2010年10月27日 13:00

CSRの国際標準規格ISO26000発行に向けた取り組み

準備期間約10年の時を経ていよいよ11月発行されます。 CSRコミュニケーションでは、ISO26000の内容をタイムリーに紹介し、企業がいかに対応していくかをテーマにセミナーを企画中です。

ISO26000とは、ISO『国際標準化機構』が規格する、経済の成長、環境、社会的平等性に着目したもの。それらに寄与する世界標準が必要だと、消費者からの要請で開発されたものです。社会的責任規格と呼ばれています。準備会合から含めると、約10年の審議期間を経て、今年11月の発行となります。大きな特徴として、ISO規格は認証規格として定着していますが、ISO26000はガイダンス規格です。ガイダンス＝手引書の位置つけですので、今後、企業にどのような影響を与えるか？が大きな焦点となっています。“企業”と明記致しましたが、企業に限らず、組織、団体をも包括しうる規格となっています。ですので、CSRのCは企業をさしておりましたが、Cは、はずされ『SR』と一般的に呼ばれるようになるでしょう。
そして、これまで、多くの企業はGRIサステナビリティ　レポーティング　ガイドラインを用いて、CSRレポートを作成してこられたと思いますが、今後はこのISO26000に従い、作成されると思います。
このISO26000の11月発行に伴い、国内初と思われます、発行後のISO26000に関するセミナー開催を検討しています。詳細につきましては、今後のニュースリリースにて発表いたします。ご期待下さい。

【本件に関するお問い合わせ】
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（代表理事　則清昭治）
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