2012年07月27日 14:00

最も気になるオリンピックの種目は「サッカー」と「陸上競技」-- イプソス「Global @dviser調査」より 

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グローバル調査会社のイプソスは、世界24カ国でロンドン五輪に関する調査を実施した。調査対象者の72%はオリンピックを観戦するつもりだと回答した。観戦方法はテレビ(65%)、インターネット(23%)、携帯電話/スマートフォン(6%)、タブレット(4%)など。最も人気の種目は陸上(20%)とサッカー(20%)。日本では中でもサッカーが人気で、ほぼ3人に1人(30%)が最も気になる種目であると回答した。

グローバル・マーケティング・リサーチ会社のイプソスが世界24カ国で実施しているGlobal @dviser調査より、オリンピックの観戦意向に関する調査結果を発表しました。



主な調査結果
● 調査対象24カ国では、10人中7人(72%)が「オリンピックを観戦するつもり」と回答
● 日本で最も人気の種目は「サッカー」(30%)と「陸上競技」(20%)
● テクノロジーの進歩により観戦の方法も様変わり: グローバルでは23%はオンラインで、10%は携帯電話・スマートフォン、タブレットで観戦すると回答



<調査概要>  
調査実施機関: イプソス     実施時期: 2012年6月5日~19日
調査手法:イプソス・オンラインパネルシステムにより世界24カ国で毎月実施するGlobal @dviser調査        
対象国(24カ国): アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イギリス、
             ハンガリー、インド、インドネシア、イタリア、日本、メキシコ、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、
             南アフリカ、韓国、スペイン、スウェーデン、トルコ、米国
対象者: カナダ及び米国では18歳~64歳、その他各国では16歳~64歳の対象者18,623人
       各国1000人以上が回答 
       *アルゼンチン、ベルギー、インドネシア、メキシコ、ポーランド、ロシア、サウジアラビア、南アフリカ、韓国、スウェーデン、トルコでは各国500人以上



グローバル調査会社のイプソスは世界24カ国で、ロンドン夏季五輪に関する調査を実施した。今回の調査を実施した24カ国の対象者のうち、4分の3(72%)はオリンピックを観戦するつもりだと回答した。観戦方法はテレビ(65%)、インターネット(23%)、携帯電話/スマートフォン(6%)、タブレット(4%)などが挙がった。最も人気の種目は陸上(20%)とサッカー(20%)で、水泳(16%)、体操(14%)、バレーボール(5%)、テニス(5%)、バスケットボール(4%)、ボクシング(3%)、サイクリング(2%)と続いた。日本でもサッカーと陸上は人気が高いが、中でもサッカーはほぼ3人に1人(30%)が最も気になる種目であると回答した。
世界24カ国の18,623人を対象に実施した今回の調査では、62%がオリンピックに興味があると回答し、観戦を楽しみにしている様子が伺える。しかし、「オリンピック期間中のテロ攻撃を心配している」と回答した人は38%に上り、テロへの不安が影を落とす。
 
世界が期待 オリンピック観戦
24カ国の対象者の10人に7人(72%)はオリンピック観戦を予定している。各国でみると、最低でも半数の対象者が観戦予定だと回答、日本では76%であった。観戦を予定しているという回答が最も多かったのは中国(92%)で、韓国(91%)、インド(90%)、メキシコ(86%)、ブラジル(84%)が続いた。最も少なかったのはベルギー(50%)、ドイツ(54%)、フランス(54%)が続いた。開催国のイギリスは61%で4番目に低い国となり、世界での盛り上がりから見ると少し冷めているようだ。
観戦が激変?テレビ以外の方法が広がる
今回のオリンピックはさまざまな方法での視聴が人気を集めそうだ。テレビでの観戦は65%と圧倒的人気だが、それ以外の方法も広がりを見せた。全体の4分の1(23%)はインターネットで、10人に1人はスマートフォン(6%)やタブレット(4%)で観戦すると回答した。
テレビ観戦が最も人気だったのはメキシコ(82%)で、韓国(80%)、ブラジル(79%)、インド(75%)がそれに続いた。
中国の対象者は最も進歩的で、94%が新しいテクノロジーでの観戦を予定している(インターネット67%、携帯電話/スマートフォン16%、タブレット11%)。インドでも似たような結果で、89%(インターネット50%、携帯/スマホ24%、タブレット15%)が観戦に新技術を利用するつもりだと回答した。日本は、わずか20%(インターネット14%、携帯/スマホ4%、タブレット2%)という結果であった。

人気の種目は「陸上競技」と「サッカー」
オリンピックに興味があると回答した人々に最も気になる種目を聞いてみたところ、対象国全体でトップの種目は陸上競技(20%)とサッカー(20%)であった。水泳(16%)、体操(14%)、バレーボール(5%)、テニス(5%)、バスケットボール(4%)、ボクシング(3%)、サイクリング(2%)と続いた。柔道は(1%)という結果であった。
日本でもトップはサッカーで、ほぼ3人に1人(30%)はサッカーが最も気になると回答。陸上も人気で全体と同じく20%という結果であった。全体と比較して日本で人気があるのはバレーボール(8%)と柔道(6%)であった。
オリンピックには強い関心がある・・・だがテロも心配  
調査実施24カ国の全対象者の過半数(62%)の人々はオリンピックに関心がある。
オリンピックに最も強い関心があるのはインド(85%)で、中国(82%)、韓国(78%)などアジアの国が続いた。興味があると回答した人々が50%以下だったのは、イギリス(50%)、ドイツ(49%)、ベルギー(45%)。 イギリスは開催国であるのに人々はクールである。
「オリンピック期間中のテロ攻撃を心配している」と回答したのは38%で、半数までは満たないものの、かなりの人々が不安を抱いているようだ。最も不安を抱いているのはメキシコ(54%)で、インド(51%)、スペイン(50%)、中国(48%)、日本(47%)が続いた。最も楽観的なのはポーランド(21%)で、次いでフランス(23%)、ハンガリー(24%)、南アフリカ(27%)であった。
イプソスについて
1975年創業。イプソスはリサーチのプロフェッショナルが経営する世界第3位のグローバル市場調査会社です。
世界84カ国の拠点では、16,000人以上のスタッフが、5,000を越えるクライアントにサービスを提供しています。年間の調査プロジェクト数は10万件以上、実施インタビュー数は7,000万件以上に上ります。
GreenBook Research Industry Trend Survey 2011で最もイノベイティブなリサーチ会社の第2位に選ばれました。
イプソスについての詳細は弊社ウェブサイトwww.ipsos.comをご覧ください。
このニュースリリースについてのお問い合わせ:

Keren Gottfried
Research Manager, Ipsos Global Public Affairs
+1 (416) 572 4481
keren.gottfried@ipsos.com


山野辺有子
Ipsos in Japan
03 6867 8151
yuko.yamanobe@ipsos.com

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会社概要

イプソス株式会社
商号
イプソス株式会社(イプソスカブシキガイシャ)
代表者
内田 俊一(ウチダ シュンイチ)
所在地
〒105-0001
東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル
TEL
03-6867-8001
業種
リサーチ
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
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