。2015年成長率は+10％、2016年が+12％と好調でしたが、2017年成長率は大幅なダウンとなりました（図表1）。
製品性別（男性用、女性用、子供用）に分けて過去3年間を比較すると、スポーツシューズ市場の半分以上のシェアを占める男性用の成長率が、2016年+16％から2017年+1％へと15pts下降したことが全体に大きな影響を及ぼしたことがわかります（図表2）。
男性用は主に個数ベースで成長鈍化
男性用スポーツシューズ（12歳以下着用者を除く）の金額ベース成長率は2016年+16％、2017年+1％と15pts下降しました。
この下降は主に個数ベースでの成長率下降が原因です。個数ベースでは、2016年が+12％、2017年が-1%で13pts下降しました。平均価格変動は2016年+4%、2017年+2％で2pts下降しています（図表3）。
男性用18-34歳がマイナス成長
男性用スポーツシューズ市場（12歳以下着用者を除く）の個数ベース成長率を着用者の年齢別に見てみます。2017年は18-24歳は-13%、25-34歳は-2%でした（図表4）。
この2つの年代の市場規模を合わせると男性用着用者市場の3分の1以上を占めます。
しかし購入方法別に見てみると、2017年のスポーツシューズ市場全体で2桁成長と好調だったオンライン購入では、男性用18-24歳、25-34歳共にプラス成長でした（特典データ）。つまり、男性18－34歳の実店舗での購買減少が成長鈍化の原因だったことが分かります。
スポーツシューズ市場の鈍化に大きく影響を及ぼした男性用着用18-34歳は5年後、10年後もスポーツシューズ市場にとって大きなシェアを占めるグループです。将来もスポーツを楽しみ続け、スポーツ庁が推進するスニーカー通勤の主役であり続ける世代です。このグループのインサイトをつかみスポーツシューズ使用を推進していくことは、長期的な視点からの成長にもつながります。
※本内容をご覧の皆様向け特典について（2018年9月末まで）
特典データ「スポーツシューズ市場 男性用購入方法別成長率（2017年計）」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Japan Sports Tracker スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
スポーツシューズ市場の鈍化に大きく影響を及ぼした男性用着用18-34歳は5年後、10年後もスポーツシューズ市場にとって大きなシェアを占めるグループです。将来もスポーツを楽しみ続け、スポーツ庁が推進するスニーカー通勤の主役であり続ける世代です。このグループのインサイトをつかみスポーツシューズ使用を推進していくことは、長期的な視点からの成長にもつながります。
※本内容をご覧の皆様向け特典について（2018年9月末まで）
特典データ「スポーツシューズ市場 男性用購入方法別成長率（2017年計）」を無料でご提供いたします。ご希望の方は下記お問合せ先フォームにてご連絡下さい。
https://www.npdjapan.com/contact-us/
*1 Japan Sports Tracker スポーツシューズ・アパレル市場における全国の消費者購買行動を時系列で把握できる日本で唯一の消費者パネルデータベースです。市場のトレンドやビジネスチャンスを特定し売上を伸ばすために必要な、製品トレンドと消費者動向について包括的な情報が得られます。カテゴリー、ブランド、アイテムレベルで自社製品、競合他社製品のパフォーマンスを分析できます。
詳細URL: http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
調査データの転載について
本件で公開されている資料につきましては、ご使用用途によりますが、出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。
表記は「NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ」でお願いいたします。
ご使用前には必ず下記の問い合わせ先までご一報ください。
過去のレポートは、下記ページの「プレスリリース」よりご覧いただけます。
http://www.npdjapan.com/solutions/sports/
■本件に関するお問い合せ先
エヌピーディー・ジャパン株式会社
担当：河端 香織（かわばた かおり）
〒108－0074 東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル8F
TEL ： 03-5798-7663
FAX ： 03-5798-7665
Email ： npdjapan.info@npd.com
■会社概要
会社名 エヌピーディー・ジャパン株式会社
英名 NPD Japan Ltd.
設立年月日 2003年 3月 31日
所在地 〒108-0074 東京都 港区高輪 3-23-17品川センタービル8F
TEL （03） 5798 - 7663
FAX （03） 5798 - 7665
資本金 80,000,000円
株主 The NPD Group Inc. （100%）
代表者 トーマス・リンチ
所属団体 一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
