2013年06月24日 17:30

果汁飲料の飲用実態と今後のニーズについて調査結果を発表【(株)総合企画センター大阪】

今回、果汁飲料の飲用実態と今後のニーズを探るため、20代～60代の男女620人を対象に消費者調査を実施した。調査の結果、果汁飲料を飲んだ人は昨年よりも減少していることがわかった。その要因は「他の飲料へのシフト」「節約」、さらには「カロリーの高さ」や「甘さ」に対する不満がある。今後は、「大人向け」をターゲットに「おいしい」「飲みやすい」「健康・美容に良さそう」という訴求を強化していく必要がある。

概要
◆今回、果汁飲料（果汁100％・果汁100％未満）の飲用実態と今後のニーズを探るため、20代～60代の男女620人を対象に消費者調査を実施した。

◆調査の結果、果汁飲料を飲んだ人は昨年よりも減少し、かつ飲用頻度も低下していることがわかった。減少理由としては、「他の飲料へのシフト」「節約」、さらには「カロリーの高さ」や「甘さ」に対する不満が強くなっていることが考えられる。

◆今後は、「おいしい」「飲みやすい」「健康・美容に良さそう」な商品を求める人が多く、これらの訴求を強化していくことが望ましい。加えて、「高カロリー」「甘い」といったマイナスイメージを払拭する対策も必要となっている。

◆この他では、「大人向け」果汁飲料のニーズが確認でき、これらは今後の需要喚起に繋がる有効な施策となりうる可能性がある。

◆なお、当調査は今回で4回目（2010年～2013年）の実施となることから、4ヶ年の傾向についても分析している。

■調査方法
WEBによるアンケート調査
調査エリアは全国
対象：全国の20～60代男女

■調査内容
1.果汁飲料の飲用実態
　・飲用頻度
　・飲用機会の増減とその理由
　・飲用目的・シーン
　・飲用機会が増えたフルーツ、商品
2.果汁飲料の購入実態
　・購入先
　・購入価格
　・購入ポイント
3.果汁飲料の商品評価
　・気に入っている点と不満点
4.今後の飲用意向と求める商品像
　・今後の果汁飲料の飲用意向
　・果汁飲料に求めること
　・果汁飲料に期待する健康・美容効果
　・「大人向け」果汁飲料の飲用意向と商品像

TPC消費者調査レポートNo.179
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頒　価：230,000円（税抜）

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