2008年08月27日 13:00

新興市場の拡大で国際的なモバイル業界の再編が加速

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先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、英国調査会社Informa Telecoms & Mediaの発行する最新の英文調査報告書「Global Mobile M&A: Analysis of the changing telecoms investment landscape」の販売を開始いたしました。

通信分野の調査を専門とするInforma Telecoms & Mediaが発行した報告書「Global Mobile M&A: Analysis of the changing telecoms investment landscape」は、欧州と北米のほとんどのモバイル市場で市場再編の動きが一段落する一方、新興国の市場ではモバイルサービス加入者の急増に伴いM&Aの動きが加速するとの見通しを示しています。

同報告書によると、金額ベースで見た場合、2007年のM&A活動は2006年よりも低調であり、2008年にはさらに落ち込む見通しですが、契約件数を見る限り、依然として活発な動きが続いていることがうかがえるといいます。新興国、とりわけアフリカとインドの市場では、携帯電話に対する消費者の需要が伸び続けており、投資家たちもこれらの市場に注目しているのです。

アフリカ全体の携帯電話の普及率は34%(2008年6月時点)にすぎず、インドでも、2008年第1四半期だけでおよそ3,600万人の新規加入者があったという事実を見れば、これらの地域の潜在的な市場規模の大きさをうかがい知ることができます。

また、同報告書は、モバイル市場で2006年以降に行われた主な投資についても取り上げています。Vodafoneは、インド(111億ドルを投じてHutchison Essar株の67%を取得)とトルコ(45億ドルでTelsimを買収)で大規模な買収を行った後も、引き続き新興市場での拡大戦略に力を入れています。一方、ペルシャ湾岸地域最大の事業者であるサウジアラビアのSTCとカタールのQtelは、それぞれMaxis(マレーシア)とIndosat(インドネシア)の少数株主となったことで脚光を浴びています。

さらに、世界経済の状況が厳しさを増しているにもかかわらず、モバイル市場が一定の回復力を維持していることから、今後金融機関の投資家たちが大規模な投資を行う可能性もあるとの見方を示しており、その一例として、投資連合が進めているカナダの事業者BCEの買収計画をあげています。

【 英文市場調査報告書 】

Global Mobile M&A: Analysis of the changing telecoms investment landscape

世界のモバイル市場におけるM&A:通信事業の投資情勢における変化の分析

http://www.gii.co.jp/japanese/itm71497-mobile-m-a.html

出版社Informa Telecoms & Media

出版日2008/08



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