プレスリリースの究め

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ダメなプレスリリースの雛形を元に書き方を解説[商品・サービスを「本格的に」提供開始編]
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【解説シリーズ!】では、各プレスリリースの内容に合わせて、ダメなサンプルリリースをもとに注意すべきポイントを解説しています。

過去に紹介したダメなプレスリリースの雛形を元に解説している記事はこちら

今回で12回目となる【解説シリーズ!】のテーマは「商品・サービスを「本格的に」提供開始」です。
プレスリリースの題材となる趣旨は以下の通りです。

人材事業を手掛ける株式会社●●●●は、△△業界特化型ビジネスマッチングサービス「■■■■」を20xx年4月からベータ版として運営していたが、サービスが好調なため正式版を20xx年8月1日(月)に提供開始した。

タイトル

まずはタイトルです。

適切ではないタイトルの例

△△業界特化型ビジネスマッチングサービス「■■■■」、1提供開始!

タイトルにきちんと「正式版」と記載しよう!

1の情報だけでは、まるで新サービスが提供開始されたかのように受け取れます。
しかし、β版とはいえサービスそのものは、すでにずっと前から提供開始されているもの。正式版として提供開始するからには、新サービス発表のプレスリリースと同等のスタイルで配信したいという気持ちは分かりますが、記者に誤解を与えるようなタイトルはやめましょう。
何よりも、まずは4のように事実をきちんと書く、ということが記者から信頼を得るための大原則です。

好調さや機能拡充の情報をチラ見せして、正式版としての期待感をタイトルで表現しよう!

シンプルで簡潔なタイトルも時には歓迎されますが、まったく味気のない表現は考えものです。
今回のテーマでは、時間をかけて育てた自社サービスが、ユーザー企業の反響を受け、晴れてβ版から正式版へと成長した喜ばしい情報です。23のように、少しでもそのエッセンスをタイトルに入れることで、たちまち記者が読んでみたくなるようなプレスリリースに変身します。

適切なタイトルの例

2会員企業数1万社突破し大好評!△△業界特化型ビジネスマッチングサービス「■■■■」、3新機能「足あと機能」を実装して4正式版を提供開始!

本文

続いて本文です。

適切ではない本文の例

人材事業を手掛ける株式会社●●●●(本社:東京都港区、代表取締役社長:▲▲▲▲、以下:●●●●)は、△△業界特化型ビジネスマッチングサービス「■■■■」の正式版を20xx年8月1日(月)に提供開始しました。正式版の提供開始に伴い、新機能の「足あと機能」を実装しています。

「■■■■」は、△△業界で協力会社探しや案件の受発注ができる、業界特化型の無料ビジネスマッチングサービスです。

この度、5「正式版」として本格的に提供開始するに至りました。

新機能として追加した「足あと機能」は、・・・(略)・・・などに活用することができます。

●●●●は、今後も△△業界における人材不足の解決や仕事獲得機会の向上を目指し、サービスを拡充して参ります。

(以下、【■■■■について】【会社概要】【報道関係者向けお問い合わせ先】の記載へ続く)

「正式版として」「本格的に」サービス開始に至った理由・背景がもっとも大切

5のように、もともと提供していたサービスを「正式版として」または「本格的に」提供開始をする、というテーマのプレスリリースでよくあるのが、まったくその理由や背景が書かれていないというものです。

ちなみに、正式版の提供開始に至った理由や背景として、記者が具体的に知りたい情報は、以下の3つに分類できます。適切な本文の例では、これら3つの情報を68として盛り込んでいます。参考にしてみてください。

(1) すでに提供開始していたサービス(β版)は、一体いつからやっていたのか?

→例えば、β版から正式版になるまでにかかった期間が1ヶ月なのか3年なのかで、そのニュース性は大きく異なります。6のような既存サービスの開始時期は過去の情報だからといって省略しがちですが、記者にとっては重要な情報となります。

(2) 正式版へ移行するに至った具体的な理由や背景は何?

7では、「サービスが好調」だけの曖昧な情報だけではなく、具体的な会員数や実績をきちんと数値を示しています。

(3) なぜこのタイミングで移行?

→これは、(2)の理由や背景にも含まれる場合もあります。今回の例では8のように新機能の実装が理由でしたが、他に「β版の提供開始から1周年を機に」など様々な理由が挙げられます。
自社では当たり前の情報でも記者にとっては知りたい情報でもあるので、省略せず丁寧に説明しましょう。

適切な本文の例

人材事業を手掛ける株式会社●●●●(本社:東京都港区、代表取締役社長:▲▲▲▲、以下:●●●●)は、△△業界特化型ビジネスマッチングサービス「■■■■」の正式版を20xx年8月1日(月)に提供開始しました。正式版の提供開始に伴い、新機能の「足あと機能」を実装しています。

「■■■■」は、△△業界で協力会社探しや案件の受発注ができる、業界特化型の無料ビジネスマッチングサービスです。 620xx年4月からベータ版として運営をしていましたが、720xx年x月には登録会員企業数が1万社を突破し、マッチング実績が昨年同月比で150%増加するなどサービスが好調なため8新機能として追加した「足あと機能」の実装を機に「正式版」として本格的に提供開始するに至りました。

新機能として追加した「足あと機能」は、・・・(略)・・・などに活用することができます。

●●●●は、今後も△△業界における人材不足の解決や仕事獲得機会の向上を目指し、サービスを拡充して参ります。

(以下、【■■■■について】【会社概要】【報道関係者向けお問い合わせ先】の記載へ続く)


以上が「商品・サービスを「本格的に」提供開始」に関するプレスリリースを作成する上でのポイントです。

一般的な新サービスの提供開始のプレスリリースとの違いを理解し、読み手である記者の視点に立ったプレスリリース作成をしましょう。

その他のダメなプレスリリースの雛形を元に解説している記事はこちら

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