2019年10月08日 13:00

日本近視学会(日本眼科学会関連団体)による『第17回 国際近視学会』の開催報告

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近視および病的近視の治療の学術研究を推進している日本近視学会は、2019年9月12日(木)~15日(日)に第17回国際近視学会を開催しました。
多くの皆様にご参加いただき、無事盛会のうちに終了いたしました。
国際近視学会では世界から有数の専門家を招き、日本からも近視の診療研究をリードする専門家が一堂に会して、様々な議論を行いました。
日本における近視対策は他国より明らかに後れをとっており、早急にコントロールポリシーの作成と具体的な検診システムの構築が急がれる結果となりました。
最終日には、日本の眼科医療関係者を対象とした、小児の近視治療に対する今後の取り組みが4時間の特別セッションとして行われ、検診、治療、長期計画、行動指針などの議論が行われました。
日本では手術治療や薬物治療などの成人後の治療は最先端ですが、小児期における近視抑制については、世界から後れをとっていると言わざるを得ません。
日本以外のアジアやその他の各国では、成人後に強度近視になってからでは遅いと言う考えから、小児期でのスクリーニング、患者選択、予防治療の開始など細かなガイドラインが決められており、大規模な臨床試験による治療法の確立、そして新しい治療の組み合わせを研究されています。

日本国内では眼鏡を作ること一つにしても完全に矯正するのか、弱めに矯正するのかなど、未だに意見は分かれています。
このような状況から、日本も世界と歩調を合わせ、成人の近視に限らず小児の近視に対しても取り組む事が、今後の眼科医療現場への課題と感じさせられる学会となりました。

【開催概要】
名称:The 17th International Myopia Conference(第17回国際近視学会)
日時:2019年9月12日(木)~15日(日)
会場:東京医科歯科大学 M&Dタワー2階 鈴木章夫記念講堂(〒113-8510 東京都文京区湯島1-5-45 TEL:03-3813-6111(代) )
会長:大野 京子(東京医科歯科大学眼科学教室 教授)
主催:日本近視学会 Brien Holden Vision Institute
後援:公益財団法人日本眼科学会 公益社団法人日本視能訓練士協会 日本小児眼科学会
開催ページ:https://convention.jtbcom.co.jp/17imc/ja/index.html

【運営事務局・お問い合わせ先】
運営事務局:第17回国際近視学会 運営事務局
株式会社JTBコミュニケーションデザイン ミーティング&コンベンション事業部内
所在地:〒541-0056 大阪市中央区久太郎町2-1-25 JTBビル7階
TEL:06-4964-8869
FAX:06-4964-8804
E-Mail:17imc@jtbcom.co.jp
※土日祝日および時間外でのお問い合わせは、E-mailもしくはFAXでお願いいたします。

【学会概要】
団体名:日本近視学会
代表者:理事長 大野 京子
所在地:大阪市中央区久太郎町2-1-25 JTBビル7階
TEL:06-4964-8869
FAX:06-4964-8804
URL:http://www.myopiasociety.jp

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  • 医療、福祉

会社概要

商号
日本近視学会(ニホンキンシガッカイ)
代表者
大野 京子(オオノ キョウコ)
所在地
〒532-0024
大阪府大阪市淀川区十三本町1-14-20 十三日和ビルⅤ 3階
TEL
06-6195-6723
業種
医療・福祉・健康関連
上場先
未上場
会社HP
http://www.myopiasociety.jp/

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