予算管理クラウド「CC－BudgetRunner」の予算編成機能をオープンソース・ソフトウエアとして公開　～表計算ソフトによる予算管理からの移行が容易に～

株式会社クロスキャット（以下クロスキャット、本社：東京都品川区、代表取締役社長：井上　貴功）は、自社の運営するクラウド型予算管理サービス「CC－BudgetRunner」（シーシー・バジェットランナー）の予算編成機能を、オープンソース・ソフトウエア（以下OSS）として、2013年9月5日に公開しましたので、お知らせします。

クロスキャットは、社内の予算管理用に開発した予算管理アプリケーションを、自社の予算管理ノウハウをもとに、中小企業向けに必要な機能のみを厳選し、8月1日よりクラウド型サービス「CC-BudgetRunner」として提供していますが、今回、OSSとして公開するのは、この「CC-BudgetRunner」の機能のうち、予算編成を行う部分です。公開されたOSSは、共同開発環境サイトSourceForge.jp上にプロジェクト名「BudgetRunner」で登録されており、無償でダウンロードすることができます。

従来、企業における予算編成は、Microsoft Excelに代表される表計算ソフトで行われてきました。しかし、この方法は、複数の予算申請者に対するファイルの配布・改修、予算データのコピー、集計、確認といった、極めて煩雑な作業を必要とし、予算数値の誤りや予算編成の遅れを招いていました。このような作業を自動化し、迅速な予算管理を実現するソフトは、すでに提供されていましたが、主に大企業向けの高額な商用アプリケーション・パッケージとして提供されており、中堅規模以下の企業でも導入可能なソフトウエアは提供されていませんでした。

今回公開されたOSS版「BudgetRunner」を利用することで、システムの自社開発が可能な中堅企業であれば、容易に、予算編成作業を効率化するシステムを構築することができます。また、OSS版「BudgetRunner」は、データベースやアプリケーション・サーバーといった基盤となるソフトウエアに全てOSSを使用して開発されているため、利用にあたってソフトウエアのライセンス費用が発生せず、低コストでのシステム構築が可能です。

なお、システムの自社開発が難しい企業に対しては、OSS版「BudgetRunner」をテンプレートとして利用する予算管理システム構築サービスをクロスキャットより提供します。

OSS版「BudgetRunner」の主な機能は、以下のとおりです。

● 予算入力 - 科目ごとの予算をWeb画面から入力することができます。
● 予算保存 - 入力途中の予算を、データベースに保存しておくことができます。
● 予算承認 - 入力された予算を管理者が承認することができます。
● 予算却下 - 入力された予算を管理者が却下し、入力者に差し戻すことができます。


OSS予算管理ソフト「BudgetRunner」に関する情報とお問い合わせ
http://sourceforge.jp/projects/budgetrunner/

クラウド型予算管理サービス「CC-BudgetRunner」及び予算管理システム構築サービスに関する
情報とお問い合わせ
http://cc-budgetrunner.jp

報道関係からの問い合わせ
株式会社クロスキャット
法人ビジネス事業部　事業企画推進部
平井　明夫
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