2017年07月24日 10:30

ファイル無害化エンジン「Fast Sanitizer」とインターネット分離ソリューション 「SCVX」が連携

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社プロット(本社:大阪市北区、代表取締役社長:津島裕、略記:プロット)は、ファイル無害化エンジン「Fast Sanitizer」と、ジェイズ・コミュニケーション株式会社(本社:大阪府大阪市淀川区、代表取締役社長:愛須 康之、略記:ジェイズ・コミュニケーション)が提供するインターネット分離ソリューション SCVXを組み合わせ、両社共同でインターネット分離提案を強力に推進していく事を発表します。

株式会社プロット(本社:大阪市北区、代表取締役社長:津島裕、略記:プロット)は、ファイル無害化エンジン「Fast Sanitizer(ファスト サニタイザー)」と、ジェイズ・コミュニケーション株式会社(本社:大阪府大阪市淀川区、代表取締役社長:愛須 康之、略記:ジェイズ・コミュニケーション)が提供するインターネット分離ソリューション SCVX(エス・シー・ブイ・エックス)を組み合わせ、両社共同でインターネット分離提案を強力に推進していくことを発表します。

2017年5月に世界中を震撼させたランサムウェア「WannaCry」をはじめ、標的型攻撃、サイバー攻撃の進化とそれによる被害の拡大が止まりません。従来の「パターンマッチング」に依存するセキュリティ対策は限界にきているとともに、企業を防衛するために必要かつ適切なセキュリティ対策が求められます。今回、ジェイズ・コミュニケーションが提供する「SCVX」と連携する事で、論理的にインターネット接続系ネットワークと基幹系ネットワークを分離し、インターネット上から入手したファイルを「Fast Sanitizer」にて無害化の上、利用する事が可能になります。この連携により、インターネットの分離とファイルの無害化を同時に、ユーザーの利便性を損なうことなく行えるため、高度化する標的型攻撃対策として多くの組織にご活用いただけます。

Fast SanitizerとSCVXの連携イメージ
(1) SCVXにてインターネット接続系ネットワークと基幹系ネットワークを論理的に分離
(2) 社内PCからSCVX経由でインターネット上のWebサイトへアクセスし、ファイルをSCVXの仮想コンテナ内にダウンロード
(3) ファイル一覧画面から無害化したいファイルを選択し、「ファイル無害化」を実行
(4) SCVXからFast SanitizerへWEB-APIを介して対象ファイルを連携
(5) Fast Sanitizerが対象ファイルを無害化し、SCVXへ返却
(6) SCVXから、基幹系ネットワークに無害化済みファイルを持ち込む
この連携は、安価にインターネット分離を実現しながらファイルを無害化し、基幹系ネットワークへファイルを持ち込めるようにする事で、ゼロデイ攻撃などの未知の攻撃に対しての防御を行えるため、ユーザーの利便性を損なうことなく企業のセキュリティ強化への貢献を目指しています。今後は、両社のパートナーを通じて展開していき、各分野への標的型攻撃対策の提案を推進していきます。

連携開始日
2017年7月24日から

Fast Sanitizerについて
プロットが開発・提供する、ファイルから悪意のある可能性のある領域を除去し安全にする、純国産の「ファイル無害化エンジン」。Microsoft OfficeファイルやPDFファイル、画像ファイルから、マクロ領域やメタ領域・スクリプト領域を除去する事で、安全に利用できる状態に消毒を行う「ファイル無害化機能」を、SMB通信及びWEB-APIにて提供しています。このファイル無害化アルゴリズム(File Analyze & Sanitize Technology:略称FAS Technology)は、全国34都道府県、150を超える自治体に導入される実績があります。
2バイト言語ファイルでも高い原本保持性能を持ち、高速に無害化できる点。また、単一の仮想VMのみで動作する運用・導入の容易さが特徴。
[ウェブサイト:http://www.fastsanitizer.jp/]

