2012年08月30日 14:00

子育てママのスマートフォン・タブレット端末の利用実態調査 ~乳・幼児期からスマホ・タブレットを使う“デジタルキッズ”が4割も~

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 55万人の親子をネットワークし、 子育てママを対象にしたマーケティング活動をサポートする株式会社マインドシェア(東京都港区:代表取締役 今井祥雅)は、ママの声を集めたランキングサイト(PC、モバイル)「ママこえ(http://mamakoe.jp/)」で、子育てママのスマートフォン・タブレット端末の利用実態に関する調査を実施しました。

<0歳~6歳の子どものママ1,035人への調査>
スマートフォン・タブレット端末に触れている0歳~6歳の乳・幼児は40.4%


<子育てにスマホ・タブレットを使用しているママ300人への調査>
●1歳までにスマホ・タブレットデビューしたのは44.7%
 約3人に1人(33.1%)が2歳までに自発的に使うようになっている
●スマホ・タブレットが子育てに役に立つと感じているママが84.0%
●“子育てに役に立つアプリ”1位は「うたや音楽アプリ」


<調査概要>
◆ 調査対象:
【予備調査】
0歳~6歳の子どもがいるママ1,035人(1都3県在住)を対象に直近半年間で子ども(末子)のスマートフォン・タブレット端末の接触経験の有無を聴取し、「ある」と回答したママ300人を抽出。
【本調査】 
上記対象者のママ300人に対して「子育てでのスマートフォン・タブレット端末の利用実態」に関する調査を実施。
◆ 調査方法:インターネット調査
◆ 調査期間:2012年8月17日 ~ 20日

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社マインドシェア 担当:小池
TEL 03-6823-1216/FAX 03-5232-3492 e-mail:cheers@mindshare.co.jp



【予備調査】 スマートフォン・タブレット端末に関するアンケート
(対象:1都3県在住の0歳~6歳の子どもがいるママ1,035人)

スマートフォン・タブレット端末に触れている0歳~6歳の乳・幼児は40.4%
 1都3県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)在住の0歳~6歳の子どもがいる既婚女性1,035人を対象に、スマートフォン・タブレット端末を自宅で使っているか聞いたところ、全体で62.9%が使用していると答えました。また直近半年間で子どもにスマートフォン・タブレット端末を触れさせている、または使用させているママは全体で40.4%、さらにスマホ・タブレットユーザーのママでみると6割以上(64.2%)にのぼりました。



【本調査】 子育てにおけるスマートフォン・タブレット端末利用実態調査
(対象:直近半年間で子ども(末子)のスマートフォン・タブレット端末の接触経験があると回答したママ300人)

1歳までにスマホ・タブレットデビューしたのは44.7%
約3人に1人(33.1%)が2歳までに自発的に使うようになっている
 予備調査の結果、直近半年間で子どもにスマートフォン・タブレット端末を接触または使用させていると回答したママ300人に、「子育てにおけるスマートフォン・タブレット端末」の利用実態に関するアンケート調査を実施しました。
 子ども(末子)が初めてスマートフォン・タブレット端末に触れた年齢を聞いたところ、44.7%が1歳までにスマホ・タブレットデビューを果たしていました。
 また、一人で使い始めた年齢を聞いたところ、2歳(17.7%)が一番多く、約3人に1人が(33.1%)が2歳までに自発的にスマホ・タブレットを使うようになっており、また数は少ないものの、0歳(3.7%)から一人で使うようになっている子どももいました。スマホ・タブレットに触れる環境にある子どもは、乳・幼児期の早くから自分で使うようになっている実態が見て取れます。

<乳・幼児のスマホ・タブレット接触・利用状況>
 
次に、子ども(末子)がスマートフォン・タブレット端末を どのように利用しているかを聞いたところ、1位「動画を見る」(71.0%)、2位「アプリを使って遊ぶ」(56.7%)、3位「写真を見る」 (55.7%)となりました。また、初めて触れた時/一人で使い始めた時のエピソード、スマートフォン・タブレット端末を使う子どもを見て一番驚いたこと を自由回答で聞いた中でも、「一人で画面を開き、YouTubeの履歴を押し、子どもが好きなキャラクターの動画を再生していた」(2歳)、「ピアノアプ リの鍵盤の色が(白黒)分かるようで、器用に指をつかって弾いていた」(0歳)、「最近は写真を撮るようになったのにも驚き」(2歳)といった声が多く聞 かれました。
<スマートフォン・タブレット端末に初めて触れた時のエピソード>(自由回答)
●高月齢になると教えてもいないのに、手をスライドさせたり再生ボタンを押すようになっていた。(0歳)
●車で移動中に泣き止まなかった時に、子どもが泣き止むといううわさのアプリを見せたらピタリと泣き止んだ。(1歳)
●渡したら説明なしに色々な操作をしていた。アプリが消えたときでも、勝手にメニューから探し出して開いた。(4歳)

<スマートフォン・タブレット端末を一人で使い始めた時のエピソード>(自由回答)
●よく子どもが好きなキャラクターの動画を見せてあげていたところ、気づいたら一人で画面を開き、YouTubeの履歴を押し、好きなキャラクターの動画を再生していた。(2歳)
●初めて触った時から一人で使っている。電車やバスなどの公共交通機関では特に静かにしていて欲しいのでスマホを渡している。一人で上手にスクロールもできる。(3歳)

