2015年03月06日 13:00

アルカテル・ルーセント、仮想化された無線アクセスネットワーク技術がウルトラブロードバンドのモバイルアクセスを一変させる方法を実証

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インテル、チャイナ・モバイル、テレフォニカがアルカテル・ルーセントとともに、NFVベースの仮想化RANを紹介、それにより事業者がネットワークパフォーマンスとコンシューマー・エクスペリエンスを最適化し向上させる方法を披露


2015年3月6日【参考日本語訳】 

【2015年3月2日、スペイン、バルセロナ、モバイル・ワールド・コングレス2015発】アルカテル・ルーセント(ALU/ユーロネクスト・パリ、ニューヨーク証券取引所)は、ワイヤレス事業者が、その仮想化された無線アクセスネットワーク技術を使って、変化する市場、顧客、環境の需要にダイナミックに応え、飛躍的に向上したネットワークパフォーマンスを利用しコストを下げる方法をご紹介します。

モバイル・ワールド・コングレス2015では、同社のブース(ホール3 3K10)での実演と、技術パートナーのインテルと顧客のチャイナ・モバイル、テレフォニカの展示に加えて、アルカテル・ルーセントのNFVベースのvRAN技術の設置が行われました。

アルカテル・ルーセントのvRAN は、2015年中に顧客テストが、2016年に商用化が可能になる予定です。

新しいワイヤレスデバイスの成長がもたらす、容量、パフォーマンス、効率の需要を満たす努力を重ねるにつれ、アルカテル・ルーセントが、次世代技術の業界採用促進のためにインテルやチャイナ・モバイル、テレフォニカといった業界大手と協力する戦略が、今年のモバイル・ワールド・コングレスでの実演によってさらに際立ちます。

アルカテル・ルーセントのvRANプラットフォームの導入は、昨年のモバイル・ワールド・コングレスで発表されたNFVの開発で協力するというインテルとの契約のわずか12カ月後のこととなります。

● vRANには、インテル(R)Xeon(R)プロセッサーを搭載した汎用サーバーを試用してコスト削減とネットワークパフォーマンスの増大を実現する、仮想化ベースバンドユニット(vBBU)が含まれます。

● アルカテル・ルーセントは、モバイルのウルトラブロードバンドの革新を実現する、チャイナ・モバイルとの長期にわたる共同開発契約を結んでいます。モバイル・ワールド・コングレス2014では、企業がクラウドRANプログラムの進行状況をご紹介しました。今年のイベントでは、チャイナ・モバイルがモバイルとNFVネットワーク双方での実現に協力してきた成果をご紹介します。

● また、アルカテル・ルーセントは、昨年のモバイル・ワールド・コングレスで、NFVの業界採用促進に焦点を当てたテレフォニカとの共同イノベーション契約を発表しました。テレフォニカは、エンドツーエンドの完全仮想化ネットワークを実行するという野心的な実例の一環として、モバイル・ワールド・コングレス2015の同社ブースで、アルカテル・ルーセントのvRANソリューションを実演します。

vRANの実演によって、ワイヤレスネットワークと仮想化におけるアルカテル・ルーセントの実績のあるエクスペリエンスが際立ちます。12ヶ月で、進化したパケットコア、IMS、コンテンツ配信ネットワーク、サービスルーティング技術を含む、ネットワーク機能の広い範囲での仮想化が発表されました。アルカテル・ルーセントのNFVにおけるリーダーシップは、ソフトウェア駆動型世界におけるネットワークソリューションの、完全なレンジを提供するという同社の戦略に基礎を置く、30以上の顧客プロジェクトでのクラウドバンドNFV、60以上のメンバーのNFVエコシステム、そして2014年の仮想化ネットワーク・サービス(VNS)着手を含む、広範なニュアージュネットワークスSDN機能の参入によって支えられています。

