2014年06月25日 09:00

【IDATE社発表】クラウドテレビ: テレビ配信を変えるもの

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IDATE社は出版レポート「クラウドテレビ: テレビ配信を変えるもの- Cloud TV : A game changer for TV distribution」のプレスリリースにおいて、クラウドテレビが業界へ与える影響の一つとして、仮想化への動きの高まりがベンダーの経営資金やビデオ配信ビジネス運営コストの費用効率を高める、との分析結果を発表しました。

プレスリリース本文

クラウドテレビ:テレビ配信を変えるもの
2014年6月20日

IDATE社発行のモニタリングサービス“Cloud & Infrastructure”からの最新レポートではクラウドテレビソリューションの利点と未解決の問題点について分析を行っている。クラウドテレビというものは我々のテレビやビデオの視聴習慣にとって代わる大きな変化の一部であり、その延長線上にはビデオ配信における変化も存在する。このクラウドベースからTV番組配信へのアプローチは、どのようなユーザデバイスにも対応するウェブ接続によるセントラルプラットフォームからのサービス提供の実績に言及している。

クラウドプラットフォームはWeb上で直接ソリューションを提供するOTTコンテンツプロバイダーや独自のネットワークを使用する通信事業者によって管理される。また提供サービスについてであるが、例え我々が行っている分析フィールドに含まれていたとしても、これ自体はクラウドに同化されるものではない。

クラウドテレビが業界へ与える影響
● TV everywhereへのアクセスに対するユーザーからの要求の高まりへ対応
● 個人向けビデオ鑑賞やターゲットを定めた宣伝活動を可能にする道を開く
● ソリューションの中央集中化がよりフレキシブルな展開や広範なサービスの提供を可能にする
● 仮想化への動きの高まりがベンダーの経営資金やビデオ配信ビジネス運営コストの費用効率を高める
● ユーザーとのつながりを生みだしながらサービスとしてのテレビまたはサービスとしての事業者というコンセプトへの展開にベンダーを近づけ、配信事業者においてはより機能的なフレキシブル性を達成することができる。

未解決の問題点が残る
ユーザーからはサービスの質 (QoS) に対する要求が高まっているが、クラウドベースのビデオソリューションへの展開がだんだんと進むにつれてインターネットやマネージドネットワーク上におけるトラフィック増加が発生していくことに疑いの余地はなく、一定レベルの品質維持における課題が残されるであろう。

ビデオ配信事業への侵入に立ちはだかる障壁としての新たな課題は、ネットワーク範囲、デバイスの互換性 や地域的な拘束に影響を受けない広範なプラットフォームを介して引き下げられていく。

● 自社配信コンテンツのライブラリを含むビデオ配信を独自に行う展開が急速化しているが、このタイプの展開では通信事業者が取り残される状況となり、ユーザーの動きを制御できなくなる結果となりうる。
● 加えて、サービスプロバイダーや放送局では自局の同一コンテンツをあらゆる場所へ提供することをどんどんと推し進めていくが、配信については有料テレビ事業者やTVネットワークによって行われる可能性もある。
● 従来のテレビ配信産業はこういった展開によって取り残されるリスクにさらされるが、視聴者からの新たな要求を満たす独自のソリューションを展開し、それらの新たなオプションを現在の自らの環境へ統合させ始めている。
● クラウドテレビは、現在この新規市場の足場において有料テレビ事業者やプログラムアグリゲータと共に競っているが、最終的には巨大インターネット産業において主要なゲートウェイとなっていく。





レポートについて
クラウドテレビ: テレビ配信を変えるもの
Cloud TV : A game changer for TV distribution
http://www.dri.co.jp/auto/report/idate/idatecloudtv.html

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http://www.dri.co.jp/auto/report/idate/index.html

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