2013年05月08日 15:00

アンタリスソーラーのモジュール、塩スプレーを用いた腐食テストで、塩害の厳しい条件下での耐久性を実証

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ドイツの太陽電池メーカーであるアンタリスソーラーは、ベルリンの太陽電池研究所(PI)に委託し、アンタリスソーラーのAS M単結晶モジュールの塩スプレーを用いた腐食テストを実施しました。

ドイツ、ヴァルダシャフ - 2013年5月8日 - ドイツの太陽電池メーカーであるアンタリスソーラーは、ベルリンの太陽電池研究所(PI)に委託し、アンタリスソーラーのAS M単結晶モジュールの塩スプレーを用いた腐食テストを実施しました。これは、アンタリスソーラー のモジュールが大気に塩分が多く、雨も強い海岸地区での設置に適しているかを実証するために実施されたものです。テスト後、アンタリスソーラーのモジュールには目に見える損傷や、発電能力への影響は見られませんでした。
太陽電池システム は常に腐食の危機にさらされており、これが性能に悪影響を及ぼしかねません。海岸地区では降雨量、塩分が平均を上回ることが多く、腐食への危機がとりわけ大きくなります。

そこでアンタリスソーラーではベルリンの太陽電池研究所(PI)に委託し、アンタリスソーラーのAS M シリーズ単結晶モジュールをDIN EN 60068-2-52 に準拠した塩スプレー腐食テストに供しました。

テストは7日間かけて行われ、この間、モジュールには塩分濃度が5.0g/l のスプレーが4 回、1回当たり2時間ずつ噴霧されました。その後モジュールは湿度93パーセント、温度40°Cの湿った部屋に収納され、最後に23°Cの部屋で3日間の乾燥処理を経ました。これは、数年間にわたる通常の屋根上設置運転を実験室で模倣したものです。

このテストサイクル完了後、アンタリスソーラーのモジュールは材質への損傷と発電性能に関して検査されました。検査の結果、モジュール構造には何ら損傷はなく、性能にも悪影響は出ていないことが確認されました。テストに供したアンタリスソーラーのAS Mモジュールは極度の塩水と湿度にさらされた後でも、目に見える損傷や、発電能力への影響はありませんでした。

アンタリスソーラーのCEO、ミヒャエル・ゲーデ博士は以下のようにコメントしています。
「弊社のモジュールが多様で厳しい野外条件下でも長寿命を保証できるよう、弊社では極端な環境を模倣した条件下でのテストを繰り返し行っています。最近ではモジュールのアンモニア耐性をテストし、これに合格しました。今回塩スプレー腐食テストにも合格したことで、海岸地区など特に塩害の厳しい野外条件下でも弊社モジュールの設置をお勧めできます」

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  • 科学、技術研究、環境

会社概要

商号
アンタリスソーラー日本支店(アンタリスソーラーニホンシテン)
代表者
浦上 哲郎(ウラガミ テツロウ)
所在地
〒103-0021
東京都中央区日本橋本石町4-5-5 藤ビル8F
TEL
03-5255-3340
業種
製造・メーカー(機械)
上場先
未上場
従業員数
10名未満
会社HP
http://www.antaris-solar.com/

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