2010年10月04日 10:30

桐の専門メーカー桐屋が暖かい床材として桐フローリングを発売。

桐の専門メーカーである桐屋は断熱性や抗菌性に優れた桐を新しい建築素材として開発。今までの桐フローリングに特殊加工を行い、暖かい床材として製品化に成功。桐は元々発泡スチロールのような構造をしているため、木材の中でも格段に断熱性が優れている。その断熱効果を利用して、冬場でも裸足で歩ける高品質の桐フローリングを新発売。これまでも多くの住宅や店舗、施設に納品されおり、新しいエコ素材として注目されている。

桐の専門メーカー　桐屋（社名：サティスファクション株式会社　所在地：東京都世田谷区　代表取締役：光田真）では、この度、新加工を施した暖かい床材「桐の無垢フローリング」を発売。桐は断熱性能が他の樹種と比較して格段に高く、人の体温を奪わない。そのため、裸足であるいても冷たさを感じることがなく体温を跳ね返すため暖かい床材と変身する。暑い季節にはベタつきが無く、表面がさらっとしているため快適に過ごすことができる。桐独特の気泡構造により高い断熱性能を発揮するが、この気泡によって足腰への負担を減らし、万が一の転倒時には身体を守ってくれるといった優しい素材としての特長もある。桐屋の桐フローリングは柾目１００％の高品質の無垢材を使用しており１２ｍｍの無垢フローリングとしては貴重な床暖房にも対応している。また、無垢の桐フローリングでは初めて床暖房の対応製品となる。

桐フローリングは目の細かい良質の柾目のみを使用しているため反りや伸縮がほとんど無く、安心して施工ができる。また、実部分の加工にもこだわったおり、年間を通しての施工が容易で施工後の割れや隙間がほとんど出来ない。それから、桐フローリングへは、独自の製材方法である防シブ加工を施しているため、桐本来の美しさを長い間保つ事が出来るようになり今まで悩まされていた桐特有のシブの心配が無く、桐フローリングとしてトップレベルの製品を提供している。この技術は業界初の加工技術で、化学薬品等は一切使用していない。
桐屋では、今まで問題とされてきた桐特有に潜在する渋（シブ）を、わざと桐フローリングの裏面に出すような独自の加工（防シブ加工）を施すことで、シブの問題を解決した。これにより、桐が持つ特徴を活かした製品作りが可能となった。

桐は人にも環境にも優しく、裸足の暮らしには最適の素材である。冷たくて硬い床と違い、何より快適で安全な空間を与えてくれる。桐は
多くの優れた特長をもっており、調湿性、抗菌性、断熱性、耐火性、省エネ効果などがあげられる。この特長を利用して桐たんすや桐の箱、金庫内部、桐の下駄など日本では古くから利用されている。これらは全て理にかなった使用方法だが、桐の特性としては認知されていない。
それから、桐は植物の仲間に属しており他の樹種と比べて成木期間が格段に早く、１５年程で製材が可能となる。そのため耐久性の高い桐を使用することで他の樹木の伐採を抑制でき、ＣＯ２削減を促進できる素材でもある。昔の言い伝えでは、娘が生まれたら庭に桐の木を植えて嫁に行くときには桐たんすを作ってもたせる。と言われている。これは桐が早く成木するという意味と、植物なので庭でも育つという意味からきている。また、桐は家紋としても高貴な場所で昔から使用されており、実は日本人にとても馴染みの深い素材でもある。

人と環境に優しい桐フローリングは住宅や店舗、施設において調湿空間や断熱空間を造りだし、エコや省エネ、少子高齢化といった社会環境や、美容や安眠、リラックスといったヒューマンニーズに対して高い需要が見込まれる。

新製品情報　（発売日１０月１日）
■ 桐フローリング　フラット／自然塗料仕上げ　　　　１枚サイズ：１２×１５０×１８１８　　税込み価格：２６，２５０円／坪
■ 桐フローリング　うづくり／自然塗料仕上げ　　　　１枚サイズ：１２×１５０×１８１８　　税込み価格：３０，４５０円／坪
　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
本件に関するお問い合わせ先

サティスファクション株式会社　　　担当：企画営業部
ＴＥＬ：０３－５７７９－４２４２　メール：kiri@kiri-ya.jp
ＦＡＸ：０３－５７７９－４２４１　ＵＲＬ：http://www.kiri-ya.jp/

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