「第38回全国障害者技能競技大会（アビリンピック）」競技全種目が終了！ー過去最多388人の選手たちが各種目で洗練された技を披露－

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構は、「第38回全国障害者技能競技大会（アビリンピック）」
（主催：独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、沖縄県および那覇市／後援：厚生労働省等）を、平成30年11月2日（金）～5日（月）までの4日間、「おきなわ技能五輪・アビリンピック2018」として沖縄県那覇市で開催、11月4日（日）は競技2日目を行いました。　※第38回大会は「第56回技能五輪全国大会」（主催：厚生労働省等）と同時開催。
　「全国障害者技能競技大会（アビリンピック）」は、障害のある人々の職業能力の向上を図るとともに、企業や社会一般の人々が障害のある方の能力について理解と認識を深め、その雇用の促進を図ることを目的として、昭和47年から国際大会開催年を除き、毎年開催されています。アビリンピックは、アビリティ（能力）とオリンピックを合わせた造語です。
　11月4日（日）は競技2日目、沖縄県・沖縄県立武道館と奥武山屋内運動場にて、11種目を実施しました。




11月4日（日）　競技2日目の様子

フラワーアレンジメント

人々の生活空間に安らぎと喜びを与え、人の心を癒すといった花の持つ特性を有効に引き出し、その集合体において更なる美の再現に感性を注入するフラワーアレンジメント。花束、花嫁のブーケ、食卓テーブル装飾の3点の作品を、限られた時間内で7人の選手たちが作り上げました。



DTP

出版物の編集やデザインなどをコンピュータ上で行い、プリンタで出力する競技、今回のお題はポスター広告物の制作。
多くの人々に目を向けさせるために創意工夫を凝らし、オリジナリティ溢れる素晴らしいポスターが出来上がりました。




ビルクリーニング

会場内に設けた模擬オフィスで、ビルクリーニングの基本動作の効率性・安全性を競います。カーペット床清掃および弾性床清掃の２課題を、全種目の中で最多の参加人数である47名が競い合いました。



洋裁

様々な素材を活かし、裁断・縫製を行い、平面から立体的に婦人服を作り上げる競技。シルエットが課題通り美しく仕上がっていること、袖や衿がきれいに付いていること、など様々なポイントがあり高度な技術が求められる競技に選手たちが挑戦しました。





　11月4日（日）を持って、全22種目の技能競技、全2種目のデモンストレーション職種が終了。障害のある方の雇用と能力開発に関する理解と認識を深め、雇用促進を図ることを目的とした「障害者ワークフェア2018」も4日（日）を持って終了しました。
　大会最終日の11月5日（月）は、「第56回技能五輪全国大会」との合同閉会式を開催する予定です。



その他大会の詳細は、以下のWEBサイトをご覧ください。
・独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構ホームページ
http://www.jeed.or.jp/disability/activity/abilympics/38th_kaisai_gaiyou.html
・「おきなわ技能五輪・アビリンピック2018」公式WEBサイト　https://www.okinawa2018.jp/