2019年10月10日 12:00

アバイア、クラウドへの移行加速に向け、RingCentral社との戦略的パートナーシップを発表

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5億ドルの自社株買い戻し承認と2億5,000万ドルの負債返済も発表



● 最新のUCaaSソリューション「Avaya Cloud Office by RingCentral」を提供開始し、アバイアのポートフォリオを拡大
● RingCentral社がアバイアの独占的なUCaaSソリューション・プロバイダーに
● アバイアのUC/CCのグローバルな顧客企業とパートナーに対し、今後はパブリック、プライベート、ハイブリッドのフルスイートソリューションを展開
● 成長戦略の実行とクラウドへの移行を加速
● RingCentral社は、優先株式出資1億2,500万ドルと、将来的な支払いおよび特定のライセンス権を目的とした前払金3億7,500万ドルの計5億ドルを拠出
● 資本配分アクションを通じ、アバイアの株主には新たな価値を提供



米アバイア・ホールディングス(本社:米カリフォルニア州サンタクララ、プレジデント 兼 最高経営責任者(CEO):ジム・チリコ、以下「アバイア」)は本日、グローバルなエンタープライズクラウド・コミュニケーション/コラボレーション/コンタクトセンター製品のリーディング・プロバイダー、RingCentral, Inc.(NYSE:RNG)との戦略的パートナーシップを発表しました。今回の独占的パートナーシップを通じ、アバイアは今後、最新のグローバルなユニファイド・コミュニケーション・アズ・ア・サービス(UCaaS)ソリューションである「Avaya Cloud Office by RingCentral」(以下「Avaya Cloud Office」)を提供する予定です。

このAvaya Cloud Officeによって、アバイアのポートフォリオは拡大し、顧客企業12万社以上、UC回線1億件以上、CCユーザー500万人以上から成る、世界180カ国以上のグローバルな顧客基盤に対し、UC、CC、UCaaS、CCaaSのフルスイートソリューションを提供します。

アバイアのプレジデント兼CEOであるジム・チリコ(Jim Chirico)は、次のように述べています。「今回のアバイアとRingCentral社の共同投資・コミットメントによって、Avaya Cloud Officeを市場に提供できるようになり、お客様やパートナー様のクラウド移行を強力に推進することができるようになります。また、お客様やパートナー様へ魅力的な価値を提供するという点で、当社の事業の中で収益化されていない多くの部分からも、価値を引き出す機会が得られます。今回の補完的なパートナーシップは、大規模な変革をもたらすきっかけであり、アバイアにおけるTAM(実現可能な最大の市場規模)を拡大すると同時に、アバイアとRingCentral社の双方に有意義な価値をもたらすと考えています。」

Avaya Cloud Officeは、RingCentral社の業界をリードするUCaaSプラットフォームとアバイアのテクノロジー、サービス、移行能力を組み合わせることで、高度に差別化されたUCaaSソリューションを実現します。Avaya Cloud Officeの提供開始は、2020年第1四半期を予定しています。

RingCentral社の創設者で、会長兼CEOを務めるヴラッド・シュムニス(Vlad Shmunis)氏は、次のように述べています。「この戦略的パートナーシップは、アバイアとRingCentral社のそれぞれの強みを活かし、差別化したソリューションを提供します。ユーザー1億人以上、パートナー4,700以上というアバイアの導入基盤に対し、RingCentralの業界をリードするUCaaSプラットフォームを提供し、両社の長期的な成長機会を実現できることは、大きな喜びです。」

アバイアのチリコは、さらに次のように述べています。「包括的な検証の結果実行している現在の戦略的なアクションは、新たな成長機会を生み出し、株主に資本を還元し、バランスシートのレバレッジを解消するものです。この明確な方向性に基づいて、テクノロジーとイノベーションへのさらなる投資を進めることで、当社の大切なお客様とパートナー様には、今後も最先端のソリューションをお届けします。」

資本配分の優先順位
アバイア取締役会の承認を受けた自社株買い戻しプログラムの下、アバイアは最大5億ドルの同社普通株を購入することができます。さらに、タームローンBの下、2億5,000万ドルの不良債権元本を支払う計画も発表しました。

取引条件
アバイアとのパートナーシップに対し、RingCentral社は5億ドルを拠出します。そのうち1億2,500万ドルの投資は、1株あたり16ドルで交換可能な3%の償還優先株式であり、転換株式数ベースでアバイアの約6%のポジションに相当します。RingCentral社はさらに、将来的な支払いと特定のライセンス権を目的とした、主に株式による3億7,500万ドルの前払金をアバイアに支払います。

時期および承認
今回の取引は、慣習的な完了条件と規制当局の承認に基づき、2019年(暦年)第4四半期中の完了を予定しています。アバイアまたはRingCentral社の株主の承認は本取引には不要です。なお、両社の取締役会は、本取引を全会一致で承認しています。

顧問
アバイアの独占財務顧問はJ.P.モルガン、法律顧問はカーククランド&エリス法律事務所が担当します。

アバイア(Avaya Inc.)について
ビジネスはそれを提供する側のエクスペリエンスに基づいて構築されており、毎日何百万ものエクスペリエンスがアバイア(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ)によって構築されています。アバイアは、100年以上にわたり、お客様とその顧客にインテリジェントなコミュニケーション体験を創造することで、世界中のあらゆる組織における成功を支援してきました。アバイアは、コミュニケーションとコラボレーションを強化し簡素化するため、クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境に柔軟に展開できる、オープンで統合された革新的なソリューションを提供します。お客様のビジネスの成長のために、イノベーション、パートナーシップ、そして、未来のテクノロジーの開発に注力しています。お客様が信頼できるテクノロジー企業として、「真のエクスペリエンス」の提供を支援します。詳細は、アバイアのWebサイトhttp://www.avaya.com をご覧ください。
日本アバイア ウェブサイト:http://www.avaya.com/jp
日本アバイアFacebook:https://ja-jp.facebook.com/avaya.jp

※AvayaおよびアバイアのロゴはAvaya Inc.の登録商標です。
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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

日本アバイア株式会社
商号
日本アバイア株式会社(ニホンアバイアカブシキカイシャ)
代表者
土屋 喜嗣(ツチヤ ヨシツグ)
所在地
〒107-0052
東京都港区赤坂2-17-7 赤坂溜池タワー3F
TEL
03-5575-8822
業種
通信・インターネット
上場先
未上場
会社HP
http://www.avaya.com/jp/
IR情報
http://www.avaya.com/investors/overview/

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