2020年05月22日 14:00

マネージドサービスプロバイダー曰く、顧客の最重要課題はセキュリティの確保に有り

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※本リリースは2020年5月20日にスイス・シャフハウゼンで発表されたプレスリリースの抄訳です。

サイバープロテクションのグローバルリーダーであるアクロニスは、2020年5月20日、英国に本社を置く市場調査会社、Omdia社(旧Ovum社)が実施した調査結果を発表しました。その内容は、マネージドサービスプロバイダー(MSP)の顧客がMSPに求める最も需要の高いサービスとは、セキュリティの確保であることを公表しました。

アクロニス支援の下で実施した「マネージドサービスプロバイダー対象、セキュリティ及びデータバックアップに関する市場調査」では、英国と米国に在する中小企業(SMB)を顧客としてサービスを提供する、263社のMSPを対象に実施。アクロニスは、この調査で得た結果を最大活用しています。この結果の発表に伴い、アクロニスは6月11日にライブウェビナー(英語)の開催を企画しており、MSPの今後の課題に備えるための支援を行います。

本調査結果によれば、信頼性の高いセキュリティサービスの提供について、MSPは顧客から圧倒的な需要があると回答しています。例えば、サイバーセキュリティ攻撃が発生した場合、データの損失や破損を最小限に抑えることの重要性については、回答者の97%が必要と回答し、また、サイバー攻撃の被害が発覚した場合、その被害を迅速かつ最小限に軽減することを88%の回答者が必要と答えています。

更に、回答者の89%は、アンチウイルス、ランサムウェア、ファイアウォール等のサイバーセキュリティ対策を包括した、総合的なセキュリティ対策サービスを求めています。アクロニスの最高サイバー戦略責任者のガイダー・マグダヌロフ(Gaidar Magdanurov)は、この調査結果は、過去数年間に行った調査から得た結果と一致している、と述べています。「サービスプロバイダーは、高い利益の獲得、顧客の解約回避、自社チームのテクノロジースタックの使用感の改善を望んでいます。今回の調査対象の84%は、セキュリティスタックの様々な面で複数のベンダーやサプライヤーとの協働は困難である、と回答しています。バックアップ、ウイルス対策、マルウェア対策、脆弱性評価、URLフィルタリング、パッチ管理などの複数のツールを組み合わせて利用する代わりに、単一の統合されたサイバープロテクションソリューションを使用することにより、MSPは顧客に対して、より良いサービスを効率的に提供するための機能を大幅に改善させることができます。そのため、Acronis Cyber Protectは世界中のサービスプロバイダーによって、急速に普及が進んでいるのです。」

アクロニスの最新ソリューションのひとつが、フルスタックの次世代セキュリティおよび管理ツールを包括した唯一無二のバックアップ統合ソリューションである、Acronis Cyber Protect Cloud。この統合ソリューションにより、サービスプロバイダーの日常業務は簡素化され、技術者の生産性が向上し、エンドユーザーに対してセキュリティと高信頼性を提供できるため、顧客離れの原因となるダウンタイムやデータ損失を回避することが可能です。

Omdia社の調査によれば、「継続的なITコスト軽減」はMSPにとって重要課題とされています。事実、回答者の92%は、MSPが利用している殆どのサービスは高価でサービス提供時に必要な内容が不足していると答えており、顧客にセキュリティサービスを提供する際のMSP自身のスキルと専門知識を習得することが難しく、ビジネス上の大きな課題となっていると答えています。

「新型コロナウイルス感染症拡大は執拗に世界全体に影響を及ぼしており、結果として過去10年間の大金融危機と1930年代に起こった世界大恐慌以来、最も困難なビジネス環境をもたらしています。」と、Omdia社の著名なアナリストであり、今回の調査報告書の主著者の一人である、ロイ・イルズリー(Roy Illsley)は述べています。「新たな脅威に組織が無防備のまま直面している状況は、サイバー犯罪者の思う壺。この状況に対応するためにMSPとその顧客は、それに抗うための最も適切なソリューションを実装する必要があります。」

「MSPの課題は、顧客保護の目的で複数のベンダー製品により構築したレガシーソリューションを継続利用することに伴うリスクを理解することにあります。この持続的経営が非常に困難な時代において、この課題回避のため、MSP市場を対象に特別に設計されたアジャイルかつ統合されたソリューションの需要は非常に高いと言えるでしょう。」

