<プレマガ広報インタビュー>エクセル航空株式会社 松澤 卓哉さん

プレスリリースマガジン編集部

千葉県浦安市の浦安ヘリポートを拠点とし、ヘリコプタークルージング事業を展開するエクセル航空株式会社 営業部 営業二課の松澤 卓哉さんに、広報担当者になったきっかけや広報として必要なスキルなどについてお伺いしました。

今後広報をやる上でSNSやWEBは無視できなかった

―御社のサービスについて教えてください。

千葉県浦安市の浦安ヘリポートを拠点とし、ヘリコプタークルージング(遊覧飛行)の運航などのサービスを提供しています。舞浜リゾートのそばにある浦安へリポートから出発し、東京タワーやスカイツリーなど、東京上空からの景色をお楽しみいただけます。

また、ただヘリコプターに乗るだけではなく、へリポートに到着してから帰るまでの時間をトータルで楽しんでいただけるよう、カフェバー「CRUISE CAFÉ EXCEL」と、グッズショップ「Heliport Shop」を併設しています。「恋人の聖地」としても認定されており、デートやプロポーズでのご利用はもちろん、家族へのプレゼント、また海外からのお客様にも多くご利用をいただいています。

―松澤さんの現在の職種について教えていただけますか。

お客様の搭乗に関するご案内や受付業務、予約センターの電話応対やアルバイト教育などを経て、現在はお客様対応と営業を兼務しながら広報を担当しています。広報としてプレスリリースの配信、SNSの情報配信等も担当していますが、イベントやキャンペーンの企画を考えたりすることもあります。

へリポートラウンジに併設された、カフェバー「CRUISE CAFÉ EXCEL」。
高級感溢れる店内、デッキテラスからは東京湾が一望できる。
カフェと同じラウンジにある「Heliport Shop」では、ポストカードからお菓子まで幅広いオリジナルグッズが多数用意されている。

―広報の担当者になったきっかけというのはあるのでしょうか?

私自身、普段からSNSを使用していて、WEBやSNSに関して非常に興味がありました。
広報活動がマスコミ主体から個人配信(WEBやSNS)へと変わり始めた頃だったので、今後の広報活動におけるWEBとSNSの必要性、重要性を当時の上司に相談してみました。
当時はまだSNSを使用している人自体が少なかったこともあり、私のやる気を信じてくださった上司が、じゃあやってみたらと任せてくれました。

情報を受け取る側の立場に立って考える力があるかどうか

―広報に必要なスキルは何だと思いますか?

言葉を知っている、見せ方を知っている以前に、情報を受け取る側の立場に立って考える力があるかどうかが重要だと思っています。
それと、誰にでも分かりやすくいかに自社の情報を発信して行けるかという力も必要ですね。
そして、広報は会社に関わる全ての人と接しますので、コミュニケーション能力が求められると思います。

―常に相手目線というのは他の広報担当の方も仰っていました。松澤さんが注目しているサービスや企業を教えてください。

業界は異なりますが、コカコーラさんのキャンペーンや切り口、あとはデザインにも注目しています。誰もが共感、共有できるようなキャンペーンの作り込みに感服ですね。Facebookで投稿されている内容も面白く、いいねの集め方も非常に参考になります。

自社のFacebookやTwitter、LINEなどのSNSが単に情報発信ツールになっているので、コカコーラさんを始めとするユーザーとうまくコミュニケーションが取れている企業を参考に、自社に落とし込めないかを模索しています。

―では掲載を狙っているのはどういった媒体でしょうか?やはりTV番組?

そうですね。TV番組で報道されるとすごく影響力があるのでもちろん取り上げていただきたいですが、今はWEBメディアに取り上げてもらえるよう注力しています。
情報の伝達スピードが速く拡散力もありますし、弊社がターゲットとしている層(20代後半~40代)もWEBメディアとの接触時間が長いということもありますので。

ポイントを絞ったことで、地域情報に特化したメディアに取り上げていただけた

―なるほど。広報としての成功事例がありましたら教えてください。

以前、千葉県民の日に合わせて実施した特別クルーズ運航のプレスリリースが、地域の経済ニュースを発信するWEBニュースサイトに取り上げられ、Yahoo!ニュースにも転載されました。
やはり“千葉県民の日”とポイントを絞ったことで、地域の情報に特化したメディアに取り上げていただけたんだと思います。

また、クリスマスの期間に合わせて実施するクルーズ運航のプレスリリースは、イベント系の情報を取り扱うメディアだけでなく、プロポーズ関連の情報を取り扱うメディアにも取り上げていただきました。
 
その他に、NAVERなどの“まとめサイト”に、デートやプロポーズ、サプライズといったテーマで弊社のサービス(ヘリコプタークルージング)が入ってることも多いです。
正直まとめサイトなどは狙っていたわけでは無いのですが、弊社のサービスの特性という点と、WEB上での継続した情報発信による部分が大きいのかなと感じていますね。

―ありがとうございます。最後に今後どのように広報活動をしていきたいですか?

今後、東京オリンピックといった世界的なイベントが予定されていますので、ヘリコプターに興味のある方へのイメージづくりのお手伝いを続けていきながら、上空600mからの東京観光を通して、世界中の方に東京の魅力を感じて頂けるような広報活動をしていきたいです。(そして、ご利用頂いた後も思い出の一部であり続けられる様な、おもてなしにあふれる日本的なサービスを皆様に体験していただきたいです。)

―お忙しいところ、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!

インタビューを終えて

エクセル航空株式会社 松澤 卓哉さんにお話をお伺いしました。

情報の伝達スピードが速く拡散力があるSNSやWEBを積極的に利用し、ヘリコプタークルージングの魅力をPRする松澤さん。いろいろなアンテナを張って、自社のサービスやPRに落とし込もうという姿勢がとても印象的でした。

エクセル航空株式会社様、そして松澤さんのご活躍を期待しています!

インタビュー企業

会社名:エクセル航空株式会社
事業内容:航空運送事業及び航空機使用事業
創業:1991年6月
URL:http://www.excel-air.com/

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