菊屋はオリジナル蚊帳の形状に合わせて、カテキンを付着させた不織布を形成・加工し、蚊帳全体を覆うようにして、インフルエンザ予防と隔離対策用として、蚊帳用カテキンシェルターの製造販売を開始。

蚊帳用のシェルター生地は、静岡県牧之原市で自然農法による茶栽培をしている「安心自然農園」が特許申請したカテキン付着法により仕上がった不織布を用いる。
安心自然農園の申請した特許内容は、「生の茶葉を冷水で攪拌し漉した液の中に不織布を漬けた後に乾燥させ、付着したカテキンによる殺菌効果を持続させる」というものである。

お茶に含まれるカテキンは、インフルエンザウイルスが細胞に吸着するのを阻害する効果があり「カテキンにより感染性が失われたウイルスは感染性の復帰が起こらない」と発表されている。

使用の面では持ち運びができ、吊るす必要のないワンタッチで自立スタンド方の蚊帳を、一人寝のシングルサイズとダブル布団にも対応できる二種類を用意し、不意の隔離用にも適用できるものとした。

特許申請中の付着法による不織布のカテキンの効果は２ヶ月ほどとされるが、安心自然農園との連携を強化し、効果の薄れた蚊帳用カテキンシェルターを染め直して、再利用可能なものにしていく予定である。

蚊帳用カテキンシェルター
● ムカデントII　150×230×140（高さ）cm　　（ダブルサイズ対応）　7,875円［税込］　　　　
●　ワンタッチ蚊帳　　130×225×87(高さ)cm　　　シングル対応　　　5,775円［税込］

ホームページ　　　 http://www.anmin.com/

本店　静岡県磐田市ジュビロード243
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