2020年03月05日 13:30

サプライチェーンの流動性改善と供給リスク低減のため、スタンダードチャータード銀行とインフォアが戦略的提携

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サプライチェーンの流動性改善と供給リスク低減のため、スタンダードチャータード銀行とインフォアが戦略的提携
~ Infor Nexusにより、金融サプライチェーンをデジタル化する戦略的な合意を締結 ~

 国際的に事業を展開する大手銀行グループであるスタンダードチャータード銀行< https://www.sc.com/en/ >と、あらゆる業界に特化したクラウド型業務ソフトウェアを展開する米Infor(以下インフォア)< https://www.infor.com/ja-jp >は、同行の顧客にインフォアのクラウドコマースネットワーク「Infor Nexus」< https://www.infor.com/ja-jp/products/infor-nexus >を提供するという戦略的提携に合意したことを発表します。金融サプライチェーンをデジタル化することで、同行の顧客は、サプライチェーンの遅延と摩擦を最小化でき、サプライヤは資金調達能力を向上できます。
Infor Nexusとスタンダードチャータード銀行のチームの写真

 Infor Nexusは、これまで手作業で行われてきた発注書や請求書、輸送書類などの、様々な商取引文書のデータ照合プロセスを変革します。取引過程の重要な局面でサプライヤが迅速に資金調達できるようになり、貿易融資サイクルが短縮され、結果として商品の納期が保証されます。

 インフォアの米州担当ゼネラルマネージャーであるRod Johnsonは、次のように述べています。
「自動化されていない従来環境では、請求書の承認が完了するまでに数週間かかることもあり、サプライヤの運営が圧迫され、バイヤとサプライヤの関係にも不和が生じていました。請求書照合に時間がかかると、貿易融資サイクルも遅くなり、サプライヤが高品質な商品を期日通りに納品するために必要な資本を調達できなくなります。」

 スタンダードチャータード銀行のオープンアカウントトレード商品管理部門のグローバル部門トップであるMichael Sugirin氏は、次のように述べています。
「大企業は、高度な基幹業務システム(ERP)によりある程度の自動化を実現していますが、こうした文書照合に利用するデータの約80%は、社外の関係者から入手する必要があります。手作業の照合プロセスは時間がかかり、貿易融資サイクルの遅延につながることが多く、結果的に、大半が中小企業であるサプライヤの運転資金の資金調達に影響します。今回の戦略的提携は、このギャップを解消し、資本関連コストやサプライチェーンのリスクを回避することにつながります。」

 スタンダードチャータード銀行は今回の戦略的提携により、顧客のニーズに応じてインフォアおよびInfor Nexusのネットワークを照会することで、世界中で65,000社が利用するネットワーク上で、顧客が文書と業務プロセスを電子化し、自動照合できるように支援します。Infor Nexusは、顧客に幅広い金融サービスを提供するだけでなく、バイヤの当てがいないサプライヤでも、グローバルでオンボーディングや継続的なサービス、サポートを受けることができます。さらに、スタンダードチャータード銀行は本提携により、非効率な調達や支払処理を改善するデジタルトランスフォーメーションソリューションを進め、顧客との関係強化と、同行自身の変革と成長を実現します。

 Michael Sugirin氏は、次のように続けています。
「私たちは、お客様に信頼されるパートナーとして、買掛金処理の迅速化と輸出売上の促進によりお客様のデジタル化を支え、結果としてお客様の運転資金サイクルを改善することを目標としています。大量の取引文書が発生するような当行の新興市場に適合するサービスを提供するだけでなく、持続可能でインテリジェントなサプライチェーンのための取り組みを共有できるインフォアのプラットフォームによって、本提携が進められることを嬉しく思います。」

※当リリースは、2020年2月6日にシンガポールで発表されたリリースの抄訳をベースにしています。
https://www.infor.com/news/standard-chartered-infor-nexus

スタンダードチャータード銀行について
スタンダードチャータード銀行は、世界で最も活発的な60の市場に進出し、さらに85の市場で顧客にサービスを提供する国際的な大手銀行グループです。同行は、独自の多様性を通じて商業取引とその繁栄を促進することを目的としており、その伝統と価値は同行が掲げるブランド公約である 「Here for good」 に表現されています。スタンダードチャータードPLCは、ロンドン証券取引所、香港証券取引所、ボンベイ証券取引所、インド証券取引所に上場しています。
さらに詳しい情報や専門家の意見については、同行のウェブサイトsc.com
https://www.sc.com/en/ >のインサイトのページ< https://www.sc.com/en/insights/
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インフォアについて
インフォアは、クラウドを用いた業界特化型のビジネスアプリケーションにおけるグローバルリーダーです。17,300人を超える社員が、170か所以上の地域で68,000以上のお客様を支援しています。インフォアのソフトウェアは、お客様の業務の進化に向けたデザインとなっています。さらに詳しくは< www.infor.com >(英語)をご覧ください。

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インフォアジャパン株式会社(インフォアジャパンカブシキガイシャ)
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所在地
〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル16階
TEL
03-4520-0700
業種
ソフトウエア
上場先
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従業員数
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