2017年06月01日 10:30

Napatech社、NFV アプリケーションの高速化を実現するSmartNIC「NT200B01」を発表、Interop Tokyo 2017へ出展

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

デンマーク、コペンハーゲン発 - 2017年6月1日- Napatech 社 (OSE:NAPA)は、NFV(Network Functions Virtualization)アプリケーションの高速化を実現するソリューションとして、QSFP28 x 2ポートを備えるSmartNIC「NT200B01」のリリースを発表しました。

この製品はOVSのハードウェアオフロード処理によるパフォーマンス向上を基に、FPGA技術により将来サポートされる新機能を追加できるなど柔軟性に富んだソリューションです。この製品は 6月7日(水) より開催されるInterop Tokyo 2017のNapatechブース(5K08)で展示されます。

パフォーマンス向上 とTCO削減:
汎用サーバに「NT200B01」を組み込むことによりNFV向けのインフラストラクチャとしてパフォーマンス向上に加え、フレキシビリティと優れたコスト効率をもたらし、NFVへの移行における潜在的な課題を解決します。現状のOpen NFVインフラストラクチャ/ソリューションは大きく分けて2つ、Intel Open Network Platform、そしてSR-IOVベースのソリューションに区分されます。そしていずれのソリューションもNFV導入のメリットを損なう妥協が伴います。
Intel Open Network Platformソリューションでは汎用のハードウェアコンポーネントのみが使用されます。主としてDPDKを“アクセラレーションソリューションとして利用しつつも、その処理はデータデリバリに対する最適化が図られていないサーバアーキテクチャならびに標準NICに依存しています。そのため実現可能なスループット性能は低く、なおかつ多数のCPUコア/リソースを必要としサーバ台数は増大します。
SR-IOVによるアプローチでは、スループット性能およびCPU使用効率は向上する一方、フレキシビリティは損なわれ複雑性が増大します。仮想スイッチを完全にバイパスし、バーチャルファンクションとSR-IOVを有効にしたNIC間でダイレクトに通信を行うことで性能要件を満たすことはできます。しかし、バーチャルファンクションを他のサーバに移行することは大変困難で、データセンタレベルでサーバリソースを最適化して有効活用するという仮想化の重要なメリットに対する大きな障壁となります。
「NT200B01」の目標は、Intel Open Network Platformアプローチの持つフレキシビリティを犠牲にすることなく、SR-IOVアプローチで実現する最小限のCPU負荷と性能を提供するソリューションを実現することでした。その結果、スループット性能を最大7倍向上しつつCPU消費を1/8に押さえるとともに、フルラインレートでもパケットロスが生じません。
ナパテックジャパン カントリーマネジャー 大岩 直樹 は次のように述べています。
「Napatechは、常にネットワークの高速化にかかわる問題に挑んできました。今回、解析アクセラレータで培った弊社のFPGA技術を投入したNFV向けソリューションの導入により、仮想化環境においても、迅速かつ柔軟性に富んだオープンスタンダードなプラットフォームをご構築いいただけるようになります。弊社SmartNICによりお客様である通信装置ベンダ様やサービスプロバイダ様の問題解決のお手伝いをさせていただければと思います。是非Interop Tokyo の弊社ブースへお立ち寄りください。」

Napatech社について
Napatechはネットワーク管理とセキュリティアプリケーションのデータデリバリにおける世界的なソリューションリーダーです。データ量と複雑性が増大する一方で、企業はネットワークを通過する総てのデータをモニタし、集約し、解析することが求められます。当社の特許技術により保証された性能のもと、高速で大容量のキャプチャと処理を行うことでリアルタイムの可視化を実現します。当社の製品は、最先端企業、クラウドネットワーク、政府機関ネットワーク上で、データをより速く、効率的に、また必要なときにデリバリします。現在も将来も、当社は顧客のアプリケーションが、管理や保護対象であるネットワークよりもスマートに動作することを可能にします。

将来の見通しに関する記述について
このプレスリリースには将来の見通しに関する記述が含まれている場合があります。このような将来の見通しに関する記述は予測に過ぎず、以下を含むがこれに限定されない様々な要因に影響を受けるものであり、現実に生じる実際の出来事または結果とは異なる場合があります。影響を与える要因には、ビジネス状況、業界と市場のトレンド、世界経済と多様な地域の状況、マクロ経済要因、Napatechのレポートで報告されているその他のリスクと不確実性などが含まれます。このリリースに記載された将来の見通しに関する記述は、現在Napatechが入手可能な限定された情報に基づいたものであり、変更される可能性があります。また、Napatechが情報を更新するとは限りません。

Napatechの詳細については、Webサイト(http://www.napatech.com/jp)をご覧いただくか、以下にお問い合わせください。



投資家リレーション       
Niels Hobolt
+45 8853 7003
nh@napatech.com      

ナパテックジャパン株式会社
日本カントリーマネジャー
大岩 直樹
03 5326 3374
no@napatech.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

ナパテックジャパン株式会社
商号
ナパテックジャパン株式会社(ナパテックジャパンカブシキカイシャ)
代表者
大岩 直樹(オオイワ ナオキ)
所在地
〒163-1030
東京都新宿区西新宿3-7-1 西新宿新宿パークタワーN30F
TEL
03-5326-3374
業種
製造・メーカー(コンピュータ)
上場先
その他
従業員数
5000名未満
会社HP
http://www.napatech.com/jp

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.