2011年08月31日 10:00

音声、メッセージング、およびデータプランの支出は2015年までに37％上昇する見込み

株式会社グローバルインフォメーションは、米国の調査会社インスタットが発行した報告書「Wireless Services in US Businesses: Spending by Plan Type, Size of Business, and Vertical, 2010-2015」の販売を開始しました。

これまでの「バーチャル（仮想）オフィス」は、従来のオフィスコストが削減できる、オフサイトによるライブコミュニケーションとアドレスサービスの組み合わせだと考えられてきました。最近では、アプリケーションやデータサービスプランとともに、ワイヤレスハンドセット（携帯電話）が普及したことにより、「バーチャルオフィス」自体が姿を変えてきています。任意の場所で接続可能…実際には、「ほぼすべての場所」を意味します。In-Statの新たな調査では、どの規模の企業でも、音声、メッセージング、およびデータプランの支出が、2010年から2015年までで37％上昇する傾向にあると予測されています。

「どの規模のビジネス分野でも、多くの企業がワイヤレスハンドセットでのデータアクセスにメリットを感じています。」と、業界アナリストのGreg Potter氏は述べています。「スマートフォンの接続性と効率性によって、外出先でも、家庭でも、電子メールや他のビジネスアプリケーションへのアクセスが可能になるのです。」

このレポートには以下の内容も含まれます。
・行政・支援サービス、医療・ソーシャルサービス、および教育産業は、音声、メッセージング、およびデータプランの支出において、最高レベルの成長が期待できる市場です。
・中堅企業は、音声だけのプランから、音声、メッセージング、およびデータプランへと次第に移行しています。音声およびメッセージングプランの支出は、予測期間内で44％の増加が見込まれています。
・医療・ソーシャルサービスのセグメントは、音声だけのプランに対して、2011年に4億8,300万米ドルの支出が予定されています。
・エンタープライズ（1,000名以上の従業員の企業）における、音声およびメッセージングプランの支出は、2011年に31億米ドルでピークを迎えます。その後、予測期間内の残りの期間で、緩やかに減少していきます。

【市場調査レポート】
米国のビジネス分野におけるワイヤレスサービス（2010～2015年）：契約タイプ・企業規模・産業別の投資動向
Wireless Services in US Businesses: Spending by Plan Type, Size of Business, and Vertical, 2010-2015
http://www.gii.co.jp/report/cg209306-wireless-services-us-businesses-spending-by-plan.html
出版日 2011年08月
発行: インスタット

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