企業の広報担当者が1番利用しているSNSは何? 広報担当者に聞いた企業のSNS利用に関するアンケート2019

プレスリリースマガジン編集部

広報担当者のみなさん!SNSを活用していますか?

新しいSNSが続々と出てきていますが、広報担当者のみなさんはどんなSNSをどのように活用しているのでしょうか?また、運用をしていくうえで感じている課題点はあるのでしょうか?

ということで昨年に引き続き、企業の広報担当者の方々にアンケート調査を行ってみました。

【調査概要】
調査実施日:2019年5月21日(火)
調査方法:アンケート用紙記入
調査対象:企業の広報担当者
調査サンプル数:16サンプル

【アンケート内容】
Q1.現在企業としてSNSを利用していますか?
Q2.利用しているSNSは何ですか?
Q3.SNSをどのように活用していますか?
Q4.どのようなSNSの効果を実感していますか?
Q5.SNS運用に関して課題は何ですか?

広報担当者の80%がSNSを利用している!

「現在企業としてSNSを利用していますか?」というアンケート項目に対しては、80%の方が現在SNSを利用しているという結果になりました。SNSの必要性を感じますね。

現在さまざまなSNSがありますが、広報担当者はどのようなSNSを利用しているのでしょう?次の質問で明らかに!

広報担当者に1番人気のSNSは変わらずFacebook!

広報担当者に1番人気のSNSはFacebook(45.45%)という結果でした。次にTwitter(31.82%)、Instagram(18.18%)、LINE@(4.55%)、ブログはなんと0%でした。

近年、国内ではSNSに疲れたという方が増え、Facebookのユーザーも減っていると言われていましたが、国内の月間アクティブ率はまだまだ増加傾向にあるようです。実名制であることから信頼性が高いFacebookは、ビジネスシーンでの利用も増えてきているようです。

若年層に人気のTwitterは、国内ユーザー数が約4,500万人とかなり利用者数を伸ばしてきています。月間アクティブ率も7割と非常に高く、若年層をターゲットとした企業にぴったりのSNSではないでしょうか。

画像を利用したコミュニケーションを得意とするInstagramは、女性に人気のSNSです。最近の10代20代の女性は、検索エンジンでなくInstagramで検索するのが常識となっています。

10代から20代後半の利用者が多いLINE@のメリットは、アカウント登録した方に確実に情報を届けることができるということ。そのためリピーター獲得に向いているSNSと言えるでしょう。

今回利用者のいなかったブログ・・・
情報発信する手段が多種多様化する中、ブログのニーズは減ってきたのかもしれません。

約4割の企業が広報活動にSNSを活用している!

「SNSをどのように活用していますか?」というアンケート項目に対しては「広報活動」が39.13%と、約4割の方が活用していました。次に「ブランディング(21.74%)」、「キャンペーン告知(17.39%)」、「顧客サポート(13.04%)」と続き、「サイトへの誘導」「広告出稿」は一桁台となりました。

今回のアンケートも広報担当者を対象としていたからか「広報活動」にSNSを利用しているという方が多く全体の4割を占めています。

また、続いての「ブランディング」ですが、SNSが普及してからがらりと手法が変わりました。旧来のブランディングと言えば、多額の広告費をかけマスメディアを利用するのが一般的だったかと思いますが、現在は企業自らがSNSで情報を発信することで消費者と接点を持つ機会が増え、ブランディングする場が広がっています。より消費者と距離が近くなりコミュニケーションが取りやすくなったメリットもありますが、炎上のリスクも増え運用には注意が必要です。

SNSには、狙った層にピンポイントで情報を発信できるという特徴があります。そのメリットを活かせるのが「キャンペーン告知」や「サイトへの誘導」「広告出稿」です。包括的に大勢の消費者に情報を届けるマスメディアと違い、SNSは興味を持っていそうな層だけにアプローチすることができるため、よりコアな消費者を少ない費用で呼び込むことができます。

SNSの効果を最も実感するのは、売上が増加した時!

SNSを運用している中で、どのような時にSNSの効果を実感しているのでしょうか?
結果は、「売上増加」が26.67%で1位。次に「顧客増加」と「アクセス増加」が同率で20%、続いて「評判の向上」と「問い合わせ増加」が共に13.33%。「顧客満足度の向上」が6.67%と続きました。

SNS運用していく中で「効果が見えない」という声を良く聞きますが、やはり「売上増加」「顧客増加」「アクセス増加」など、目に見える形となった際に効果を実感するという結果になっています。広報活動も効果が見えにくいという声を良く聞きますが、効果が可視化されるとモチベーションにもつながります。またSNSの効果測定ツールもたくさんあるので、まだ導入されていない方はぜひ導入してみてください。

SNS運用に欠かせない、クチコミ分析、SNS効果測定、レポート作成、投稿配信といった面倒な作業をサポートしてくれる「ソーシャルインサイト」(有料)というツールが、かなり細かくSNS分析ができそうですよ。

やはり広報担当者のSNS運用の課題は、効果が見えないこと・・・

「SNS運用に関して課題は何ですか?」という問いに対しては、上位から順に「効果が見えない(24.14%)」、同率で「投稿ネタ不足」。続いて「人材不足(20.69%)」「何を投稿すればよいのか分からない(10.34%)」という結果に。少数ですが「フォロワーが増えない」「予算不足」「炎上の不安」「費用対効果の判断」の声も聞かれました。

昨今、多くの企業でSNSの取り組みが進んでいるかと思います。気軽にアカウントを開設できるので、企業の情報を発信できることがメリットのSNSですが、運用についてアンケートを取ってみるとさまざまな悩みを抱えていらっしゃることがわかりました。

実際にお話をうかがってみても、「時間と手間ひまをかけているのだけれどもそこまで、効果を実感できない。」「投稿するネタがない。」「継続して運用していくのが難しい。」との声を良くいただきます。また、誰にも相談できず1人でSNS運用を担当しているなんて声も。

最近、たくさんの企業からSNSの運用について上記のようなお悩みをよく聞くので、プレスリリースマガジンでは「SNS別、企業の上手なSNS運用の仕方」というセミナーを開催してみようと考えています。興味ある方はプレスリリースMagazineのFacebookページでコメントください!

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