2019年09月09日 16:00

ビジネス・アクセラレーション・プログラム2019の受賞者決定  ~イノベーションとビジネスで社会課題解決を目指すスタートアップを支援~

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株式会社三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森崎孝、以下 MRI)が運営する未来共創イノベーションネットワーク(https://incf.mri.co.jp/ 以下 INCF)は、社会課題をイノベーションとビジネスで解決するための活動を展開しています。その一環として毎年実施している、「ビジネス・アクセラレーション・プログラム(BAP)2019」の最終審査会を9月6日に開催し、最優秀賞・三菱総研賞の各受賞者を決定しました。


MRIは、「100億人が豊かに暮らせる持続可能社会」を目標に、革新的技術とオープンイノベーションを活用してビジネスによる社会課題解決策の共創・実現を促すプラットフォーム“未来共創イノベーションネットワーク”を提唱し、事務局としてその運営にあたっています。
INCFでは、ビジネスによって社会課題解決を目指すための「ビジネス・アクセラレーション・プログラム2019」 を実施し、重点的に取り組む社会課題6領域「ウェルネス」「水・食料」「エネルギー・環境」「モビリティ」「防災」「教育・人財育成」を中心に、革新的な技術等を活用したビジネス案を広く募集しました。
124件の応募の中から、書類審査とプレゼンテーション審査を経て、インパクトの大きい社会課題を解決するビジネス案の7チームを「ファイナリスト」に選出し、約1ヶ月半にわたりビジネスの加速を図るためのメンタリングを実施しました。また、技術またはビジネスモデルに優れた製品・サービスを提案した2チームを別途「奨励賞」に選出しました。
9月6日に行われた最終審査(ビジネス・アクセラレーション・プログラム・アワード)では、ファイナリスト7件のピッチ(プレゼンテーション)を行い、国内外の有識者・専門家5名(INCFアドバイザリーボードメンバー)による厳正な審査の結果、以下の受賞者を決定しました。
MRIでは、本アワード終了後も、受賞者やファイナリストをはじめ、本プログラムに応募された皆さまをさまざまな形で応援していきます。
最優秀賞を受賞した株式会社アクティベートラボ

三菱総研賞を受賞したBionicM株式会社

特別賞を受賞した株式会社フィッシュパス

ファイナリストおよび奨励賞獲得者


■ 受賞者
<最優秀賞>
提案者: 株式会社アクティベートラボ
提案タイトル: カラダが不自由な人が諦めなくて良い社会を作る
受賞理由: 身体障害部位と疾患でマッチングする身体障害者特化属性情報「ブイくん」をベースとした、身体障害者支援サービスを提供。解決すべき社会課題が非常に明確であり、特に障害者法定雇用率向上が期待できるビジネスのポテンシャルを評価。

<三菱総研賞>
提案者: BionicM株式会社
提案タイトル: 義足ユーザーのモビリティを一変させるロボティック義足
受賞理由: 義足ユーザーの動作をサポートするパワーアシスト付ロボット義足を開発。海外市場、特に中国市場への進出も視野に入れ、実現性の高いソリューションを展開することで、今後さらなるスケールアップが期待できるとして評価。

<特別賞>
提案者: 株式会社フィッシュパス
提案タイトル: あの川の未来を創る遊漁券オンラインシステム『フィッシュパス』
受賞理由: 遊漁券オンライン販売システムを軸に、同システムのGPS連動機能を活用することで、漁場整備、防災安全、観光などの地域情報発信サービスを提供。着実にスケールアップしているビジネスであり、収集したGPSデータによる、地域活性化への貢献可能性のポテンシャルを評価。

■ ファイナリスト(上記の各受賞者を含む)(社名五十音順)
・ 株式会社アクティベートラボ 「カラダが不自由な人が諦めなくて良い社会を作る」
・ KAICO株式会社 「カイコによる医療品タンパク質の開発」
・ 株式会社クォンタムオペレーション「継続的に複数バイタルデータ取得実現イノベーション」
・ seak株式会社 「農業フランチャイズモデル『LEAP』」
・ 株式会社ディーピーエス 「DualPole技術による低濃度残留金属の高速リサイクル事業」
・ 株式会社フィッシュパス 「あの川の未来を創る遊漁券オンラインシステム『フィッシュパス』」
・ BionicM株式会社 「義足ユーザーのモビリティを一変させるロボティック義足」

■ 奨励賞受賞者
・ テンクー株式会社 「がんゲノム医療のAIソリューションChrovis」
・ 日本農業株式会社 「日本産農産物の生産、海外輸出、販売にかかる業務」

■ 最終審査委員一覧
審査委員長
・ 小宮山 宏 株式会社三菱総合研究所 理事長
審査委員(順不同)
・ リチャード・ダッシャー氏 スタンフォード大学 米国・アジア技術マネジメントセンター 所長
・ 鎌田 富久氏 TomyK Ltd. 代表 (株式会社ACCESS 共同創業者)
・ 椙山 泰生氏 京都大学 経営管理大学院 教授
・ 宮城 治男氏 NPO 法人 ETIC. 代表理事



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本件に関する問い合わせ先

株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
【内容に関するお問い合わせ】
オープンイノベーションセンター 加藤、永井
電話:03-6858-3557  メール:incf@mri.co.jp
【取材に関するお問い合わせ】
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電話:03-6705-6000  メール:media@mri.co.jp

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会社概要

商号
株式会社三菱総合研究所(ミツビシソウゴウケンキュウショ)
代表者
籔田 健二(ヤブタ ケンジ)
所在地
〒100-8141
東京都千代田区永田町2-10-3 
TEL
03-6705-6000
業種
コンサルティング・シンクタンク
上場先
東証一部
従業員数
5000名未満
会社HP
https://www.mri.co.jp/index.html

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