チャイナ・モバイル研究所の主任研究員、イー・チーリン博士は、次のように述べています。
「vRANはC-RANの商用成功例です。5年前、CMRIによってC-RANのコンセプトが業界に導入されて以来、より環境に優しい、未来の無線アクセスネットワークに向けた、革新的なソリューションの開発に、アルカテル・ルーセントと緊密に取り組んでいます。NFVと、特にこのケースでは、vRANにおける私たちの共同作業は、事業者が円滑に進化し、より効率的で効果的なネットワーク構造を持つ顧客の需要拡大への対処に役立ちます」

テレフォニカのグローバルCTO、エンリケ・ブランコ氏は次のように述べています。
「アルカテル・ルーセントは、テレフォニカの仮想化戦略の一環として革新的なソリューションを提供するための素晴らしいパートナーです。vRAN ソリューションを含む弊社の”5Gへの旅”における協力により、より効率的なネットワークと、その結果として、顧客にとって最高の機会を展開できるのです」

451リサーチの主任アナリスト、ケン・レーベン氏は次のように述べています。
「RANの仮想化はモバイル事業者に大きな利益をもたらします。適切なトランスポート技術で展開すれば、展開の複雑さが軽減され、無線パフォーマンスが向上、ネットワーク効率も促進されます。鍵となる関係者である、事業者とベンダーによる合同実演は、この無線アクセスの展開アプローチに付随する重要性を示し、進歩の重要な証拠として役立ちます」

アルカテル・ルーセントの LTE・ビジネス・ユニットのバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーである、グレン・ブースは次のように述べています。
「仮想化されたRANによって、事業者は、5Gに向けての大きな一歩を踏み出し、LTE-Aがもたらす先進的な特徴と効率から利益を得られるようになります。この技術提携で、アルカテル・ルーセント、インテル、チャイナ・モバイルは、非常に迅速に包括的なソリューションを開発できたため、事業者は自社ネットワークをより効率的かつ効果的に進化させることが可能になるでしょう」

「事業者の営業費削減と新サービス実施に役立つように、ネットワーク機能仮想化のメリットを無線アクセスネットワーク(RAN)にもたらすことに、大きな価値を見いだしています」と、インテルコーポレーション、データセンター・グループのバイスプレジデント兼ネットワーク・プラットフォーム・グループのジェネラルマネージャーである、サンドラ・リヴェラ氏は述べています。「アルカテル・ルーセントとのグローバルな協力契約により、統合された機能を示すvRANソリューションの開発で大きな進歩を遂げました。アルカテル・ルーセントのvRANにより、事業者は、スケールメリットを活かして、もっとも柔軟かつ効果的な方法で顧客のニーズの高まりに応えることができます」

モバイル・ワールド・コングレス2015におけるvRANの実演
アルカテル・ルーセントは、ハードウェアと仮想化されたモバイル・ブロードバンドアクセスの包括的ポートフォリオを用いて、事業者が任意のサイトでの展開を最適化し新たな効率性を活用する方法をご紹介します。

アルカテル・ルーセントは、仮想ベースバンドユニット (vBBU) と、仮想コンテンツ配信ネットワークの一部である仮想コンテンツ配信ノードを含め、自社ブースに完全なvRANシステムがあり、同じ仮想化プラットフォーム上のすべてが、仮想化進化型パケット・コア(vEPC)を活用しています。リモート・レディオ・ヘッドがアルカテル・ルーセント、インテル、チャイナ・モバイル、テレフォニカのブースに設置されて4方向ビデオ会議を可能にしていますが、そこに接続されているインテル(R)Xeon(R)プロセッサーによって、vBBUが、汎用サーバー上で実行されます。実演では以下をご紹介します。

● コンテンツ配信ノードの仮想化によって、事業者がvRANサイトレベルで契約者の近くにコンテンツをキャッシュして待ち時間を減らし、ビデオのストリーミング品質を劇的に改善する方法。