Acronis Cyber Protect Cloudは、アクロニスの他のソリューションと同様に、安全性、アクセシビリティ、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)というサイバープロテクションの5つのベクトルに基づいて開発されています。IDCが新しいIT領域と位置付けるサイバープロテクションは、これまで個別扱いであった「データ保護」と「サイバーセキュリティ」を組み合わせ、あらゆるリスクを軽減し、最新のデータの使用により創出する新たな課題解決のために対処しています。

英国Vuzion社のマネージングディレクター、マイケル・フリスビー(Michael Frisby)氏は、「Vuzion社は、マネージドサービスプロバイダー各社に対し、全てにおいて最高のソリューションを提供することにより、持続可能で収益性の高いビジネスモデルを構築するための支援をする、とお約束しています。Acronis Cyber Protect Cloudを導入することにより、私たちはその実現の機会を得ることができました。この統合ソリューションには多くの可能性が包括されており、お客様にさらに利益をもたらすための施策について詳細を知ることができるため、大変心強く思っています。」

Omdia社による調査は、他の有用なMSP関連事案の洞察についても発表しています。例えば、バックアップとリカバリー機能についてMSPが重視している上位3領域を挙げます。バックアッププロセスの自動化、ランサムウェアに対する保護提供、Microsoft 365など最も汎用性の高いSaaSアプリケーションのバックアップなどが該当します。

調査の詳細について
Omdia社のIllsey氏は、アクロニスが6月11日に実施するウェビナーで発表を予定している、全調査結果をレビューしています。現在、MSPが、顧客を保護するための施策を顧客にどのように説明し、将来、その需要に対処する施策を立案しているかを検討しています。
当該ウェビナー(英語)のご登録はこちらです。
https://promo.acronis.com/Ovum-Cybersecurity-Readiness-Among-MSPs.html
また、こちらでは全調査結果をご覧いただけます。
https://www.acronis.com/en-us/resource-center/resource/492/

Acronis Cyber Protect Cloudについて
Acronis Cyber Protectは、脆弱性評価、URLフィルタリング、パッチ管理などのバックアップ保護、マルウェア対策、セキュリティ、エンドポイント管理機能を提供する単一のソリューション。MSPが必要とする機能を備え、MSPの顧客の課題解決に貢献します。
これらの統合された機能は、MSPがサイバーセキュリティを強化するための新規機会を創出します。Acronis Cyber Protectを活用することにより、MSPはサイバー攻撃をプロアクティブに回避し、ダウンタイムを最小限に抑え、迅速かつ容易なリカバリを実現し、最新のサイバー脅威に対抗するためのクライアント保護の構成を自動化することができます。
その結果、利益率向上、収益性改善、SLAコンプライアンスの容易化、パフォーマンス向上、解約の減少が低コストで実現します。

アクロニスについて
アクロニスは、革新的なバックアップ、セキュリティ、災害復旧、オンプレ、クラウド、さらにハイブリッドクラウド環境における企業向けファイルの同期と共有ソリューションを活用し、安全性、アクセシビリティ、プライバシー、真正性、セキュリティ(SAPAS)の課題を解決する、サイバープロテクション領域のグローバルリーダーです。アクロニスは、AIテクノロジーとブロックチェーンベースのデータ認証によって強化され、物理、仮想、クラウド、モバイルワークロード、アプリケーションを包括する、あらゆる環境で全てのデータを保護します。

全世界に50万社のビジネス顧客と、アクロニスAPI対応のサービスプロバイダー、リセラー、ISVパートナーによるグローバルなコミュニティを持つアクロニスは、Fortune 1000に選ばれた企業から全面的な信頼を寄せられており、550万以上の個人ユーザーからも高い評価を得ています。スイスとシンガポールにそれぞれ本社を置くアクロニスは、世界150カ国以上に顧客とパートナーを持つグローバル組織です。

Acronis(R)は米国、およびその他の国におけるAcronis International GmbHの登録商標です。
ここに記載されるその他すべての製品名および登録/未登録商標は、識別のみを目的としており、その所有権は各社にあります。

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
アクロニス・ジャパン株式会社(アクロニス・ジャパンカブシキガイシャ)
代表者
川崎 哲郎(カワサキ テツロウ)
所在地
〒106-6108
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー37階
TEL
03-4572-2525
業種
ソフトウエア
上場先
未上場
従業員数
50名未満
会社HP
https://www.acronis.com/ja-jp/
公式ブログ
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