2019年02月06日 10:30

戸栗美術館とのコラボレーションで、小1の児童が古伊万里に興味津々

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2019年1月30日(水)に自由が丘の体験学習施設「ABI-STA(アビスタ)@玉川聖学院」で、渋谷区松濤にある陶磁器専門美術館「戸栗美術館」との連携による初めての授業を行いました。
・ABI-STA  http://www.abi-sta.com/
・戸栗美術館 http://www.toguri-museum.or.jp/

当日は公益財団法人戸栗美術館ジェネラルマネージャー・学芸員の黒沢愛先生が授業を担当し、「ならべてみつけて、おさらいろいろ」と題して古伊万里の世界に基づく授業を行いました。

小学校1年生にとっては敷居の高い陶磁器の世界ですが、今回の授業のために戸栗美術館が作成した「古伊万里トランプ」の美しさに全員興味津々。青磁の色味が美しいという子もいれば、染付の角皿が一番のお気に入りという子もいて、まさに十人十色。大人の予想を良い意味で大きく裏切り、子どもたちの好みの違い、美しさに対する観点の多様さを示してくれました。
授業ではまず「古伊万里トランプ」を使い、七並べを行いました。
当初は七並べを通して伊万里焼の変遷や発展、また製作の過程について学ぶ予定でしたが、子どもたちからぽんぽんと質問が上がり、予定していた問いかけをせずとも全員が視覚的に伊万里焼の歴史や製作方法に気づき、自分なりの言葉で説明をしてくれました。
そのあとは「観察する」をテーマにクイズ形式で様々な古伊万里の図柄を分類したり、探したりと子どもたち同士で白熱したやり取りが行われていました。
最後はお気に入りの1枚をスケッチしました。全員が黙々と色鉛筆を使い、精緻な絵柄をワークシートに写しとり、色味を再現するために工夫を重ねていました。普段絵を描くのが苦手な男の子が、驚くような集中力を見せ、本物そっくりの力作を完成してくれました。
戸栗美術館の戸栗修館長より「古伊万里トランプ」や古伊万里の絵葉書もいただき、子どもたちは大喜びでした。
授業が終わっても子どもたちの熱は冷めず、お気に入りになった「古伊万里トランプ」で遊び続けていました。

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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