2014年12月10日 14:00

アドバンテックとマイクロソフト、アジアで最初のIoTクラウドを協同で構築

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産業用コンピュータの分野で世界トップシェアのアドバンテック(Advantech Co.,Ltd. 本社:台湾台北市/日本法人:東京都台東区 社長マイク小池、以下アドバンテック)は、12月4日、台湾・林口にて開催したエンベデッド・ワールド・パートナー・カンファレンスにおいて、アジア初のIoT WISE-Cloudプラットフォームの構築においてマイクロソフトと協同することを発表いたしました。

産業用コンピュータの分野で世界トップシェアのアドバンテック(Advantech Co.,Ltd. 本社:台湾台北市/日本法人:東京都台東区 社長マイク小池、以下アドバンテック)は、12月4日、台湾・林口にて開催したエンベデッド・ワールド・パートナー・カンファレンス(WPC)において、アジア初のIoT WISE-Cloud(WISE=Wireless IoT Solutions Embedded)プラットフォームの構築において、マイクロソフトと協同することを発表いたしました。

アドバンテックとマイクロソフトは、まったく新しいクラウドアプリケーションモデルの確立をめざし、特にモノのインターネット(IoT)向けに協同でソリューション及び製品を開発してまいります。

 アドバンテック本社プレジデント Chaney Hoは次のように述べています。
「近年、IoT向けのアプリケーションは、人々の日常生活や職場環境において広く確立されてきました。アドバンテックは、2012年にコーポレートビジョンとして"Enabling an Intelligent Planet"を掲げただけでなく、当初からスマートシティ&IoT技術の開発に従事していました。その進化の過程で、アドバンテックは、組込みボードがIoTのコアにあり、すべてのタイプのインテリジェントシステムの開発が、多岐にわたる分野で実現できることがわかりました。」

 Chaneyはさらに続けます。「アドバンテックは、包括的なワイヤレスネットワーキングテクノロジーを使用することで、伝統的なIoT 3I(Instrumented, Interconnected and Intelligent)のコンセプトに基づくWISE-Cloud (Wireless IoT Solutions Embedded)と呼ばれるIoTクラウドプラットフォームを開発を行っています。さらにアドバンテックは、収集された情報(データ)を完全に理解し、サービスへと転換して、効果的にビジネスインテリジェンスへと適用するためのプラットフォーム・アズ・ア・サービス(PaaS)のレイヤーにおいて、アドバンテックSUSIAccessとMicrosoft Azureの使用を通してマイクロソフト社と協同してまいります。」

アドバンテック本社 エンベデッドコアコンピューティンググループ バイスプレジデント Miller Changは以下のように述べています。
「アドバンテックとマイクロソフトによるWISE-Cloud連携は、企業の経営効率を向上させるだけでなく、さまざまなクラウドサービスアプリケーションを統合します。加えて、特に、データ分析後のビジネス?インテリジェンスに使用する場合において、様々な集積クラウドサービスを通じた相乗効果があるでしょう。」Millerはさらに、「クラウドサービスの統合や構成によって、企業が競争力を改善し、新たなビジネスモデルを開発することができる」と付け加えました。

「ビックデータ解析とマシン・ラーニングはビジネスアプリケーションにおいて大きな可能性を作り出しました。Microfost Azureは、モノのインターネットにおいて、コンピューティングと解析サービスを提供し、IoT産業がマシン・ラーニングを経由したインテリジェントな産業へと移行できるようにします。」と、マイクロソフト台湾 M&O ジェネラルマネージャ Roan Kang氏は述べています。「アドバンテックとマイクロソフト台湾の戦略的アライアンスにより、アドバンテックはSUSIAccessソリューションから集められた包括的なデータを処理するために、Microsoft Azureクラウドプラットフォームを活用できるようになります。さらに、サービスとしてのマシン・ラーニングを導入することで、アドバンテックは、スマートで付加価値の高いビジネスアプリケーションとより多くのビジネス機会創出のために、IoTを活用していくことができます。このコラボレーションは、IoTとクラウドコンピューティングのコンビネーションが新しいマイルストーンに達したことを示しているだけではなく、両者に相乗効果をもたらすことを意味します。マイクロソフトは、WISE-Cloudプラットフォームの確立を支えるコンサルティングサービスを提供し、また一方で、IoTアプリケーションの世界的販路拡大に向けてアドバンテックと連携いたします。」