インターネット分離ソリューション SCVXについて
ジェイズ・コミュニケーションが開発・提供する内部ネットワークとインターネットを論理的に分離する国産の「インターネット分離ソリューション」。仮想ブラウザによりインターネットと分離する事で多層防御では防ぎきれない情報漏洩対策、標的型攻撃やランサムウェア対策強化を実現します。汎用性の高いブラウザ(Firefox)を仮想ブラウザとして利用しているため、ユーザーの利便性を損なわず、優れたコストパフォーマンスを発揮し、小規模から大規模まで信頼性を確保したスケールアウトも可能です。ブラウザに特化した容易な管理により運用管理者の負荷も大幅に軽減します。昨年の自治体におけるネットワーク強靱化では100システムを超える導入実績があり、教育委員会や企業への導入も進んでいます。
[ウェブサイト:http://jscom.jp/scvx/]

プロットについて
1968年創業の開発会社。主な事業として、パッケージ製品の開発、クラウドサービスの運営を行っています。パッケージ製品・サービスとして、ファイル送受信の効率化、ファイル・メールの無害化対策、メールの誤送信対策、メールのアーカイブなどITを利用した企業間コミュニケーションの利便性や安全性を高めるソリューションを提供しています。

会社名 株式会社プロット
設立日 1968年1月
代表者 津島 裕
事業内容 セキュリティ製品・サービスの企画開発・販売、Webコンサルティング・システム開発、ITインフラ構築・運用
ホームページ https://www.plott.co.jp/
所在地
【大阪本社】〒530-0001 大阪市北区梅田3-3-20 明治安田生命大阪梅田ビル23F
【東京本社】〒108-0073 東京都港区三田3-11-36 三田日東ダイビル2F
【名古屋営業所】〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄1-3-3 AMMNATビル7F
【京都研究所】〒600-8815 京都市下京区中堂寺粟田町93 KRP6号館4F


ジェイズ・コミュニケーションについて
ジェイズ・コミュニケーションは、1995年4月に設立された、ネットワークセキュリティ、ネットワークインフラ技術に特化した企業で、セグエグループ株式会社(JASDAQ証券コード:3968)の中核事業会社です。ネットワークセキュリティに係るディストリビューション事業、インテグレーション事業、サービス事業を展開しています。

会社名 ジェイズ・コミュニケーション株式会社
設立日 1995年4月
代表者 愛須 康之
事業内容 セキュリティ製品及びITインフラ製品の輸入・販売、セキュリティソフトウェアの開発、ITシステムの設計・構築サービスの提供
ホームページ http://jscom.jp/
所在地
【東京本社】〒104-0033 東京都中央区新川1-16-3 住友不動産茅場町ビル
【大阪本社】〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島5-5-15 新大阪セントラルタワー南館
【名古屋営業所】〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-17-13 名興ビル7F
【福岡営業所】〒812-0027 福岡県福岡市博多区下川端町1-1 明治通りビジネスセンター 本館7F

ニュースリリース・Fast Sanitizerに関するお問い合わせ
株式会社プロット 広報担当:竹中、坂田
TEL:06-6341-8360、03-5730-1400
URL:https://www.plott.co.jp/

「SCVX」に関するお問い合わせ
ジェイズ・コミュニケーション株式会社 セキュリティプラットフォーム事業部 SCVX担当 黒澤、利田(かがた)
TEL:03-6222-5858
FAX:03-6222-5855
URL:htttp://jscom.jp

※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。
 その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

株式会社CYLLENGE
商号
株式会社CYLLENGE(カブシキガイシャサイレンジ)
代表者
津島 裕(ツシマ ユタカ)
所在地
〒530-0002
大阪府大阪市北区梅田3−3−20 明治安田生命大阪梅田ビル23F
TEL
06-6341-8360
業種
通信・インターネット
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
https://www.cyllenge.co.jp/

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.