<スマートフォン・タブレット端末を使う子どもを見て一番驚いたこと>(自由回答)
●ピアノアプリの鍵盤の色が(白黒)分かるようで、器用に指をつかって弾いていた。実際のピアノの鍵盤も弾いているので同等のものと認識しているところに驚いた。(0歳)
●電話をかけて「パパ」と言っていたので、スマートフォンを見ると、本当にパパと話していた。直前の履歴はパパではなかったので、どのようにかけたかは、未だに不明。(0歳)
●勝手にいじり、電話帳から元カレに電話していた。(0歳)
●動物の絵をタッチすると鳴き声がきけるアプリをやっていたら、鳴き声と動物をセットで覚えていたようで、そのあと
テレビや動物園にいったときに鳴き声を真似していた。(1歳)
●使い方を教えていないどころか、まだ会話もままならないのに、見よう見まねでどんな操作をすればカメラが使えてどこを押したら写真がとれるかをわかっていた(2歳)
●ゲームのアプリだけでなくYouTubeを開いて大好きな電車の玩具を見ているのに驚いた。最近は写真を撮るようになったのにも驚き。(2歳)
●YouTubeから知ったという情報が多い。電車が好きなので、電車に関する動画をよく見るが、行ったことや乗ったことのない電車や駅名を口にしている。(5歳)


スマホ・タブレットが子育てに役に立つと感じているママが84.0%

<子育てにおけるスマホ・タブレット利用状況>

 では、ママは子育てにおいてスマートフォン・タブレット端末をどのような目的で利用しているのでしょうか。最も多かったのが「子どもが使いたがるから」(50.3%)で、続いて「子どもがぐずっているのをあやすため」(48.0%)、「外出先で静かになるから」(41.0%)、「子どもと遊ぶツールとして」(35.3%)が挙がりました。子どもがスマートフォン・タブレット端末に興味を持つため、ぐずっている時に子どもの気分を変えたり、外出時のおもちゃがわりに大人しくしてもらうために利用したり、スマートフォン・タブレット端末で子どもと一緒に遊んだりしていることが多いようです。子育てに役立つと思うかを聞いても、ママの84.0%が役に立つと感じており、自由回答でも「役に立つ」といった声が多く挙がっていました。
 一方で、子育てにスマートフォン・タブレット端末を利用することで「目が悪くなる」「いくらでも使いたがる」など不安もあるようで、「親が見守りながら使わせたい」との声が見られました。
<スマートフォン・タブレット端末が子育てに役立つと思うか?>(自由回答)

「そう思うことが多い」「たまにそう思う」

● 電車やバスなどでぐずり始めた時など、特定のアプリや動画を見せるとおとなしくなるので、以前より電車やバスに乗る事に対しての恐怖感がなくなった。(1歳)
● パズルのような知育系アプリがあり、バーチャルでも自分の考えで電車や車を走らせることができ、狭い家の中にオモチャが散乱するよりもスッキリする。また、YouTubeで好きな歌を何度も見られるので歌やダンスを覚えるのが早い。依存することはよくないが、親がそばで監視できる環境にあるのならば、とてもいい子育て支援ツールになる。(1歳)
● 子ども用玩具でも同じようなものはあるが、家にいながらアプリをダウンロードするだけで手軽に使え、料金もあまりかからないとなれば今後需要は増えるのでは。アプリ次第で、遊びのジャンルも無限に広がるので年齢に応じた遊びを与えてあげることが出来る。(2歳)
● 数字や文字に興味を持てるような良質なアプリケーションが無料で、あるいは手頃な値段で遊べる。その上、薄くて軽い端末さえあれば電波が届くエリアならどこでもつかえるので、外出時におもちゃやゲーム機を持ち歩かなくてすむので助かる。(3歳)
● まだ文字が書けなかったとき、どうやって平仮名とカタカナを教えたら良いのかわからず悩んでいたところ、文字の書き順、書き方、読み方を教えてくれるアプリがあり、子どもも興味を持ってやってくれて、私も見守るだけで良く、今では文字も書けて読めて、あのアプリがなければ今頃は…と思う。幼稚園でも文字の読み書きが一番早かった。(4歳)
● これから機械(PC関係)が益々普及していく中で、機械に触れて自然と抵抗無く扱えるようになってほしい。ただやりすぎには注意していくべきだと思う。目が悪くなる事や、友達と遊ぶ時間が減ってしまう事はとてもマイナスだと思う。親の監視のもとに使わせていきたい。(5歳)

「ほとんどそう思わない」「まったく思わない」

● これだけすぐに使えるようになるのだから、今与えなくても、今後与えた時にすぐ使えるようになる。今は逆に、今しかできないことや、今やるべきことをさせる方が優先。公園で遊んだり、喧嘩したり、お友達と遊んだり。iPadは放っておくと、いつまででもやり続けてキリがないし、それがまた良くないと思う。(5歳)


“子育てに役立つと思うアプリ”1位は「うたや音楽アプリ」
 アプリを使って子どもを遊ばせていることが多いママたちに、どのようなアプリが子育てに役立つと思うか聞くと、「言葉を覚えるアプリ」(57.0%)、「お絵かきアプリ」(53.3%)を抑えて、「うたや音楽アプリ」(67.7%)が1位になりました。子どもが興味を持つのでスマートフォン・タブレット端末を子育てに利用しているママが多い(P5)ということは、子どもが最も興味を示すのが「うたや音楽」なのかもしれません。

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会社概要

商号
株式会社マインドシェア(カブシキカイシャマインドシェア)
代表者
今井 祥雅(イマイ ヨシノリ)
所在地
〒108-0073
東京都港区三田3-2-8 Net2三田ビル6F
TEL
03-5232-6877
業種
その他
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
http://www.mindshare.co.jp/

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