メディア対応

ミス発覚!プレスリリース配信後における対応と訂正プレスリリースの書き方&ポイント説明

プレスリリースマガジン編集部

プレスリリースは企業の公式文書として配信するもの。
誤字や脱字などが無いよう配信前に入念にチェックすることが大切だと、以前からプレマガでもお伝えしていますが人間ですから当然ミスがあります。

あわせて読みたい
そのプレスリリースちょっと待って!プレスリリースのミスを防ぐために実践したい3つの方法
そのプレスリリースちょっと待って!プレスリリースのミスを防ぐために実践したい3つの方法

今回は配信したプレスリリースに誤りがあった場合、どの様な対応をすればいいのか、そして訂正プレスリリースの書き方について説明します!

訂正箇所と配信先のメディアをしっかり確認する

新発売関連のプレスリリースであれば製品の「価格」や「仕様」や「発売日」、人事異動関連のプレスリリースであれば「人名」など、配信したプレスリリースの中に一部表記や記載の誤りを見つけたら、すぐに訂正箇所を確認し正式な内容を調べます。

そしてどこのメディアに配信したかを調べ、配信したメディアへは「訂正プレスリリース」を配信しましょう!

なぜなら、記者は基本的に配信されたプレスリリースの内容が正しいのか、配信元企業のHPに掲載されている情報を確認し裏取りをしますが、昨今急速に増えているWebメディアなどは配信されてから記事化されるまでが非常に速く、受け取ったプレスリリースだけで記事にする場合もあるからです。

またメディアによっては、ニュースとして受け取ったプレスリリースをほぼ丸ごと転載しているので、誤った情報のまま掲載されてしまう場合もあります。

ここで絶対にやってはならないのは、自社のHPやプレスリリースが掲載されているメディアだけこっそり修正してしまうということです。
文章の一部に誤字脱字があり、関係者各位に大きく影響しない様なものであれば掲載しているリリースを修正すれば問題ありませんが、「価格」や「仕様」や「発売日」などに誤りがあった場合は、修正箇所を記載した訂正プレスリリースを配信しましょう。

訂正リリースの書き方とポイント

訂正プレスリリースの書き方は、必ずしも決まったスタイルがあるわけではありません。
今回は、新商品発売として配信したプレスリリースで「価格」の記載を間違えてしまったケースの基本的な書き方を説明します。
タイトルには、初めに【訂正とお詫び】もしくは【訂正】などと記載します。

配信したプレスリリースのタイトル
カロリーゼロ微炭酸飲料 爽快ネオスカッシュ20xx年4月2日より全国発売開始!

訂正プレスリリースのタイトル
【訂正とお詫び】カロリーゼロ微炭酸飲料 爽快ネオスカッシュ20xx年4月2日より全国発売開始!

本文の冒頭で、いつ配信したプレスリリースに誤りがあったかを記載します。続いて、訂正箇所を記載します。
ここで気をつけたいのは訂正箇所だけを記載するのではなく、「誤」と「正」を書くことです。
「誤」と「正」を書くことで、どこを間違え、何箇所間違っているのかが一目で分かるため下記のように書くと良いでしょう。

訂正プレスリリースの本文書き出し

20xx年4月2日(月)9時に配信したプレスリリースの内容に一部誤りがございました。訂正した内容を再度配信させていただくとともに、関係者各位の皆様には深くお詫び申し上げます。

※対象プレスリリース
■20xx年4月2日(月)9時配信のプレスリリース
カロリーゼロ微炭酸飲料 爽快ネオスカッシュ20xx年4月2日より全国発売開始!

※訂正内容
■商品の価格について
(誤)価格:210円(税込)
(正)価格:216円(税込)

以下、正しい内容のプレスリリースとなります。

このように訂正箇所だけを書くのではなく、訂正内容の下には訂正した正式なプレスリリースを書きましょう!

間違いは誰にでもあります。
いかに誠意を持って対応するかが、その後のメディアや記者との信頼関係に関わってきます。
ミスが無いにこしたことは無いですが、もしもの時は本記事を参考にしてください。

ABOUT
プレスリリースマガジン編集部 by ドリームニュース
プレスリリースマガジン編集部 by ドリームニュース
プレスリリース配信代行サービス「ドリームニュース」の運営スタッフがおくるプレスリリースマガジン。広報・マーケティング担当者向けにプレスリリース業界情報や、関連するwebマーケティング業界の最新動向や注目すべきおすすめ情報などをお伝えします。プレスリリースのノウハウがぎゅっとつまった、プレスリリースマガジンをよろしくお願いします。
記事URLをコピーしました