プレスリリースの究め
「プレスリリースステップアップ講座 ~記者に聞くプレスリリースをワンランク上げるテクニック~」セミナー開催報告
プレスリリース配信代行サイト『ドリームニュース』を運営するグローバルインデックス株式会社は2021年6月29日(火)、元毎日新聞社記者の山川健氏(以下、山川氏)を講師に迎え、「プレスリリースステップアップ講座」オンラインセミナーを開催しました。
第1部 講義『実践!プレスリリースのタイトルとリード文作成』
第1部の講義は、みなさんの顔が見えるZoomのミーティング機能を使っての講義でした。講師の山川氏には「プレスリリース」の基本をおさらいしてから、プレスリリースをステップアップする手法を具体的な事例を交えてお話しいただきました。当初の予定は70分でしたが、講義に熱が入り20分押しの90分の講義となりました。受講者の皆様、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
山川氏が実際に受け取ったプレスリリースの良い事例や悪い事例、記事として取り上げられるためのプレスリリース内に入れる画像の工夫など、実際の事例をもとにした講義は誰にでも分かりやすい内容だったと思います。

第2部 パーソナルワーク『サンプルのプレスリリースを添削して改善点を学ぶ』
第2部はサンプルの資料を読みプレスリリースのタイトルとリード文を作成するパーソナルワークを行いました。45分という短い時間でしたが、タイトル、リード文だけでなく本文まで完成された方もいて講師の山川氏も非常に驚いていました。
2人の方に作成していただいたプレスリリースを共有していただき、山川氏に講評していただきました。第1部の講義の内容がしっかりと反映されており、とてもまとまった原稿だったようです。その後、模範解答を配り最後のまとめとなりました。プレスリリースを書く上でのポイントは、読み手に疑問を抱かせないように書くとのこと。新聞記者になった当初、先輩の記者から「中学生が読んでも分かる記事を書くことである」と言われたそうですよ。

第3部 Q&Aとフリートーク
第3部は、Q&Aとフリートークと題し、受講者の方々からの質問に対し講師の山川氏に直接回答いただきました。プレスリリースを毎日数百本も受け取っている記者のお話は大変参考になりました。
オンラインセミナーのためか質問が少なめだったので、チャットで質問を受け付けたり事前に質問を受け付けたり、より質問がしやすいように場の活性化を図りたいと思います。
総括
今回のセミナーもコロナウイルスの影響で、2回目のオンラインでの開催となりました。前回の反省点を活かし、部屋の移動を無くし複数回テスト配信を行ったので、大きな問題も無く無事開催することができました。
また、セミナー後にご回答いただいたアンケートでは、好評をいただきました。オフラインセミナーと比べてオンラインセミナーの場合、どうしても講師と受講者のやり取りが少なくなってしまい講義が一方通行になりやすいので、双方向のやり取りがもっとできるよう工夫し、より満足度の高いセミナーの開催を目指してまいります。
■いただいたご意見(一部抜粋)
・持ち込みのプレスリリースをリアルタイムで添削してほしい。
・プレスリリース作成にあたり、聞きたいことが聞けて、実際に作成した文章にコメントを頂けたので非常に勉強になった。
・広報が弱いので、色々な広報方法やレクチャー、知見等お聞きしたい。
・キャッチコピーのつくり方を知りたい。
・実際のリリースを元に、反応がいいもの悪いものの差を分析するワークをしたい。
・今回のようなセミナーで本日以上にプラスアルファのコツなど盛り込まれたセミナーの開催。
・事前にプレスリリースを送り、皆で添削するセミナー。
・プレスリリースの良い例、悪い例をなどの実際の事例を多く紹介してほしい。
次回のオンラインセミナーでは、今回いただいたご意見を参考に少人数でのゼミナール形式を予定しています。まだ検討中ですが、自分で書いたプレスリリースを皆で添削するような、より実践的な内容になると思います。
次回のセミナーもご期待ください!