2016年12月06日 16:30

集英社クオータリー『k o t o b a』第26号 12月6日発売! 本当に伝えるべき価値あるコトバを、きちんと伝えていく。今、最も考えたいテーマを、最も読みたい書き手のコトバで発信します。

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集英社クオータリー『k o t o b a』では、毎号大きな特集テーマを設け、さまざまな識者に論じてもらいます。時代を担う作家や現在脚光を浴びている論客の寄稿・インタビュー・対談などを通じ、今という時代を説き明かします。第26号の特集テーマは、「蒐集家の悦楽」です。



多様性を考える言論誌
[集英社クオータリー]コトバ
『k o t o b a』第26号、12月6日発売!
定価:1440円 税込み
http://kotoba.shueisha.co.jp/




【特集内容】
蒐集家の悦楽

誰しも何かを集めた経験があるだろう。
他人には興味のないモノでも、当人にとっては宝物。
興味の対象は人それぞれだ。
珍品から昆虫標本、大名茶道具、独裁者グッズ、鉄道模型、幽霊画、豆本、映画美術館まで。
蒐集家たちの悦楽の世界をご紹介しよう。





【特集構成】
巻頭言
荒俣 宏 蒐集家は孤独に生きる
小林康夫 ベンヤミンが捉えた蒐集――「深遠な魔法」

Part1 なぜ集めるのか
奥本大三郎 博物学の蒐集は世界の謎を深める
篠田航一 ヒトラーの略奪美術館と美術館建設の野望
白幡洋三郎 植物収集の歴史を繙く
春日武彦 どのような心性が人を蒐集へと駆り立てるのか?
小宮正安 圧倒されるカオスな魅力
太田泰人 ジョゼフ・コーネルの箱のなか
大沼 隆 ノアが集めた清くないものとは何か

Part2 パブリックな収集
石毛直道 世界的に珍しい博物館「みんぱく」のコレクション収集法
仲俣暁生 デジタル化で公開される人類の英知の宝庫 ヴァチカン教皇庁図書館
谷 晃 近代数寄者たちは、大名茶道具をどのように集めたのか?
寺島洋子 ル・コルビュジエが夢見た「無限成長美術館」
原 健人 すべてを鉄道模型に捧げた男

Part3 個人の愉しみ
鹿島 茂 独裁者のイコンが語るコレクションの真髄
清水 節 ギレルモ・デル・トロ監督の悪夢と恐怖の屋敷「荒涼館」
みうらじゅん 自分を洗脳して蒐集する
石黒敬章 「人より先にものを見る」
鈴木敏夫 うらめしや、その美しさ。伊藤晴雨の幽霊画に“あの世”を見る
田中 栞 武井武雄刊本作品を買う
烏兎沼佳代 蒐集家・野村胡堂とあらえびす

小特集
福岡伸一 ロックフェラー大学で出会った研究者たちの矜持
トゥー・チェロズ チェロで奏でる超絶技巧
魔夜峰央 大人バレエのすすめ
香取秀俊 光格子時計とは何か

対談
ドナルド・キーン×久邇邦昭 日本人の戦争と平和
高野秀行×清水克行 世界の名著とハードボイルド読書会
谷村志穂×三村申吾 青い森のりんごをめぐって
夢枕 獏×岡村道雄 縄文探検隊が行く!
長尾龍一×水野和夫 グローバリズムの終焉 そのあと、国家はどうなるのか?

連載
四方田犬彦 女王の肖像
角幡唯介 冒険論
浜 矩子 通過という不思議
井出英策 新自由主義と僕たちの自由
赤坂憲雄 戦後知の戯れ
木村草太 思考する憲法、実践する憲法
佐藤勝彦 重力波天文学の扉が開く
若松英輔 いのちに火を灯すもの 佐藤初女
大澤 聡 チンパンジーから人間を見る
林 望 役に立たない読書
岡田 晃 明治の産業革命遺産
斎藤貴男 戦争経済大国への妄想ふたたび
柴山桂太 二十一世紀の「大転換」
加藤典洋 敗者の想像力

【問い合わせ】集英社 広報部 03-3230-6314

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会社概要

商号
株式会社 集英社(カブシキガイシャ シュウエイシャ)
業種
新聞・放送・出版・広告・印刷
上場先
未上場
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.shueisha.co.jp/

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