意識的に泣いてストレスを解消する『涙活(るいかつ)』を行う感涙療法士の吉田 英史は、2020年5月29日に、株式会社ベネッセホールディングスの社内有志組織 One Benesse主催で、オンライン涙活講座を実施します。
※One Benesse
ベネッセグループの有志たちが2015年に立ち上げた、社員同士が有機的につながり合い、まなび合い、とがり合うことで、企業理念である「Benesse=よく生きる」の実現を目指す組織です。
※One Benesse
ベネッセグループの有志たちが2015年に立ち上げた、社員同士が有機的につながり合い、まなび合い、とがり合うことで、企業理念である「Benesse=よく生きる」の実現を目指す組織です。
■泣く活動『涙活』について
涙活とは、意識的に泣くことでストレスを発散する健康法です。涙を流すことによって、自律神経が緊張や興奮を促す交感神経から、脳がリラックスした状態である副交感神経が優位な状態へとスイッチが切り替わります。交感神経とは、身体を動かしたり、緊張したり、ストレスがかかっている時に働く神経です。一方、副交感神経は、寝ている時やリラックスしている時、体力を回復する際に働きます。通常、起きている時には交感神経が優位に働いていますが、泣くとリラックスしている時と同じ副交感神経が優位な状態になります。すると、脳も癒され精神的なストレスまでもが解消されていきます。
■「涙」がもつ力を広めるために
吉田が『涙活』を始めたきっかけは、高校教師時代に経験した生徒達とのやりとりにあります。様々な感情を出しながら相談をするたくさんの生徒の中で、泣きながら相談をする生徒は他の生徒とは異なり、何度も同じ相談をしてくることがありませんでした。
ここから「涙には何か力がある」と考え、様々な文献を調べるうちに涙の持つ浄化作用が科学的にも立証されていることを知り、東邦大学医学部の有田 秀穂先生と感涙療法士という資格を作りました。
■感染症予防対策にも、涙を流すことが有効である理由
泣くことによって、免疫力を左右するリンパ球が活性化し、身体の中から病気の原因となるウイルスを撃退してくれます。また、同時に体表面を守る免疫物質IgAの活動も高まり、目や口などから侵入するウイルスをブロックし、感染症にかかりにくくなります。つまり、泣くことによって身体が内と外から強化され、様々な病気の予防に繋がります。
■在宅勤務等で今増えている「テクノストレス眼症」の予防にも
長時間、コンピュータやテレビゲーム、携帯電話などの画面を見ていると、目に疲れが出たり、肩や首、腕が凝ったりしてきます。人によっては、心的にイライラしてきたり、不安な気持ちになったりします。そんな症状に悩まされている人は、「テクノストレス眼症」かもしれません。パソコンなどのディスプレイを使った作業が原因で、目をはじめ心身に影響が出る疾患です。症状がひどくなれば、涙の量が少なくなり眼球の表面が乾燥し、傷や障害が生じやすくなる「ドライアイ」や「心身症」などの病気を引き起こすことにもなりかねません。涙を流して目に潤いを与え、ストレス解消をしましょう。
■“働き方改革”でも解消が難しいメンタルヘルスケアの重要性
現在、働き方改革やストレスチェックの義務化などで労働環境の改善に努める企業が増える一方、これまで同様、もしくはそれ以上の長時間労働・休日出勤が発生し、肉体的精神的にも消耗している労働者も多く見受けられます。これは学校の教員も例外ではなく、また、健康教育というかたちで、児童に向けても文部科学省が力を入れています。
しかし、メンタルヘルスケアの改革が中々うまく進んでいない現状も見受けられます。完全にストレスのない環境に身を置くことが難しい以上、各自がストレスをうまく解消する方法を見つけることも重要だといえます。講座では、ストレス社会の構造及び、どのように涙活を生活に取り入れていくかお伝えします。
■講座で、効果的に涙を流す方法をアドバイス
効果的に泣くには、自分だけの泣きのツボを見つけることが必須です。泣けるツボは人によってそれぞれ異なります。恋愛もの、家族もの、動物もの、アスリートものなど自分が泣ける分野を知っておくと泣ける題材を見つけやすくなります。講座では、泣きやすい体質にするためにクライエントの泣きのツボの見つけ方をアドバイスします。コロナの影響で、家にいる時間が長くなっています。クライエントが家で実践できる涙活の方法についてもお話します。
■講座概要
日時:2020年5月29日(金) 20:00~21:30
対象:会社員、主婦、学生等100名
実施方法:オンライン(WEB会議アプリZOOM使用)
■吉田 英史(よしだ ひでふみ)プロフィール
1975年生まれ。早稲田大学で、心理学、教育学を学び、同大学院で、人材マネジメントを研究。
高齢者福祉施設、学校勤務を経て、現職に。高校教師時代に、相談に来る生徒たちを見ていて、相談中に泣き出す生徒ほど、早く立ち直っていくことから、「涙は人をスッキリさせて、立ち直らせる効果がある」ことに注目していた。
2013年から「涙活」をスタート。認定資格「感涙療法士」を医師、脳生理学者で、東邦大学医学部名誉教授の有田 秀穂氏と創設。感涙療法士として、学校(生徒・先生・PTA向け)、病院(患者・医師や看護師等の医療関係者向け)、企業、自治体において、涙活セミナーや講演会を実施している。通称、なみだ先生。元高校教師・スクールカウンセラー。
参考記事
・自分の「泣きのツボ」を知り、1週間に1回、涙を流そう (PHP研究所『THE21オンライン』2020年2月18日 メンタルヘルス特集)
https://shuchi.php.co.jp/the21/detail/7329
・泣くほどストレスに強くなる?「涙活」の魅力(『商業界ONLINE』2019年7月15日 サッポロビール社で社員に向けて涙活セミナー)
http://shogyokai.jp/articles/-/1853
参考映像
・涙活でストレス解消(ちたまるナビ 2019年12月2日 教職員組合で小中学校の先生に向けて涙活セミナー)
https://www.chitamaru.jp/movie/113121/


