2016年03月16日 15:00

米国研究製薬工業協会(PhRMA)患者に革新的な治療法を提供するための新たな政策ソリューションを発表

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ワシントンDC、2016年3月10日:PhRMAの理事長兼CEOであるスティーブン・J・ユーブル(Stephen J. Ubl)は本日の2016年次総会において、「患者に革新的な治療法を提供することを目的とした同協会の政策ソリューション」(原文:“Policy Solutions: Delivering Innovative Treatments to Patients”)を発表しました。

※当資料は、米国研究製薬工業協会米国本部が、現地時間2016年3月10日に発表した報道資料の抄訳を日本でまとめたものです。

ワシントンDC、2016年3月10日:米国研究製薬工業協会(PhRMA)の理事長兼CEOであるスティーブン・J・ユーブル(Stephen J. Ubl)は本日の2016年次総会において、「患者に革新的な治療法を提供することを目的とした同協会の政策ソリューション」(原文:“Policy Solutions: Delivering Innovative Treatments to Patients”)を発表しました。

ユーブルは次のように述べています。「バイオ医薬品におけるイノベーションが人々の命を守り生活を向上させるために大いなる力を発揮するということを、私は強く確信しています。体力も財力も消耗させてきた疾患の治療法を画期的な創薬によって刷新する可能性は、目の前に提示されていると言えるでしょう。ただし、これらの進歩は容易に達成されるものではありません。いまこそPhRMAは、自由市場を促進し、コストの問題を包括的に解決するために、実用的で患者の立場に立った政策を主導的に推進すべきであると思っています」

政策のフレームワークは、新薬の発見と開発のプロセスをより現代のニーズに近いものへ進化させ、価値を提供するヘルスケアを推進し、患者をパワーアップし、市場の歪みに取り組むことを目的としています。

「慢性疾患を抑制し、未来の治療法を促進する持続可能なヘルスケア・システムを構築するためには、競争的な市場を活性化する必要があります」とユーブルは述べています。

今回発表された、革新的な治療法を患者に提供するための政策ソリューションには以下が含まれます:

新薬の発見と開発のプロセスを最新のものにする:アメリカ食品医薬品局(FDA)における患者と科学と市場に寄り添った改革により、バイオ医薬品業界の競争が活性化され、新薬発見・開発の効率が格段に改善され、保険者や患者の支出を抑制することができるでしょう。

● 価値に見合ったヘルスケアを推進する:法規制により、製薬企業によるオープンなコミュニケーションが阻害され、保険者にとってバイオ医薬品パイプラインの予測が難しく、柔軟な契約条件の設定が困難になっています。処方薬の価格をその価値に見合う額に設定することによって初めて、より多くの患者が最適な治療を確実に受けられるという意味で、効率性を高め、医薬品をより身近なものにすることができます。保険者と製薬企業との間で斬新かつ考え抜いた関係を構築することを妨げているこのような障害を取り除く必要があります。

● 能動的でパワーを持つ患者の役に立つ:きちんと情報が伝えられれば、患者は能動的になりパワーを発揮できます。医療に関するもっと多くの質の高い情報を患者が安価に利用できるようにする必要があります。更に、弱い立場にある患者に関しては、良識的でそして強制力のある規則を設け、差別を無くして、治療へのアクセスを妨げる障害を排除する必要があります。このような取り組みによって、医療のカバレッジが広がり、治療へのアクセスが改善され、医薬品は患者が入手しやすいものになるでしょう。

● 市場における歪みを是正する:市場原理に基づいた米国のヘルスケア・システムはこれまでうまく機能してきましたが、一層改善する取り組みが可能です。急速に拡大する340Bプログラム(※英文での説明:http://www.phrma.org/access/public-programs )や、処方薬の費用に責任を持たない民間保険のリスクを調整する試みなど、市場の歪みを是正する方策により、セーフティネットを維持し、ヘルスケア市場を活性化させ、患者が医薬品を使用する際の負担を軽減することに繋がるでしょう。

同政策ソリューションの詳細はこちらでご覧いただけます。(英文のみ)
http://phrma.org/sites/default/files/policy-solutions.pdf.


米国研究製薬工業協会(PhRMA)
PhRMAは、米国で事業を行なっている主要な研究開発志向型製薬企業とバイオテクノロジ―企業を代表する団体です。加盟企業は新薬の発見・開発を通じて、患者さんがより長く、より健全で活動的に暮らせるよう、先頭に立って新しい治療法を探求しています。加盟企業の新薬研究開発に対する投資額は、2000年からの累計では6000億ドル以上に達し、2014年単独でも推定で512億ドルになりました。

●米国研究製薬工業協会(PhRMA)日本オフィス
PhRMA日本オフィスは、米国PhRMAの会員である研究開発志向の製薬企業の日本法人で構成されており、画期的新薬が開発できる環境や患者さん中心の医療制度の確立に向けて25年以上に渡って活動を続けています。加盟企業は、アステラス・アムジェン・バイオファーマ株式会社、アッヴィ合同会社、MSD株式会社、セルジーン株式会社、日本イーライリリー株式会社、バイオジェン・ジャパン株式会社、ファイザー株式会社、ブリストル・マイヤーズ株式会社、ムンディファーマ株式会社、ヤンセンファーマ株式会社(五十音順)の10社です。

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TEL:03-3291-0118 FAX:03-3291-0223
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