● アルカテル・ルーセントのvRANによって、事業者が呼処理機能を追加、軽減して、変化するトラフィック状況にダイナミックに対応する方法。

● アルカテル・ルーセントのvRANによって、装置のハードウェア障害により効率的に対処し、仮想化アプリケーションのリアルタイムマネジメントを介して、ネットワークの停止を最小限に抑える方法。vBBUなら数分で復元できるのに対し、従来の分散型RANアーキテクチャーでは、停止すると解決に数時間かかる可能性があり、現場訪問が必要になります。

インテルとXeonは、米国およびその他の国におけるインテルコーポレーションの登録商標です。

<アルカテル・ルーセントについて>
アルカテル・ルーセント(Alcatel-Lucent)はグローバル通信の分野をリードする企業であり、IPおよびクラウド・ネットワーキングの製品や革新的なソリューションを提供しています。また、サービスプロバイダとそのお客様、世界中の各種法人及び政府機関に対し、超高速ブロードバンドの無線/固定アクセスを提供しています。

アルカテル・ルーセントは、音声電話技術からデータ、ビデオ、情報の高速デジタル・デリバリーへ移行しつつある業界を牽引しています。これを支えるのはベル研究所です。ベル研究所はアルカテル・ルーセントが擁する研究所で、世界最先端の研究開発機関の一つであり、数えきれないほど多くの技術革新によりネットワーキングと通信業界の形成を担ってきました。
アルカテル・ルーセントは、これまでの技術革新が認められ、トムソン・ロイター社が世界で最も革新的な企業100社を選出する「Top100グローバル・イノベータ」の1社に選出されました。また、MITテクノロジー・レビュー誌による「世界で最も革新的な企業」50社の2012年度ランキングにも選出されています。さらに、ダウ・ジョーンズ社の「ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス2013」において、技術ハードウェア&装置部門のインダストリー・グループ・リーダーに選定されています。アルカテル・ルーセントは、「コネクテッド・ワールド(つながった世界)」という企業ミッションのとおり、グローバル・コミュニケーションをより持続可能に、より利用しやすく、そしてよりつながりやすいものにしてまいります。

アルカテル・ルーセントはフランスのパリに本社を構える法人で、2014年の売上高は132億ユーロ。ユーロネクスト・パリ、ニューヨーク証券取引所に上場しています。
URL:http://www.alcatel-lucent.com/ブログ:http://www.alcatel-lucent.com/blog
ツイッター:http://twitter.com/Alcatel_Lucent

<日本アルカテル・ルーセント株式会社について>
日本アルカテル・ルーセント株式会社は、次世代のネットワーク・サービスを中心とした固定/無線アクセス、IP、光伝送、アプリケーション、エンタープライズの事業分野で関連機器及びプロフェッショナルサービス、インテグレーション、保守を提供し、国内大手通信事業者をはじめ、各種法人、政府機関など幅広いお客様をサポートしています。
所在地:〒141-6006  東京都品川区大崎2-1-1 ThinkPark Tower 6F/代表取締役社長:二コラ・ブーベロ(Nicolas Bouverot)/資本金:4億円/URL(日本サイト):http://www.alcatel-lucent.co.jp

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本件に関するお問い合わせ先:
日本アルカテル・ルーセント株式会社
コミュニケーション部 クルザーチエ・キャロリーヌ
TEL:03-6431-7000 FAX:03-6431-7024
E-mail:jpmarcom@alcatel-lucent.com
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会社概要

ノキアソリューションズ&ネットワークス株式会社
商号
ノキアソリューションズ&ネットワークス株式会社(ノキアソリューションズアンドネットワークスカブシキガイシャ)
代表者
ジェジュン・ウォン(ジェジュン・ウォン)
所在地
〒106-6141
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー41F
TEL
03-5474-6400
業種
通信・インターネット
上場先
未上場
会社HP
http://www.nokia.com
IR情報
http://jp.networks.nokia.com/company/

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