住宅産業塾　ＢＭ実践事例研究会「最適経営実践企業に学ぶ」」が盛況のうちに終了しました

住宅産業塾では、9月21日（金）に「ベンチマーキング実践事例研究会」として、事業戦略を立て決断し、社員と一丸となって実行し着実に変革・進化してきた３社の代表に、その実践事例を発表していただきました。
住宅産業塾塾長“長井克之”の基調講演に始まり、午後より株式会社イムラ様、株式会社HORI建築様、株式会社ナレッジライフ様の３社の社長にお話をいただき、その後、長井塾長と３社の社長によるパネルディスカッションをおこないました。

株式会社イムラ様は、事業戦略を見直して方向性を修正し、社内体制をまとめることで良い環境となり業務がうまく廻るようになりました。このようになるまでには、社長がまず決断し、各部門長に危機感を持ってもらうために何度も説明して現状認識をしてもらい、そこから社員への展開で徹底実践してきたというお話をしていただきました。現在非常に良い循環となっておりますが、まだまだ課題も残っているためそこを修正・解決しさらに向上するために改革を突き進んでおられます。

株式会社HORI建築様は、「福知山で最も評判のよい会社」をビジョンに、現場品質・安全・そして魅せる現場活動の徹底化と、お客様や地域とのコミュニケーションの場である「イロトリドリ」の活動を中心にお話しいただきました。現場や地域活動に社員だけでなく業者や職人も一緒に、しかも主体的に活動する環境を整え、このような取り組みをＮＨＫでも紹介されました。このような活動はなかなか真似できるものでもなく、そこまでに至ったリーダーシップには参加者一同とても感心されておりました。
株式会社ナレッジライフ様は、商品は完成度が高いのですが業務システムなどの整備が遅れていたところ、そのシステムと体制づくりを始めてようやく形が出来、実務としても軌道にのってきたところです。しかしその実行力とスピードがとても速く、昨年とは比べものにならないくらい改革が進んでいました。しかしそこには社内外の反発など相当なご苦労をされており、これから改革をおこなう会社には非常に親近感をおぼえるとともに非常に参考になる話でした。

長井塾長と３社とのパネルディスカッションでは、発表会社の社員にも本音を聞くなどしながら、発表ではなかなか語られない実践における苦労話やエピソードなども更に深く聞きだし、語っていただきました。参加された方々にとっても、今後の住宅ビジネスへの何らかのヒントや気づきを持って帰っていただけたようです。

また大会終了後、懇親・情報交換会が開かれ、ベンチマーキングに積極的な参加者が各発表者にさらに突っ込んだ質問をしたり、同じ工務店経営者同士熱心な対話などを繰り広げるなど、交流の場として非常に有意義な時間となりました。
住宅産業塾では、長年にわたり住宅ビジネスを学ぶ場として、毎月の月例研究会を会員向けに開催しております。この研究会では、その月のテーマに基づいて事例紹介や専門家による講演、参加者同士によるグループディスカッションなどを通して、住宅ビジネスを学んでいただいております。詳しくは下記ＨＰをご覧ください。
http://www.jyutakujuku.com/



【会社概要】
　■会社名　日菱企画株式会社　住宅産業塾
　■代表者　代表取締役　長井　克之
　■設　立　１９７７年
　■資本金　１０００万円
　■所在地　東京都港区虎ノ門２－５－４　末広ビル６Ｆ
　■URL 　http://www.jyutakujuku.com

◆本件のお問い合わせ先
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