マイクロソフト プログラムマネジメントIoTオペレーティングシステムグループ ディレクターのSteve Teixeira氏は以下のように述べています。「IoTの活用はビジネスの意思決定において、真のデータドリブン化を実現することができます。クラウドにデバイスの遠隔測定を取り込み、それらを他の関連企業や業界のデータセットと組み合わせ、リッチな分析パイプラインにすべてを投入することによって、企業は莫大な新しい洞察を得ることができます。IoTの習得により企業が成熟するにつれ私たちは、IoTにおける新たな収益機会を発見することによって、改善された洞察による運用効率の向上予測分析を通じた競争力あるアドバンテージを持ったビジネスの変革を推進します。」

 アドバンテックは昨年のインテルとのIoTコラボレーションについての覚書(MOU)サインに続いて、"Partnering for Smart City and IoT Solutions"の精神を保持いたします。本年のマイクロソフトとのコラボレーションは、戦略的パートナーシップを意味します。現在、アドバンテックは世界中の異なる産業で70以上ものWISE-Cloudアプリケーションを拡大しています。


* 本内容は、2014年12月4日、アドバンテック台湾本社が発表した内容の抄訳です。


アドバンテックについて  - インテリジェント・プラネットの実現が我々の使命です -
 台湾 Advantech Co., Ltd. (TAIDEX:2395)は、1983年の創業以来eプラットフォームのリーディング・プロバイダとして、産業用コンピューティングやオートメーション市場における高品質でハイパフォーマンスな製品の開発・製造および販売に携わっており、現在では世界21カ国92都市に拠点を構えるグローバル企業です。得意とする組込み用ボードコンピュータや産業用マザーボードの販売に加え、お客様のニーズにきめ細かくお応えする産業用コンピュータのBTOサービスや、お客様の要求仕様に合わせて製品の設計から生産までを請け負うDMSビジネスも行なっています。また、グローバルな物流IT市場で確固たる存在感を持つ独DLoG社や、カジノ向けゲーム機器の分野で実績のある英Innocore社をグループに取り込むなど、積極的なビジネス拡大にも取り組んでいます。
また、近年コーポレートビジョンである「インテリジェント・プラネットの実現」を具現化するスマートシティ&IoTソリューション・ビジネスの開拓に注力する当社は、積極的な製品およびソリューション開発に務めるとともに、インテル社ならびにマイクロソフト社をはじめさまざまなエコパートナー企業とのパートナーシップの強化を図っています。このようなエコパートナー企業との緊密な協力関係、および自らの研究開発投資によって、インテリジェント・システムを様々な産業に普及させ、地球上のあらゆる労働環境と生活環境をより豊かでスマートなものにしていくこと、- インテリジェント・プラネットの実現 - が、我々Advantechの使命です。




【本件に関するお問い合わせ先】
アドバンテック株式会社
電話 :03-6802-1021
Email:ajp_sales@advantech.com
【報道関係者お問い合わせ先】
アドバンテック株式会社
担当 :殿村
電話 :03-6802-1021(内線4211)
Email:rie.tonomura@advantech.com

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会社概要

商号
アドバンテック株式会社(アドバンテックカブシキガイシャ)
代表者
マイク小池(マイクコイケ)
所在地
〒111-0032
東京都台東区浅草6-16-3 
TEL
03-6802-1021
業種
製造・メーカー(コンピュータ)
上場先
未上場
会社HP
http://www.advantech.co.jp

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