2007年11月03日 09:00

社会保険労務士向けに人事制度構築のためのセミナーを日本大学教授谷田部光一先生と開催

人事・キャリアのコンサルティング会社である有限会社人事・労務（台東区：代表取締役　矢萩大輔）は、日本大学教授谷田部光一先生を講師にお招きし、社会保険労務士向けに中小企業の人事制度を構築するためのセミナーを１０月２７日に実施いたしました。

メイン講師を務めた日本大学教授谷田部光一先生は、2003年4月より日本大学の教授となった方ですが、それまでは、労務行政研究所他数々の編集にも携わっていらっしゃいました。

　また、日本の賃金制度の第一人者である楠田丘氏との共著を出版するなど、数々の人事制度を取材され、また教授になるまでは現役の経営コンサルタントでもあった方であり、その事例の多さは、おそらく右に出るものはいない "理論と実践を兼ね備えた"数少ない先生です。

本セミナーでは、中小企業にむけて、賃金・人事制度コンサルティングを行うための賃金制度を体系的に、基礎から講義していただきました。また谷田部先生が行った実際の人事制度構築の成功談、失敗談を具体的に披露していただき、実務を志す人にとっては非常に中身の濃い内容となりました。

本セミナーではこれからの人事制度構築に欠かせないＥＳ（従業員満足）という視点から、中小企業に人事制度を導入する為に必要な知識を分かりやすく解説いたしました。

受講生からは

「裏話的なことが多く、それがまた面白かった。賃金制度のまとめとして使える資料となった」
「話し方にユーモアもあり参考になった。資料・テキストともに充実していた」　

「ＥＳ（従業員満足）がこれからの企業経営にとって大切なものだと分かりました」　
「賃金制度の基本的なことがよくわかりました」
「実務も数多くこなしている谷田部先生のお話は、大変わかりやすかったです」

という声が寄せられました。

また、セミナー冒頭には、弊社代表取締役矢萩大輔より「ＣＳの時代からＥＳ（従業員満足）」の時代へと変わりつつある今、社会保険労務士が3号業務にたいして、どのように取り組むべきかという話をさせていただき、セミナー後半には、弊社チーフ人事コンサルタント畑中義雄より、社労士のためのこれからの人事制度営業手法の話を披露させていただきました。

谷田部先生の賃金制度の話に加え、これからの社労士の３号業務の方向性がＥＳ（従業員満足）を意識したものになりつつあり、「ＥＳ（従業員満足）向上型人事制度」が急激に注目を浴びているという、両氏の話には、多くの反響が寄せられていました。