2008年07月25日 13:00

プリンテッドエレクトロニクスの世界市場は2013に88億米ドル規模に

先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル　インフォメーション（神奈川県川崎市、代表取締役社長：小野悟）は、米国調査会社BCC Researchの発行する最新の英文調査報告書「Printed Electronics: The Global Market」の販売を開始いたしました。

米国の調査会社BCC Researchが発行した調査報告書「Printed Electronics: The Global Market」によると、2008年におけるプリンテッドエレクトロニクスの世界市場は31億米ドル規模となる見込みです。同市場は、2013年には88億米ドル規模に到達することが予測され、この間の年複利成長率は23.2％となります。

アプリケーション別では、2007年および2008年においては、オプトエレクトロニクスが85％以上のシェアを占めますが、2013年には、69％までシェアを落とす見込みです。2007年におけるオプトエレクトロニクス市場は25億米ドルで、2008年には27億米ドル、2013年には61億米ドルとなる見込みです。

2007年に3億7500万米ドルの収益を生み出し、オプトエレクトロニクスに続く市場であったセンサー部門は、2008年においても第2位の地位を確保すると見られ、その収益は、4億2350万米ドルとなる見込みです。同市場の2013年における予測収益は8億4250万米ドルであり、市場自体の拡大は続きますが、市場シェアにおいては、現在の13％から9.5％に減少すると予測されます。

2007年に1000万米ドル市場であったRFアプリケーションは、2008年には1840万米ドル、2013年には4億1300万米ドルにまで成長すると予測されます。エネルギー部門は、最高の成長率を記録する見込みで、2013年には16.2％のシェアを占める見込みです。同アプリケーションの2007年実績は900万米ドルでしたが、2008年には1810万米ドル、そして2013年には14億米ドルにまで成長すると予測されます。